育成シミュレーションゲームとは、何かを成長させることに重きをおいたシミュレーションゲームである。
通称「育成ゲーム」「育てゲー」など。
成長要素のあるゲームといえばRPGなどが代表的だが、RPGの成長要素は特定の敵を倒したりアイテムを持ち帰るなど、あくまで何らかの目的を達成するための手段の一つである事が多い。
育成シミュレーションゲームでは物やキャラクターを成長させることで、それに応じた細やかな反応が返ってきたり数値が上下する「手塩にかける」面白さ、ゲームが一区切りを迎えたとき育て方によって違った結末を迎える面白さなどを主軸にしている。
単純にペットを飼育するようなゲームのほか、スポーツチームを運営するようなゲームも育成シミュレーションゲームに分類されることもある。
以下に育成シミュレーションゲームとして代表的、エポックメイキングなタイトルをいくつか挙げる。
1991年5月24日にPC-9801用ゲームとして発売。制作はガイナックス。プレイヤーは父親となり、女神から預けられた女の子を18歳になるまで育て上げる。
「王子に見初められてお姫様になる」という目的(娘の夢)はあるが、プレイヤーが育ててきた娘の能力値によって様々なエンディングを迎えることになる。
多くの機種に移植され、現在もシリーズ作品が発売されている。育成シミュレーションゲームの基礎を作った作品である。
1992年6月25日にPC-9801用ゲームとして発売。プレイヤーは新任教師となり、問題児ばかりの女子高校生5人を卒業させることを目指す。
ゲームとしての面白さ、ボイスをBEEP音で再現するという力技で好評を博し、多くの機種に移植。移植版では有名声優を起用し、メディアミックス展開が行われた。
プリンセスメーカーと並び、育成シミュレーションゲームの始祖的な作品とされることが多い。
1991年12月21日にファミコン用ゲームとして発売。プレイヤーは馬主となり、競走馬を育成してGI競争タイトルの獲得を目指す。
シンプルなシステムながら配合理論などの奥深さからハマるプレイヤーが続出。現在に至るまでシリーズ作品が数多く発売されている。
1996年11月23日発売。手のひらに収まるサイズの液晶画面つき玩具。プレイヤーは卵型の本体の中で不思議な地球外生物「たまごっち」を飼育する。
たまごっち以前にもペット機能のある電子手帳などは存在したが、「フンをする」「死ぬ」といった他の作品が避けてきた表現を取り入れ、よりペットを飼っている感覚に近い体験を提供した。
一時的に加熱したブームから発売元のバンダイは大量の在庫を抱えたが、その反省を活かしたシリーズ作品が現在も展開中である。
1997年7月24日にプレイステーション用ゲームとして発売。音楽CDやプレイステーション用ソフトなどのデータを読み込んでモンスターを生成、育成して大会の優勝を目指す。
また、育成理論も当時から研究されており、現在もRTA、対戦オフ会などが行われるなど根強い人気を誇る。
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1995年3月31日にPC-9801用18禁ゲームとして発売。プレイヤーは調教師となりヒロインたちをSM調教する。
脱衣麻雀のように「ゲームに勝つ」→「ご褒美としてエロ画像が見られる」という初期の単純なエロゲーから脱却し、ADVを代表として様々なゲームの要素をもったエロゲーが誕生していく中で本作は発売された。
本作が画期的だったのは単純な陵辱シナリオでなく、プレイヤーの選択と数値管理によりヒロインが堕ちる過程を丁寧に描いたことである。
本作は調教系エロゲーの開祖と言われており、のちの「DEEP」「虜」「緊縛の館」など多くの作品に少なからぬ影響を与えている。
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最終更新:2024/10/13(日) 22:00
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