東海林カズマとは、アニメ「カードファイト!!ヴァンガードG NEXT」の登場人物である。
担当声優のバトリ勝悟は本作が声優デビューとなる。
晴見高校1年生。岡崎クミと同級生の男子生徒。
GNEXT作中では元チーム・トライスリーと並ぶメインキャラクターであり、実質的に新導クロノと並ぶもう一人の主人公。
物語当初は無気力で諦めがちだったが、それは幼少期の経験によるものであり、生来は純情な熱血漢。
カードキャピタル2号店でアルバイト中のクロノにティーチングファイトを申し込んだことで関わりを持つが、負けそうになったところで途中でファイトを放棄。
咎め方が悪かったとはいえ、咎められたところをクロノに当り散らしてしまうなど、最悪のファーストコンタクトとなってしまった。
ヴァンガード自体は、一度辞めていたところを復帰した所謂「復帰勢」であり、ガラの悪い仲間との個人的なファイトで復帰していた。
しかしその素質は非常に高く評価されており、ティーチングの一部始終を聞いた明日川タイヨウにファイトを申し込まれたことがきっかけで、クロノに押し切られ3人でU20チャンピオンシップ参加のためのチーム「チーム・ストライダーズ」を結成する。
それでも当初はモチベーションが低く……というか二人の勢いに呑まれて参加しただけで、ファイトを諦めたり、チームを抜けると宣言したりするなど、非常に不安要素が強かった。
しかし、ガラの悪いファイターの縄張り争いに紆余曲折でクロノが己と間違われて拉致された際、クロノが己を信じ続けてくれたことがきっかけとなり、クロノ達に対して前向きになる。
二人の力になるために一夜漬けで必死に勉強した結果、大遅刻をやらかしてしまったもののチーム・トリニティドラゴンの長良ケイを倒すという金星を上げ、ギリギリもギリギリだったが店舗予選突破に貢献。
ここに来て遂にチームとして纏まり、カズマも大きく変わるのであった。
しかし、そんな彼の前に立ちはだかったのは、実の兄であり幼少期から比較対象にされていた「鬼丸カズミ」である。
かつて鬼丸の一族の末席に存在していたカズマは、常に優秀だったカズミと比較され続け、ヴァンガードでも一回も勝てないまま、名家を追放されてしまっていた。それ故に性格が物語当初のものになってしまっていた。
「あの頃とは違う」と意気込むカズマ。本戦ファーストステージでは遭遇しなかったものの、セカンドステージで直接対決に臨むが、幼少期の「兄さま」から変わり果てた彼に己の全てを否定され敗北。
精神的にズタズタにされた彼だが、その後状況に乱入してきたクロノとカズミのファイトで、今存在するカズミは《忍竜 シラヌイ》に身体を乗っ取られた状態であるという荒唐無稽な話を聞かされ……。
真実を思い知らされたカズマは、自身の力不足を思い知り、クロノとタイヨウの二人に紹介されて神崎ユウイチロウの修行を受ける。
その中で迷いを自覚し、今の自分で立ち向かっていくことを決めたカズマは、U20チャンピオンシップを勝ち進み、渕高サオリの身を借りていた《炎熱猟兵 ダムジッド》を下し、ディフライダーに勝ちうる実力を見せつけた上で決勝で再びカズミ、そして「シラヌイ」と対面する。
抱えた思いのすべてをぶつけ、一瞬カズミの意識と対面することに成功はしたが、結果だけを見れば敗北。しかし、彼の残った想いはクロノに託し、想いを引き継いだクロノは無事にカズミを、シラヌイを解放したのだった。
後に、シラヌイの支配から解き放たれたカズミと和解。
以降はU20内でディフライダーへの勝利経験があることで、ギーゼの使徒に狙われることを危惧したカズミは、つきっきりでカズマの護衛をすることになる。
一度僅かな隙を突かれ、先述のダムジッドに拉致されてしまったが、無事に解放されている。
余談だが、ファーストステージで弓月ルーナと相対した際、カズマの内面描写があまりに純情すぎて視聴者の笑いを誘った。
また、ダムジッドに対して吐いた「やっぱズィーゲンブルクじゃねーか」も、痛いマジレス突っ込みとして迷言になっている。
彼の使用デッキはシャドウパラディンの新キーワード能力「儀式(リチュアル)」をメインとしたデッキ。
一貫した主人公サイドでシャドウパラディンを使用するのは彼が初めてとなる。
「儀式(リチュアル)」はドロップゾーンにグレード1が規定枚数以上存在することで効果が解放される。
シャドウパラディンの特徴となる、山札からの展開と、リアガードを自らコストにすることでメリット効果を得る行為で、グレード1を溜めていく動きが求められる。
メインヴァンガードは《覚醒を待つ竜 ルアード》。
超越コストを手札消費から「ドロップゾーンのノーマルユニットを山札に2枚戻す」という行為で代替する、という能力を持っている。
これにより、シャドウパラディン最大の欠点であった「スペリオルコールしたいユニットが山札に残っていない」問題を双闘に頼らず解決できるようになり、短期決戦以外の戦法がとれるようになった。
さらに《竜刻魔道士 モルフェッサ》《竜刻守護者 エスラス》《ベリアルオウル》《黒炎をまとう竜 オグマ》といったようなカードが追加され、ひたすらに持久戦で耐えながらアドバンテージを得る戦法がとれるようになった結果、それまで不振だった環境に再び食い込むことができるようになった。
ただしブルジョワクランとしての地位も再び舞い戻ってきた。
掲示板
12 ななしのよっしん
2018/01/15(月) 13:45:10 ID: CqGbKicwUO
墜ちろ!・・・墜ちたな(ルアード)
13 ななしのよっしん
2018/02/06(火) 09:30:08 ID: KIGpqmHSF9
シャドパラ使いは一度は主人公の敵として立ち塞がらないといけない決まりでもあるのだろうか
14 ななしのよっしん
2018/02/15(木) 11:16:21 ID: rg/ak0QdB+
>>13
クランのイメージ的に「主人公の親友(闇堕ちなし)」とか「頼れる仲間」には持たせにくいし
かと言ってその辺の雑兵にも持たせづらい
結局闇堕ち系ライバルが安牌なのよな
あと、既に2回ラスボス(のクラン)をこなしているという実績もある
何気にリンクジョーカーが本編ラスボスのクランを担当したのは一度だけなので
(LM編。LJ編はかげろうにとられた)
シャドパラはラスボスの使用率で言えばダントツ一位なのよね
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最終更新:2025/12/11(木) 00:00
最終更新:2025/12/11(木) 00:00
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