私が町長です(わたしがちょうちょうです)とは、ゲーム「ロマンシング サ・ガ3」に登場するキドラントの町長の迷台詞である。
町のそばに住みついた怪物に
いけにえを
ささげねばならんのです。
町を守るためとはいえ・・・・
あなた方、怪物を退治して
いただけませんか!
お礼は十分にさせていただきます
この項目は、作品のネタバレ成分を多く含んでいます。 内容を見たい方はここから下をスクロールしてください。 |
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一見、どこのRPGにでもありそうなイベントだが、怪物を退治するための洞窟へ入ると町長に閉じ込められ、初めから主人公達を生贄に捧げるつもりだった事が発覚。
キドラントの娘、ニーナに助けられ辛うじて脱出に成功するが、町長はニーナを次の生贄に選び、洞窟に放り込んだ。教授から貰ったねこいらずによって怪物を退治し、生贄となっていたニーナも機転を利かせて難を逃れていた。
当然この暴挙に対する報いを町長が受ける…と思っていたら、その後町長に話しかけても「私が町長です」と喋るだけでこのイベントは終了するのであった。
2019年にリリースされたリマスター版では、このイベントに続きができ、町長に「報酬をよこせ」か「一発なぐらせろ」か選べるようになった。
「報酬」を選択すると、下衆を見るようなセリフの後に所持金MAX(10000オーラム)という大金をもらえるが、その後は「私が町長です。フッ」と勝ち誇ったようなセリフに変わる。やっぱり根はクズなのだろうか。
「一発なぐらせろ」を選択すると町長が逃げてしまい、その後現れても「私が町長です」でイベントが終了する。
困ったことに、この町長は本作目玉の一つであるトレードイベントのエージェントにもなっている。トレードの仕組みは複雑なため、迂闊に町長を失脚ないし亡き者にするとトレードが進まない等の不具合が発生する恐れもあり、リマスター含めて弄るのは難しかったと思われる。
あまりに理解し難い結末と台詞から、ファンの間では様々な憶測を呼んだ。
バグ説、設定ミス説、容量不足でイベントが端折られた説 etc…
しかし発売から20年後、サガシリーズ25周年特別番組にて、ついにシナリオ担当の河津氏からイベントと台詞の意味について少し説明が成された。
とりあえずバグや容量不足ではなく、「私が町長です」でイベント終了してしまうのは設定通りであるとのこと。
ではあの台詞の意味は何かと言うとこういうことらしい。
普通は、町長にお金をくれって話しかけに行きますよね。行くと「私が町長です」と言ってシラを切られる。でも、あの場面はこう言ってシラをきるしかないんですよ、町長の立場だと(笑)。
若干意味深な表現だが、素直に意味を取れば、金を払えないからorこの事を無かった事にしようとしてしらばっくれてるということだろう。
2018年に移植されて発売されたサガスカーレットグレイス 緋色の野望では、セルフオマージュとして登場する。
ロニクム州とビキニロ辺境州の間にあるネクワの町長を仲間に加入させることが出来るのだが、その時のセリフが「私が町長です。」というセリフであり、しかも声付きである。それだけでなく、戦闘時や成長時にも声付きのセリフを発するのだが、かなりバリエーションに富んでいるので、一度買ってみて確かめてもらいたい。
ちなみに、この町長は善良であって、ロマサガ3の町長とは別人である。
Aスタイルの他に、公式フォロワー数達成記念としてSSスタイル「キドラントの町長(かわいいネズミだ)」がゲームスタート時に誰でも入手できるようになった。
アビリティ「失礼超人」や技「町長の舞」で敵とプレイヤーを挑発(ターゲットを向け)させ、瀕死になるや土下座グラフィックになるなどネタ満載だが、特筆すべき点にSSスタイルはソウジを除いた人間キャラのほとんどがLP6に対し、町長はLP10と無駄にしぶとい生命力を持つ。
また、技の一つ「四方八方撃」を練達することでマヒが追加となり、棍棒限定の追憶の幻闘場でまさかのガチ起用となる時期があった。
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最終更新:2024/04/20(土) 06:00
最終更新:2024/04/20(土) 06:00
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