定金伸治とは、「森の奥でひっそりと生きる妖精」「カリスマイソギンチャク」などと自称する日本の小説家である。
1971年大阪府河内長野市出身。京都大学大学院工学研究科修士課程修了。
高校生のころに書いていた小説「ジハード」を、たまたま見かけたJUMP j BOOKSの「ジャンプ小説・ノンフィクション大賞[1]」の要綱に合うようにリライトして投稿したところ、見事に入選。ペンネームではなく本名で応募しての受賞だったため不良たちに気づかれてしまい襲撃におびえる日々を送ったと述懐している。
デビュー作「ジハード」は第三回十字軍の時代をイスラム側に身を置く西欧人ヴァレリーを主人公に配して書き上げ、JUMP j BOOKSで11冊(後に出版された一般文庫版では6冊)という大作になった。
イスラム側の名将サラーフ・アッディーンの妹という設定のエルシード姫がメインヒロインとなるのだが、作中で「幼児体型」「外見は少年」といった描写が再三されていたのにもかかわらず、挿絵担当の漫画家・山根和俊は完全に描写を無視した「バインバインのナイスバディ」な女性に描き上げていた。なおタフガイである定金は、ギャップに対して苦言を呈するどころか毎回感謝の発言を出していた。(実情のところはイラストの選定は担当に全て任せていたということなので、特に文句をつける気にはならなかったのだろう。)
この件を2000年代に流行していたテキストサイト「ちゆ12歳
」が取り上げ、ちょっとした話題になった。
「ジハード」の時点で割と露呈していたのだが筆は遅い方で、「四方世界の王」は打ち切り、未完となってしまった。
乙一、松原真琴と親交があり、三人でトルコ旅行に行ったさまを「とるこ日記」としてまとめて出版した。
プロレスをこよなく愛し、好きなプロレスラーとして小橋建太を挙げているが、小橋の引退後のプロレスに対する態度については調査不足により不明である。
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最終更新:2025/12/16(火) 08:00
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