和田町駅 単語


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和田町駅とは、神奈川県横浜市保土ケ区にある相鉄本線駅番号SO 06

概要

和田町駅
わだまち - Wadamachi
基本情報
所在 神奈川県横浜市保土ケ向町4
駅番号  SO 06 
所属事業者 相鉄本線相模鉄道
所属路線 相鉄本線本線
構造 地上
ホーム 相対式2面2線
乗降人員 14,318人/日
(2023年度)
開業年 1952年8月15日
備考
駅テンプレート

には、相鉄本線横浜駅発着の各駅停車のみ停する。
本数(2024年3月16日現在)は、日中は6本/時、平日夕のラッシュ時は上り最大8本/時(8・17時台)、下り最大10本/時(7時台)である。

駅構造

2面2線の相対式ホームを有する地上であり、駅舎横浜方面寄りに存在する。なお、両ホームとも海老名方面寄りに狭隘な箇所があるが、上りホームの方がより狭い。
駅舎近傍の星川8号踏切を挟んで北口と南口がある。両口は通り抜けできるため、ラッシュ時など踏切が開かない場合は自由通路として利用できる。

ホーム及び北口と改札階を結ぶエレベーター計3基が設置されているほか、下りホーム中ほどには多トイレが設置されているなど、一定のバリアフリー対応がなされている[B]

2024年7月28日始発より両ホームホームドア運用が開始された[1]

歴史

1927年5月31日、今の相鉄の前身となる神中鉄道株式会社により星川現在上星川駅)~北程ケ谷現在星川駅)間が単線で開通[2]したことにより、当所在地を含む区間の営業開始。

1930年9月10日星川北程ケ谷間に常磐園下(旧称)として天王町・新川島(止)停留所とともに開業[3]
なお、『相鉄グループ100年史』によると、この3が開業した昭和初期は不況の最中にあり、そのあおりを受けて神中鉄道による利出荷事業が低迷し貨物運輸収入が減していたため、代替となる旅客輸送強化に取り組んでいたこともこれら3開業の背景にある[4]

常磐園下第二次世界大戦中の1944年に休止となり、約14年間の営業というとなった。止当時の常磐園下現在の位置から約200mほど横浜駅寄りの横浜新道との交差地点付近にある相鉄バスの折返し場付近exitに存在した[5]。なお休止直前の1942年6月1日、常磐園下を含む横浜西谷間の電化[6]が行われたほか、1943年4月1日には相模鉄道による神中鉄道の吸収合併が行われ[7]相模鉄道となった。

1952年8月15日現在の場所に移転し和田町駅として復活。なお、復活までの間に当所在する区間の西横浜上星川間の複線化(1951年11月18日)が了している[8]

1963年12月16日、和田町駅北口が新設される [9]

1969年4月14日、和田町駅の駅舎完成[10]

2005年3月26日、前述のエレベーター3基及び多トイレの使用開始を含む和田町駅改良工事が完成[11]

2021年10月2日、「お客さまご案内システム」を導入し改札窓口における係員の配置を[12]

2022年8月10日AI画像解析技術を活用したお客様サポートを開始(上星川駅と同時)[13][14]

2024年7月28日ホームドア運用開始[15]

駅周辺

付近は商店などが並んでいるものの、基本的には急斜面や丘陵地も含め住宅地が広がっている。

北口方面(保土ケ谷区和田・常盤台など)

北口を流れる帷子を跨ぐ和田を渡って国道16号線までの約200mは和田商店となっており、昔ながらの商店飲食店、学習塾、コンビニドラッグストアなどが軒を連ねる。

の北側へ徒歩約20分坂を上った先にある横浜国立大学の最寄の一つであり、周辺は学生としての性格を帯びる。その途中には地名「和田(旧称:和田わだちょう [16] )」の由来となった「和田稲荷明神[17]明治時代の実業 岡野欣之助が所有した別荘「常磐園」跡地の一部に整備された常盤公園が存在する[18]

南口方面(保土ケ谷区仏向町など)

