登米市

登米市とは、宮城県の北部に位置する市である。

基礎データ

• 面積……536.12km²
• 総人口……71,126人 （推計人口、2024年5月1日）
• 人口密度……133人/km²
• 隣接自治体……石巻市、栗原市、大崎市、気仙沼市、遠田郡涌谷町、本吉郡南三陸町 岩手県一関市

概要

岩手県との県境にあるまち。

2005年（平成17年）4月1日、登米郡8町（迫町、登米町、南方町、東和町、中田町、豊里町、米山町、石越町）と本吉郡津山町が合併し誕生した。

西部が丘陵地帯、東北部が山間地帯で、その間は広大で平坦肥沃な登米耕土を形成している。

仙台平野にあり、北上川や迫川の流域を中心にコメ作りが盛んな県内有数のコメどころ。

気候は内陸性気候で、おおむね冬季の降雪量が少なく、降雪期間も比較的短いことから、寒冷な東北地方においては比較的温暖な環境と言える。

中心地である迫町から仙台市までは70kmほど。

伊豆沼と内沼はラムサール条約に登録された蓮の花が咲き誇る美しい湿地で、越冬のためカモやハクチョウをはじめとする渡り鳥が数多く訪れる。夏場は小型クルーズ船も運行中。

松笠風鈴という、松ぼっくりに似た、ザラザラした表面に虫食いに似た穴が開けられた金属製の風鈴が主な伝統工芸品。

石ノ森章太郎と大友克洋という、漫画界のビッグネームを輩出している。

油麩という、油で揚げた麩が昔から肉の代用品として精進料理などで使用されてきた。油麩丼や油麩うどんなどが有名。

近年はNHK連続テレビ小説『おかえりモネ』の舞台のひとつになったことが記憶に新しい。

関連動画

関連静画

関連リンク

• 登米市公式ホームページ

関連項目

• 日本の市町村の一覧