伊勢原駅とは (イセハラエキとは) [単語記事]

概要

島式ホーム2面4線を有する地上駅。橋上駅舎(1967年供用開始)を持ち、改札・トイレは2階にあるほか、南北自由通路には「小田急マルシェ」が整備されている。かつてホーム上屋が3～6両分しか無かったが、2012年に延伸が完了した。ホーム～改札間はエレベーターを整備したが、エスカレーターは未整備。利用者数は小田急電鉄全70駅中21位(2023年)。

かつてはロマンスカーの定期列車は全て通過していたが、2016年のダイヤ改正より大山観光の便宜を図るため一部のロマンスカーが停車するようになった。これに加えて紅葉・GWなどの観光シーズンに合わせて千代田線直通の臨時ロマンスカーも毎年運行されている。
その他の種別は全て停車するが、日中は快速急行・急行がほとんどで、準急系種別は紆余曲折の末、通勤準急が平日朝上り2本のみ残る。
2018年 3月17日のダイヤ改正からは、千代田線・JR 常磐線直通列車が到達する最西端の駅となっている。

南北自由通路と出口を結ぶエスカレーターは2008年 4月に設置されている。北口側の階段途中には観光案内所がある。

番線	路線	行き先
1	小田原線	■新松田・小田原方面(副本線) ■登戸・新宿・千代田線綾瀬方面(当駅折返しのみ)
2		■新松田・小田原方面(本線)
3・4		■登戸・新宿・千代田線綾瀬方面(小田原等始発列車)

※3番線が本線、4番線が副本線(待避線)

種別	隣の駅：上り (登戸・新宿方面)	当駅	隣の駅：下り (新松田・小田原方面)
快速急行・急行・通勤準急・各駅停車	愛甲石田駅 (OH 35)	伊勢原駅 (OH 36)	鶴巻温泉駅 (OH 37) ※通勤準急は運行されない。

伊勢原市の中心だが、駅から少し離れると住宅街に緑が混じるのどかな風景がある。商業施設は南口の密度が高いが、市役所・ホール等は北口側で、当駅からはやや距離がある。神奈中バスが多数発着するバス乗り場は、行先によって南口・北口に分かれている。
北口には「大山阿夫利神社」の鳥居があるように「大山(標高1252m)」の最寄り駅であり、休日には登山客やハイキング客で混雑する。もっとも登山口へはバス利用が必須。

小田急電鉄・相模大野管区本厚木管内
管理駅	所属駅
本厚木駅	愛甲石田駅　-　伊勢原駅