神が複数いる宗教のこと。対義語は一神教でこちらは神は一人しかいない。現存するものでは神道、仏教、ゾロアスター教、ヒンズー教、無くなってしまったものでは古代ローマの宗教、古代ギリシャの宗教、古代エジプトの宗教など。(古代ギリシャの宗教は厳密には少数復活させている人がいる。が、ごくごく少数であるし、本人たちも半分ネタである。)
古代ローマの宗教では皇帝も死後神になったし、一説には8万近い神がいる多神教であったという。また、古代ギリシャの宗教もゼウスの他ハデスやアレス、デュオニュソス、ポセイドンなど多数の神がおり、困ると神殿の巫女に神託を求めたりしたという。なんか現代日本人が神社でおみくじひくみたいだな。
仏教は多神教であるとされるが、無神論的な哲学が本質であるとする意見もある。
90年代ごろ、日本の著述家や学者の一部で多神教は寛容で一神教は排他的とする論(多神教優位論)が流行ったが、そのような発想が出る時点ですでに排他的という根本的な矛盾を抱えていたため現在では支持されていない。
ネットユーザーの間では今でも支持されており、かかる根本的な矛盾については「だ、だって一神教『のほうが』排他的だって偉い人が言ってたもん!」と論点をズラすことで自分を納得させているようだ。
掲示板
17 ななしのよっしん
2024/01/11(木) 23:09:57 ID: 4d/MR8f1TW
インドやパキスタンのイスラームなんか
聖人の墓にお参りしたり、アッラーやムハンマドの偉大さを歌にするとかかなりグレーな信仰だろ
18 ななしのよっしん
2024/04/13(土) 04:29:59 ID: //eOCtsgNZ
>>4
多神教の主神は一般に一神教のgodと同じ意味で「全知全能」とされる。何ら変わらない
一神教の聖人・守護天使も多神教のgodsも、ご利益を授けたり「全知全能の神」を補佐する立場。何ら変わらない
19 ななしのよっしん
2024/04/19(金) 07:24:57 ID: //eOCtsgNZ
>>6
多神教が寛容、という主張は正確ではない。宗教は万能薬ではなく、多神教を信じれば必ず寛容になれるわけでない
ただ、一神教に多い立場、正義は全て一つの神について記された経典に書いてあり他は邪悪という立場はそれ自体不寛容
多神教が複数の神、複数の正しさの対立と矛盾を容認する立場を取れば、哲学的アウフヘーベンの可能性を有する
イエス・キリストが仏教を知っていたのかどうかは諸説あるが、
少なくともユダヤ教が律法を鵜呑みにすることで律法の成就を妨げていることを批判していたのは確かであろう
最初の問いに戻ると、国家神道は本当に多神教としてアウフヘーベンができていたのであろうか
多くの国家神道と矛盾・対立する諸宗派を弾圧して一つの正しさを押し付けようとしていたのではないか
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最終更新:2024/04/25(木) 18:00
最終更新:2024/04/25(木) 18:00
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