佐藤都志也とは (サトウトシヤとは) [単語記事]

概要

小学校3年からソフトボールを始め、中学校では軟式野球部に所属する。

聖光学院高等学校では1年秋からベンチ入りし、2年春夏に甲子園大会に出場するが控え捕手だった。2年秋から正捕手となり、3年夏に甲子園大会に出場したが、初戦で無安打に終わり敗戦した。プロ志望届を提出したが指名漏れとなった。

東洋大学に進学し、1年春からベンチ入りする。2年春に5番一塁手のレギュラーに定着し、4度のリーグ優勝に貢献した。3年夏には日米大学野球の日本代表に選出され、世界大会を経験した。大学通算83試合の出場で打率.325、8本塁打、43打点。

2020年は開幕前の練習試合で1試合2本塁打を放つなど打撃で猛アピールし開幕一軍入り。6月27日のオリックス・バファローズ戦で延長10回裏に代打で登場、プロ初安打がサヨナラタイムリーとなった。9月3日の埼玉西武ライオンズ戦でプロ初本塁打。故障も再調整もなくフルシーズン一軍でプレーし、特に代打では打率.310の好成績をマークした。
しかしスタメンマスクを被るのはもっぱら田村龍弘と柿沼友哉で、スタメン出場20試合のうち16試合は打力を買われての指名打者起用。スタメンマスクは僅か4試合に留まった。

2021年は開幕一軍を逃したが、4月下旬に一軍昇格。直後に田村龍弘が離脱したためしばらくスタメン捕手として起用されたが正捕手として信頼を勝ち取るまでには至らず、田村の復帰で6月下旬に二軍落ちした。後半戦から一軍に戻ったが、加藤匠馬の加入もあり、以降はほぼ代打か指名打者での起用。シーズン終盤には一瞬だけだがライトを守ることもあった。
クライマックスシリーズでは第1ステージ第1戦で代打として登場しサヨナラ打を放った。

2022年は新人の松川虎生と併用される形で出場機会を増やす。松川が捕手で出場している間は一塁手として起用された。118試合の出場で打率.214、8本塁打、31打点を記録した。

2023年は103試合の出場で打率.218、4本塁打、22打点を記録。契約更改では「4年間で一番いいシーズン」と振り返った。

遠投120mの強肩を備える。50m走は5.9秒。

登録は捕手だが、大学では一塁手を守っている。2022年以降に打力と経験を生かして一塁手としての出場も増えるようになった。

愛称はとしくん。
趣味は映画鑑賞。
漢字は違うが、MAJORの佐藤寿也と同じ名前で、捕手はやりたくなかったという。
大学時代にテレビで埼玉西武ライオンズ対東北楽天ゴールデンイーグルス戦を観戦し、栗山巧からフォア・ザ・チームの精神を学んだという。その後は栗山を尊敬するようになった。
2013年 1月に一般女性と結婚した。