藍原延珠とは、ライトノベル「ブラック・ブレット」(作神崎紫電)の登場人物である。
声優は日高里菜。
一人称が「妾(わらわ)」で尊大な口調だが、天真爛漫な性格のモデル・ラビットの「呪われた子供たち」。里見蓮太郎を相棒のプロモーターとしたイニシエーターである。年齢は10歳。髪型は赤髪のツインテール。天童民間警備会社所属。
赤穂浪士を元にしたアニメ「天誅ガールズ」の大ファンであり、友人たちにも布教している。スリーサイズは3つとも同じドラえもん体型。
最初は、馴れ合わなかったものの本編開始までの一年間蓮太郎のアパートに居候し、家族としてお互いに欠かすことのできない存在となる。耳年増であり、蓮太郎の誘惑を試みるも、成功したことはない。木更を恋愛的なライバルとみなし、木更の胸を敵視している。「淑女(レディ)」を自称しているが10歳相応に子供らしいところもあり、難しい話はスルーし、過去のことで不安や恐怖に大変敏感。また物事はストレートに言う事がしばしばでよく回りを慌てさせる。
友人を作るのが大変得意で学校へ行くのを楽しく思うも、自身がおかれた立場上、悩む時もある。
自身から攻撃は加えないが、敵対して攻撃をする敵に対しては容赦はしない。またその後自身を貶めた者であっても許せば友人とみなす。ティナなどが代表的。
戦闘スタイルは、バラニウム製の靴底を使用した蹴り技を主体とする接近戦スタイル。また、スピードも非常にすぐれており、モデル・キャットの布施翠が「私より早い・・・」と漏らすほど。
戦闘力としてはかなり高いが、いくつかの事情により初期の序列はかなり低いものの、重大事件を解決することにより一気に序列上位に上がっていくことになる。
蓮太郎の見立てでは延珠単独であれば高位序列者相等の力があると見られている。
原作小説では物語の区切りごとに彼女のウイルス侵食率が記載され、読者の胃を痛めつけている。
その生い立ちは産みの親を知らず、児童養護施設で育つ。その当時、初代聖天子が戦争孤児救済のために、引き取り手の給付金額を高く設定してしまったため、給付金目当てに孤児を引き取る家庭が多くなった。
延珠も藍原家に養子として引き取られるも、それは当然、給付金目当てであり、食事を抜かれ、暴力を与えられ、キッチンを寝床に放逐し、「呼吸してればいい」という虐待を受けた。
しかし当然延珠も激昂、1年の虐待生活の上で、義父を殴り昏倒、義母もボコボコにし、「駆除される、ざまぁみろ!」という言葉を背後に出奔。行き着いた外周第三十九区で生活を送る。殺人以外のあらゆる犯罪をし、報復で拳銃弾、散弾銃で度々撃たれながら、他人を信じることをやめ「力」を常時解放してその生活を送っていた。
(推測ではあるがこの危険な生活が故に延珠の体内侵食率が元から高かったのではないかと推論されている)
ある日、仲間の「子供たち」に侵食抑制剤と三食寝床がもらえることからその後イニシエーターに志願、蓮太郎と出会う。蓮太郎との初対面の印象は最悪で「不幸顔でチンピラで貧乏人」と延珠は天を仰いだほど。
なぜ延珠は「藍原」性を捨てないのか。なぜ生みの親を探しているのかは既刊描写にないため不明である。
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最終更新:2024/04/25(木) 14:00
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