田中勝己

田中勝己とは、シンガーソングライターであり、元・コンパイルの取締役の一人であり、かつて存在したLSM Musicの代表取締役である。

経歴

田中勝己のやる事は3年も、5年も先を行っている。

そう言われる程の斬新さと、確実なクオリティをもつアーティスト性を持つ。

飲み屋で喧嘩したことから仁井谷正充と出会い、さまざまな経緯で営業マンとしてコンパイルに入社。

仁井谷正充に気に入られていたためか、営業とサウンドの二束わらじで活動する事になり給料も２つきっちり分けて払われていたためか、既に存在していたコンパイルのサウンドチームから目を付けられることになり、責任感と負い目を感じて一旦退社するも、翌日仁井谷正充に呼び出され取締役をする様に命じられる。

ディスクステーションで、ＣＤを付録として添付などしていた。特にプロフェティックドリームは、アレンジとしてはかなり秀逸なデキである。

コンパイルの名物であった、Usertelephone(コンパイルにユーザーサポートセンターに電話をかけると、スタッフとスタッフが話し合ったものが録音されたテープが再生される疑似ラジオのようなもの)など、過激な発言や、各種イベントでも過激で、ネタ性があふれる、かつ明朗快活な司会でアンダーグラウンドな人気を博す。

通販限定ＣＤ「大打撃」や、業界初のDATアルバムでもある「魔導物語音楽館」(後に魔導物語音楽館リターンズとして再発)などを制作。

VHSで自身まだ慣れていない頃のライブの映像を記録した「ぷよぷよワールド・ツアー 田中勝己 ライヴ・イン・ジャパン 1995.1.15 みんな私が悪いのね 巻末スペシャルインタビュー付」が通販と、ぷよマン本舗で販売される。

またぷよぷよの音楽をアレンジした「ばよえーん！！THE MEGATRACKS OF ぷよぷよＣＤ」がゲームミュージック界では異例の大ヒットを飛ばす事で、一躍ゲームミュージック界でかなりの有名人になる。(すぎやまこういち、植松伸夫と田中勝己の冠ラジオ番組で対談した事もある。)

また、LMS Musicを設立し、ぷよマスターズ大会等でのライブ活動や、ラジオのパーソナリティー、(一時期であるが、三石琴乃や柳瀬なつみ等と競演する)ＮＥＣアベニューから「灼熱のファイヤーダンス」「ずっと/そばに/いるよ」ソニーミュージックから「RITZ～顔を上げて歩こう」等のヒットチューンを連発するなど、精力的に活動する。

徐々に、公共の電波を通じて出演することが増え、パーソナリティーとしても、ライブのＭＣ等過激な発言は、少しマイルドになっていった。(ただし、それでもけっこう過激である事には、まちがいないのでマシになったという言い方が当てはまる。)北出和彦が歌う「戦え！北出マン」など、プロデュース作品も発表。(田中勝己のオリジナルインスト曲U.P.も収録されている。)

 

コンパイルが98年に和議申請を受けた後は、活動の叙々幅も収縮していく。レコード会社もテイチクに移籍し仁井谷正充のシングル「傷心～きずごころ～」をプロデュース等をする。

がんばれコンパイルキャンペーンを発案し、テイチクより「ぷよぷよDX.」「ぷよぷよ通 DX.」「ぷよぷよSUN DX.」を発売。さらに、この頃LMS Musicも消え、葉山宏治も所属する、ステラミュージックに舞台を変える。(ステラミュージックも、2011年の６月～８月頃？に消失した模様。)

2002年さらにレコード会社をファーストスマイルエンターテイメントに移籍し、初のベストアルバム「TKGH tanaka katsumi greatest hits 1989～2001」と、シングル「美空」をリリースする。

2003年コンパイル倒産。

同時期に、音楽工房VOL.4に30曲以上の曲を提供する。(おそらく曲柄的に、なんらかのコンパイルのゲームで使われるハズだった曲を流用したものと考えられる。)

 

アイキにて仁井谷正充らと合流し、「ぽちっとにゃー」アプリ版「魔導物語」に参加する。

近年では、「ダロウズ」を結成したり、Egg Musicからのリリースや、エクササイズのDVDに楽曲提供、猫ラーメンのOPテーマ「キミは大将!!」を手がけという活躍をこなしている。

iTunes storeにて、過去の楽曲の販売もおこなっていたのだが、猫ラーメン関係の曲と、オムニバスアルバムの、「月のように太陽のように」以外の楽曲は2010年2月頃本人の意向により配信を差し止めている模様。また同ストアから、販売予定されていた魔導物語関連の楽曲も販売されていない。

流通もあまり普通のＣＤより多くない上に、売りに出される事も少なく、配信されているものは消え、著作権利関係で再販できないものなどが多い上、一部で人気が高い上なので、いずれも氏の楽曲は後に希少価値が高いのか値段が高騰化する傾向にある。

長い沈黙を破り2011/6/15に配信
被災のことを深く受け、核の恐ろしさを日常のトーンから始まり描いた「WHEN THE WIND BLOWS」(邦題)風が吹くとき(デビッド・ボウイのカバー曲)を発表。minus attack名義で今回は、配信されている模様。

iTunes storeと、Amazon MP3で配信中。

さらに2011年11/30 Ultravoxのカバー曲「Dancing with Tears in My Eyes」配信発売。

また、同年の12/15に、1000ダウンロード限定のクリスマスシングル「Dolce Vita」(Vita)も発売。

2012年度は、田中勝己氏の体調が生命に関わる程悪化。その後リハビリや、手術により奇跡的に回復。

2013年度、昨年の体調悪化の影響により販売を予定していたアルバムDiscoveryに差し替え、無料配信Demoアルバム「LOST」をFLAC形式でminus attack(現・田中勝己活動名義)公式サイトで無料配信中。

LOST配信後も、minus attack公式ＭＹ SPACEにて楽曲や、アレンジビデオトラック等精力的に活動中。

田中勝己のやる事には意味がある。

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