惑星大アンドロメダとは、メディアミックス作品「銀河鉄道999」に登場する架空の惑星である。
地球から離れること230万光年以上、アンドロメダ大星雲の中心、大恒星群重力バランスのとれたポジションにある機械帝国の首都たる機械惑星。中心部にある石ころに等しい小惑星以外は幾重にも積み重ねられた機械の惑星外殻と機械化都市で成り立っており、機械帝国の女王プロメシューム(メーテルの母)が惑星の心となる形で鎮座し、宇宙を支配している。
登場する作品は映画・さよなら銀河鉄道999と、原作コミックのふたつである。
999号の終着駅として登場する。多数の機械化人を住まわせ、死の恐怖・飢えの恐れから解放された暮らしを保証する、一種のユートピア。機械化人の食糧である機械エネルギーのカプセルを製造し全宇宙へ供給している。
そのエネルギーの材料は、全宇宙から麻痺状態で運び込まれた人間から命の灯を工場で抜き取り細分化・パッケージ化したものであった。
機械エネルギーの真実を目の当たりにした星野鉄郎の戦士の銃によって工場が叩き壊され、機械エネルギーが放散され付近の空間に充満。これがアンドロメダ星雲をさまよっていたサイレンの魔女(エネルギーを好む大暗黒彗星)を引き付けてしまい、惑星を構成するあらゆる物体や機械化人を粉々にされながら吸い込まれ、惑星大アンドロメダはプロメシュームもろとも最期を迎える。
999の終着駅、「機械の体をただでくれる星」として登場する。
ここには機械の体を仲介する案内役やプロメシュームを除けば、生命が生活していない。
実のところ、この星を構成する各パーツ(の形状をした機械の体に変えられた人間たち)は、組み付けられたあとに命の灯を吸いとられ、屍として星を支え続けていた。そして命の灯は機械エネルギーを貯蔵管理する巨大塔基部の「るつぼ」に貯められ、機械化人の食糧、あるいはプロメシュームの生命維持の源にされていたのである。
メーテルは最重要パーツである「るつぼ」のネジとなる多くの若者を送り込んできたが、そのネジ自体が締結結合が不完全になるよう仕向けられた欠陥品であった。
星野鉄郎からつくられたネジ…とみせかけて「るつぼ」に締め付けられたニセのネジを戦士の銃で撃ち抜かれることで一斉に全てのネジが飛び散り、圧力弁が開いたことで全エネルギーが宇宙へと放散。惑星大アンドロメダはプロメシュームもろとも急速に衰弱して死滅するという最期を迎える。
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最終更新:2025/12/16(火) 08:00
最終更新:2025/12/16(火) 07:00
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