因美線とは、鳥取県と岡山県を結ぶ西日本旅客鉄道(JR西日本)の路線である。
因美線 | |
基本情報 | |
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運行事業者 | 西日本旅客鉄道 |
総路線距離 | 70.8km |
総駅数 | 19駅 |
路線記号 | B |
軌間 | 1,067mm |
使用車両 | キハ47、キハ120 キハ126系 キハ187系 HOT7000系 HOT3500形 WT3000/3300形 |
最高速度 | 110km/h |
部分開業日 | 1919年12月20日 (鳥取駅-用瀬駅) |
全線開業日 | 1932年7月1日 |
備考 | |
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路線テンプレート |
山陰本線鳥取駅と姫新線東津山駅とを結ぶ路線で、鳥取駅~智頭駅間は陰陽連絡線としても機能している(※かつては急行「砂丘」「みささ」が走っていたが、智頭急行が開業した為現在の状況となっている)。
現在では前述のように智頭駅を境にして路線の役割が異なる事もあり、全線を走破する列車は設定されていない。民営化後しばらくして支社境界となる駅を那岐駅から智頭駅に変更したため、智頭駅で管轄支社が代わる状態(鳥取駅~智頭駅は米子支社、智頭駅~東津山駅は岡山支社が管轄)であった。が、2022年秋の中国統括本部設置に伴い、智頭駅~那岐駅間が鳥取鉄道部管理に再変更された。ただし、現在も「岡山支社」と表記された機器類が残存している。
ちなみに、智頭急行との共用区間を米子支社の管轄に含めている関係で、線路上での支社境界は閉塞区間上となっていた。路線記号は「B」。
なお、JR西日本のローカル線ではお馴染みになりつつある速度規制も岡山支社管内では見られる。
最高速度は鳥取駅~津ノ井駅間110km/h、津ノ井駅~智頭駅間95km/h、智頭駅~那岐駅間・美作加茂駅~東津山駅間85km/h、那岐駅~美作加茂駅間65km/h。必殺徐行は25km/h(雨天時15km/h)。
鳥取駅~智頭駅間は特急もあるため利用者は多いが、智頭以南は少なく智頭駅~津山駅間7往復と美作加茂駅折り返しの区間運転列車のみ。現段階では智頭以南の廃線議論は出ていないが、他の交通機関に利用者が流出している状態である。
なお、智頭駅付近の智頭急行智頭線並走区間では雑草が生い茂っているエリアがある。
智頭急行建設時の特急試算段階では因美線乗り入れ区間の電化等の整備も検討された事があるが、因美線の整備に多額の費用が掛かる事と、当時のJRにそんな余裕が無かった事などから智頭急行電化は見送られた。
鳥取県はフリーゲージトレインの導入線区に因美線・智頭線ルートも挙げていたが、津ノ井駅~智頭駅間にあるカーブの処置と智頭線・山陰本線を含めた電化を行う必要があることや、同時進行で検討していた伯備線がポシャったこと、さらにフリーゲージトレインそのものがポシャったため実現可能性はゼロである。
駅名 | 特急 | 備考 |
鳥取駅 | ◯ | 西日本旅客鉄道(JR西日本):山陰本線乗り換え(倉吉方面直通あり) |
津ノ井駅 | │ | |
東郡家駅 | │ | |
郡家駅 | ◯ | 若桜鉄道:若桜線乗り換え(直通あり) |
河原駅 | │ | |
国英駅 | │ | |
鷹狩駅 | │ | |
用瀬駅 | ※ | |
因幡社駅 | │ | |
智頭駅 | ◯ | 智頭急行:智頭線乗り換え(直通あり) |
土師駅 | ⇕ 智 頭 急 行 直 通 |
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那岐駅 | ||
美作河井駅 | ||
知和駅 | ||
美作加茂駅 | ||
三浦駅 | ||
美作滝尾駅 | ||
高野駅 | ||
東津山駅 | 西日本旅客鉄道(JR西日本):姫新線乗り換え(姫新線津山駅乗り入れ) |
「砂丘」の名称自体は1962年9月1日に宇野駅~鳥取駅間で運転を開始した準急から始まる。1966年に急行に格上げされた後、山陽新幹線岡山開業に伴ない岡山駅~鳥取駅間を結ぶ急行となった。1997年廃止。
最高速度は85km/hであり津山線の高速化後も車両性能の関係上、速度向上が行われる事は無かった。
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最終更新:2025/02/07(金) 06:00
最終更新:2025/02/07(金) 05:00
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