康とは、東アジアの人名である。
姓
名前
諡号
- 斉康公(姜貸、? - 前379年) - 中国の春秋時代姜斉の第32代の君主
- 秦康公(嬴罃、? - 前609年) - 中国の春秋時代の秦の第10代の公
その他
漢字として
- 意味
- すこやか、やすらか、安寧、空っぽの、豊かな、ほめる、楽しむ、5方向に通じる道、(糠と通じて)糠。
- 〔説文解字〕には穅の異体として「穅、或ひは省して作る」とある。穅は籾殻。〔巻三〕には「法制なり」とある。〔爾雅・釈詁〕に「樂なり」「靜なり」「安なり」とある。
- 字形
- 諸説ある。
- 庚+米の会意で米を脱穀する意とする説、庚声の形声説などがある。〔説文〕は穅の省略としているが、逆で、甲骨文、金文では康が使われており康のほうが古い。康が穅の初文。
- 音訓
- 音読みは、コウ(漢音)、訓読みは、やすらか、たび。
- 規格・区分
- 常用漢字であり、小学校4年で習う教育漢字である。1946年に当用漢字に採用され、1981年に常用漢字になった。JIS X 0213第一水準。
- 声符
- 康を声符とする漢字には、㝩、慷、漮、㱂、糠などがある。
- 語彙
- 康乂・康年・度世・度牒・康衢・康楽
異体字
- 𠭳は、〔広韻〕にある古文。また〔広韻〕に宅の古文とある。
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最終更新:2025/12/30(火) 01:00
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