宮城大弥とは (ミヤギヒロヤとは) [単語記事]

宮城大弥（みやぎ　ひろや、2001年 8月25日-）とは、沖縄県出身のプロ野球選手（投手）である。現在はオリックス・バファローズに所属。

概要

興南高等学校では1年からベンチ入りし、1年夏から甲子園大会（第99回全国高等学校野球選手権大会）に出場したが、4失点で初戦敗退。2年夏の甲子園大会（第100回全国高等学校野球選手権記念大会）は中継ぎとして好投した。2年秋からはエースとなったが、その後の甲子園大会進出はならなかった。

2021年は開幕から先発ローテーションに定着。オールスターゲームにはファン投票 1位で選出されたが、球団の10代選手が選出されるのは67年ぶりのことだった。23試合の登板でリーグ 2位の13勝を挙げ、オリックスの25年ぶりのリーグ優勝に貢献した。活躍が評価され、新人王を受賞した。

2022年はキャンプを迎える前に新型コロナウイルスに感染したため、キャンプから調整が遅れたが、第2クールから一軍に合流し、開幕から先発ローテーションに入る。前半戦は不振だったが後半戦から復調し、8月27日の埼玉西武ライオンズ戦でプロ初完封勝利を挙げる。8月は3勝1敗、防御率1.14と活躍し、初めて月間MVPを受賞した。24試合の登板で11勝8敗を記録し、チームの連覇に貢献。日本シリーズでも中4日で登板し、26年ぶりの日本一に貢献した。

2023年 1月6日に第5回WBCの日本代表に選出されたことが発表された。背番号は29。第1ラウンドのチェコ戦に登板し、5回1失点でセーブを記録した。
シーズンでは二軍調整を経た後に先発ローテーションに入る。8月は3勝、防御率1.30の活躍で月間MVPを受賞。22試合の先発登板で10勝4敗を記録し、チームの3連覇に貢献した。

2024年は開幕投手を務める。2勝3敗と負け越した後、5月9日に左大胸筋損傷で1ヶ月半離脱する。10月6日の楽天戦では7回で降雨コールドとなって規定投球回に届かず、最優秀防御率獲得はならなかった。20試合の先発登板で7勝9敗だった。オフに背番号を18に変更した。

2025年は2年連続で開幕投手を務めたが、勝敗は付かなかった。23試合に登板し、7勝3敗だった。

年度	球団	登板	先発	完投	完封	勝利	敗戦	勝率	投球回	被安打	被本塁打	与四球	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率
2020年	ｵﾘｯｸｽ	3	3	0	0	1	1	.500	16.0	19	0	6	1	16	1	8	7	3.94
2021年		23	23	0	0	13	4	.765	147.0	118	9	39	9	131	0	44	41	2.51
2022年		24	24	2	1	11	8	.579	148.1	137	11	30	6	127	0	57	52	3.16
2023年		22	22	3	3	10	4	.714	146.2	107	7	31	5	122	1	38	37	2.27
2024年		20	20	3	0	7	9	.438	141.2	115	7	22	3	139	2	31	30	1.91
2025年		23	22	0	0	7	3	.700	150.1	135	6	30	6	165	3	41	40	2.39
NPB：6年		115	114	8	4	49	29	.628	750.0	631	40	158	30	700	7	219	207	2.48

年度	代表	大会	登板	先発	勝利	敗戦	セーブ	投球回	被安打	被本塁打	与四球	与死球	奪三振	暴投	失点	自責点	防御率
2023年	日本	WBC	1	0	0	0	1	5.0	2	0	0	0	7	1	1	1	1.80