付近にはスーパーマーケットコンビニドラッグストア飲食店などが駅前を通る道道(すいどうみち)沿いに集まっている。

から南方面に向かって坂を上ると、日本住宅公団により供給された旧向町団地の敷地に新たに建設されたマンション群(現コンフォー向町など)が広がっている。

また、保土ヶ公園も近隣に所在するが、星川駅からの方がアクセスしやすい。

路線バス

南口側駅前道道に「和田町駅」停留所、北口の国道16号線に「和田」停留所がそれぞれ設置されている。

相鉄バス16・19系統は2022年3月31日まで和田町駅停留所を起終点としていたが、2022年4月1日星川駅前広場の開業に伴い、いずれも星川駅停留所に起終点が変更されている[19]

運行中のバス(2025年2月22日現在)

バス停 会社名 のりば 系統名 行先 時刻表
和田町駅 相鉄バス 星川駅方面 16・19 星川駅横浜駅西口 相鉄バスexit
沢町方面 16・19 西原住宅・ヶ峰南口 / 新ケ丘団地
横浜市バス 星川駅方面 22・220・33 星川駅保土ケ谷駅西口・保土ケ庫前 市営バスexit
向町方面 22・220・33 星川駅保土ケ谷駅西口
和田 神奈川中央交通 洪福寺方面 5・62・121・
横4・横51・
横52
横浜駅西口 / 保土ケ谷駅西口 神奈中exit
星川方面 5・62・121・
横4・横51・
横52
若葉台中央 / 千丸台団地・千丸台集会所 /
新横浜駅前 / 鶴間駅東口 / 中山駅
相鉄バス 洪福寺方面 10 横浜駅西口 相鉄バスexit
星川方面 10 よこはま動物園
横浜市バス 洪福寺方面 201209
92(急行)
横浜駅西口・保土ケ庫前 市営バスexit
星川
三ツ沢方面
202・208
92(急行)
横浜駅西口沢下 / 団地中央

関連動画

 

隣の駅

相鉄本線 相鉄本線各駅停車
1番線
二俣川駅方面
←    → 2番線
横浜駅方面
上星川駅
SO 07
和田町駅
SO 06
星川駅
SO 05

快速通勤急行特急通過

外部リンク

主な文献

関連項目

    脚注

    1. *相鉄ホールディングス株式会社,2024年7月2日公開,"和田町駅のホームドアの運用を開始します",2025年2月21日最終閲覧exit
    2. *[資料C]p.21及びp.377より引用
    3. *[資料C] p.26及びp.377より引用
    4. *[資料C]p.26より引用
    5. *相鉄ホールディングス株式会社,公開日不明,「ぶらり発見!そうにゃんだー! 和田町」,2025年2月22日最終閲覧exitより
    6. *[資料C] p.29及びp.378より引用
    7. *[資料C] p.32及びp.378より引用
    8. *[資料C] p.44及びp.379より引用
    9. *[資料C] p.381より引用
    10. *[資料C] p.104及びp.383より引用
    11. *[資料C] p.227より引用
    12. *[資料A] p.67より引用
    13. *相模鉄道株式会社,2022年8月8日発表,「和田町駅・上星川駅におけるAI画像解析技術を活用したお客さまサポートの開始について」,2025年2月22日最終閲覧exit
    14. *[資料A] p.67より引用
    15. *相鉄ホールディングス株式会社,2024年7月2日公開,"和田町駅のホームドアの運用を開始します",2025年2月21日最終閲覧exit
    16. *横浜市市民局,2024年9月19日最終更新,「横浜市の町名一覧 保土ケ谷区」2025年2月22日最終閲覧exit
    17. *田中大輔,2012年5月21日公開,『はまれぽ.com』,「保土ケ谷区の和田町の由来は和田義盛って本当?」,2025年2月22日最終閲覧exit
    18. *相鉄ホールディングス株式会社,公開日不明,「ぶらり発見!そうにゃんだー! 和田町」,2025年2月22日最終閲覧exit
    19. *相鉄ホールディングス株式会社,2022年3月18日公開,「星川駅駅前広場の開業に伴う、各種変更のお知らせ」,2025年2月22日最終閲覧exit
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