榊一郎(さかき いちろう)とは、ライトノベル作家、アニメ脚本家。自称「軽小説屋」。
1998年、『ドラゴンズ・ウィル』で第9回ファンタジア長編小説大賞を受賞し富士見ファンタジア文庫からデビュー。第1回龍皇杯を制した『スクラップド・プリンセス』がヒットし人気作家となる。
以後、年を重ねるごとに仕事量がどんどん増えていき、今では多数のレーベルにまたがって平然と年に10冊以上の新刊を刊行する月刊作家に。2011年には著作100冊突破記念の榊一郎展が開催され、2012年はなんと単著だけで15冊を刊行。少年向けライトノベルでは恐らく最速レベルの執筆速度を誇る作家である。
その仕事範囲の広さは、ライトノベルの新レーベルが創刊される時には「どこの創刊ラインナップにも名前がある」ほどで、現存する少年向けライトノベルの文庫レーベルのうち、半分ぐらいで本を出したことがある。のだが、富士見ファンタジア文庫でデビューしたのになぜか富士見ミステリー文庫では本を出すことはなかった。
ワーカホリックであることは自覚している様子。腱鞘炎になって新刊が延期になったことがある。アマチュアとして投稿生活が長かったため、仕事が無くなるのが怖いとサイトの日記で語っていた。
小説家としては珍しく、アシスタント制を導入している。具体的にどういう使い方をしているのかはオープンにしていないが、アイデアの口述筆記や資料整理などをアシスタントに任せているらしい。本文は全て自分で執筆している。
『まじしゃんず・あかでみい』のようなネタまみれのドタバタコメディから、『ストレイト・ジャケット』や『イコノクラスト!』のようなハードかつシリアスな作品まで作風は幅広いが、本人曰くコメディは苦手とのこと。また、ファンタジー的な世界観にSF的な設定を混ぜ込んだ作品が多い。
作中にメイドさんが高確率で登場するため、メイド好きとして知られている(本人は否定している)。
作品のうち『スクラップド・プリンセス』『ストレイト・ジャケット』『まじしゃんず・あかでみい』『神曲奏界ポリフォニカ』『アウトブレイク・カンパニー』『棺姫のチャイカ』がアニメ化されている。また、『ポリフォニカ』以降アニメのシリーズ構成・脚本の仕事もするようになり、『Devil May Cry』や『CODE-E』などを手がけている。いいから少しぐらい休んでください。
2019年2月現在、単著は195冊(新装版などの再刊は除く)。
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最終更新:2025/01/17(金) 07:00
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