裴元紹

「裴元紹」（ハイゲンショウ）とは、三国志演義に登場する架空の人物であり、関羽の家来になった周倉が迎えにくるまで山で待っていた際に、趙雲に手を出してしまって殺されてしまった三国一の不憫者である。

コーエーの歴史SLG「三國志シリーズ」では、顔グラから「ハゲ」と呼ばれている。

正史では

登場しない。 

演義では

太平道の張角の挙兵によりおこった黄巾の乱において黄巾党側で戦ったが、黄巾の乱が鎮圧されると、周倉と共に山賊となった。

曹操に攻撃されて散り散りになった際に、劉備の無事を確認できたらいつでも劉備の元へと向う約束で曹操に降伏した関羽が、袁紹の元に劉備が落ち延びていた事を知って、約束通り曹操の元から五関を突破する千里行を行っている最中、郭常の家に宿泊した際に、郭常の息子が裴元紹と旧知の仲だった為、関羽の赤兎馬を奪おうともちかけた。

赤兎馬の持ち主が関羽である事を知らなかった裴元紹は、郭常の家を出発した関羽とその一行を待ち伏せし、赤兎馬を奪おうとしたが、赤兎馬の持ち主が三国一の関羽スキーであった周倉により関羽である事が解ると、一転して周倉とともには進み出て関羽の家来になりたいと申し出た。

関羽が急ぎの旅で且つ劉備の夫人達も従えていた事から、とりあえず周倉のみ旅に同行して、裴元紹は仲間達と共に関羽が劉備を連れて戻ってくるのを待つこととなったのだが、そのまま何もせずに待っていればよかったのだが、やはり山賊なのか旅の武芸者の馬に目をつけて奪おうとしてしまう。

しかし今度は相手が悪かった。

旅の武芸者は、いろいろあって公孫瓚（公孫サン）の元を出て旅していた全身レバー男の趙雲子竜だった為、裴元紹は趙雲に一撃で殺されてしまったのだった。

何もせずにしておれば、そのまま関羽の配下となって周倉の如く、関羽と運命を共に出来たかもしれなかった裴元紹だが、関羽の時同様、ターゲットのリサーチ不足と運の悪さにより不憫な事になってしまった。

なお、横山光輝版では、昼寝していたドカベン趙雲と口論になった為に殺されると言うことになっており、三国志演義よりも更に不憫な扱いになっている。

※その他「裴元紹」の詳細についてはWikipediaの該当記事参照

関連動画

▼周倉と共に菊地真の担当P及び頼れる兄貴として大活躍するim@s架空戦記「iM@S演義」

※第二十二回では、紆余曲折あって官軍となるも曹操の攻撃をうけて大混乱する中、櫓無双で窮地を脱した。

▼組曲「ニコニコ動画」の替え歌

▼劉備軍古参の武将として登場。最初は視聴者から微妙だと言われたが・・・？

伝説の三連戦

 

関連データ

コーエーの三國志シリーズにおける裴元紹の能力一覧。

能力一覧	統率	武力	知力	政治	魅力	陸指	水指	身体	運勢
三國志		－	－		－			－	－
三國志II		－	－		－
三國志III		－	－	－	－	－	－
三國志IV	－	－	－	－	－
三國志V		76	37	32	37
三國志VI	45	69	33	37	25
三國志VII		52	28	30	24
三國志VIII		67	28	27	42
三國志IX	56	67	26	27
三國志X	50	67	26	27	40
三國志11	49	65	25	27	42

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関連項目

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