大型仮面虫ツインモルドとは (ツインモルドとは) [単語記事]

大型仮面虫ツインモルドとは、ゼルダの伝説ムジュラの仮面に登場するボスキャラクターである。

概要

４番目の神殿、ロックビルの神殿のボスで、とにかくデカイムカデが赤と青の２匹いるのが特徴。通常のリンクではダメージを与える手段が限られており、とある方法を用いて戦うこととなる(これについては後述)。
64版と3DS版では戦い方が大きく変わっており、厄介な敵となっている。

64版

直前に手に入る巨人の仮面を装着することで、剣で切れるようになる。２体同時に戦うこととなるので、先に片方を集中攻撃してさっさと倒してしまおう。巨人の仮面を着けているときは魔力を消費するので、無くなってきたら一度外して、魔力を補給することが大切。弱点は顔と尻尾の先にある球体みたいなもの。
尻尾の先を勇者の弓で撃ち抜いたり鬼神リンクのソードビームを当てたりすることでも倒すことが可能だが、手間がかかる。赤い方は氷の矢で、青い方は炎の矢で撃ち抜くと、ダメージが大きくなる。

3DS版

64版が最後に訪れる神殿のボスにしては攻略法が単純だった為か、あちらをプレイしたことのある人にとってはいろいろと焦るような仕様変更が施された。

先に評価を述べるが、全体的にウザい、というのが多くの人の感想である。特に赤モルドの強化により64版から難易度が大きく引き上げられた。

まず、大きな変更点として巨人の仮面が「ボス戦の直前ではなく、青モルドを倒した直後に出現する宝箱から入手する」というものになった。これにより、ダンジョンのどこにもないのに神殿内を仮面を求めて探し回るという人もいた。アイゴールを倒したのに仮面が出現せず64版経験者は焦った事だろう。
青モルドの攻撃手段は概ね変わっておらず動きも遅い(一応砂から出てくるときに衝撃波が発生するので注意)が、倒し方が腹部にある目玉状の模様を弓矢で撃ち抜いてダウンさせ、口から吐き出てきた大きい目玉を攻撃するというものに変更された。
一方、赤モルドは素早く動き回って炎の弾を撃ち出してくるようになり、積極的にリンクを狙ってくる。しかも火球のダメージはハート2個分とグヨーグの捕食に匹敵する威力である。青モルドを落とすために弓矢で狙いを定めているときに赤モルドの攻撃を食らう、という事態も起きやすいのでそちらの動向にも注意したい。尻尾に光の矢を当てると暫く砂に潜るので妨害がきついようなら試してみよう。

赤モルドは巨人の仮面を被らないとダメージを与える事が出来ない(鬼神リンクの攻撃すら無効化される)為必然的に仮面入手後のタイマンとなる。しかし巨人リンクの攻撃方法が剣ではなく素手によるパンチに変更されており、剣と比べるとリーチが分かりにくくなってしまい、今までの経験からの間合いが役に立たなくなってしまう。これにより、接近しすぎてダメージを受けるという事態も生じてしまいかねないので要注意。青モルドを倒すと砂から顔を出して火球を連発するという攻撃パターンが追加されるほか、モルドベビーという雑魚敵も召喚するようになっておりそいつを倒すことで回復や補給を行える。
まずはパンチを当ててダウンさせるのだが、「砂に潜られる前に10回パンチを打ち込まなければダウンしない」という条件付きなので、分からないまま適当に殴っても全くダウンせずに時間だけが過ぎてしまうということもある。ここに手間取っていると戦いが長期化しやすいので、シャトー・ロマーニの重要度が64版よりも高くなった。フィールドに2個ある巨大な岩を投げつければ一発でダウンさせられるので、そちらも活用したい。ダウンしている状態で頭か尻尾を持つことでようやくダメージを与えられ、頭ならヘッドロック、尻尾ならジャイアントスイングとなり、さながらプロレスのようである(スライドパッドなどの追加入力でさらにダメージを与えられる)。