そして、そうとも、あの部屋をホテルの客室じゃなくて収容室と呼んでるのも同じくらい恥ずべき事だと思ってるはずだ。
SCP-6896 - SCP財団
,2022/06/24閲覧
SCP-6096とは、シェアード・ワールド『SCP Foundation』に登場するオブジェクト(SCiP)である。
| SCP-6096 | |
| 基本情報 | |
|---|---|
| OC | Keter 2/Vlam 3/Warning Level 3:Confidential |
| 収容場所 | サイト-19 |
| 著者 | Tanhony |
| 作成日 | 2021年9月9日 |
| タグ | 人間型 強制力 敵対的 視覚 観測 記憶影響 |
| リンク | SCP-6096![]() |
| SCPテンプレート | |
SCP-6096はおそらくはヒト型の形状をした実体で、常に綿シーツの下に隠れているため本来の姿を視認することは不可能である (シーツの除去には成功していない)。
SCP-6096の異常性は主にSCP-6096に危害を加える際に発現し、それらの行動をできなくする。これは、直接自身が攻撃したり、罠を仕掛けたりするだけでなく、誰かに命じて、あるいは騙して攻撃させたり罠を作らせたり、傷つけるためのオートマトンを作ったり、SCP-6096がダメージを負うと理解しているのにも関わらずその場を離れること、さらにSCP-6096に悪影響を及ぼすような自己終了 (=自殺)、シーツの除去はすべて不可能となる。徹底的に傷つけられない。これはそれを実行しようとする人間が、「そんなことをするなんてできない」と思わされる形で断念させるのだ。
更に、この効果、つまり人間が自分の意志に反しながらも「SCP-6096の望みを叶えなければ」と思わせることで、彼は世界中に移動することができる。SCP-6096はこの精神影響を使うことで、世界中の人類から無作為に選ばれたひとりに会いに行き、その人を殺害するのだ。最初にこいつを財団が確認した事例では、少年を殺すためにタクシーに乗って現れ、家主に招き入れられ、少年は両親に押さえつけられて逃げられぬままSCP-6096に食われた。36分暴れ、苦悶の声をあげながら抵抗したが少年はついにSCP-6096に勝てなかった。あとには、愛する息子を失った両親が悲しむ姿が防犯カメラの映像に残されていた。愛する人を喪うと理解しても、本人以外は精神影響を受け、意に反してSCP-6096の手伝いをするのだ。
現在、SCP-6096はサイト-19の収容房に収容されている。だが、ひとたびSCP-6096が外に出たいと願えば、止めるどころか車、船、飛行機とありとあらゆる手段で機動部隊ゼータ-29は送り届け、その行き帰りの道中でSCP-6096を危害から守り、誰かが無惨に食い殺されるのを眺めなくてはならない。ゼータ-29 (“血盟の友”)隊長のチャーリー・サイマンスキーは新入りに、『やがてお前もその酒瓶に馴染むことになる』と告げる。彼らは、どれだけ失態を犯そうが、どれだけ違反行為を行おうがクビにならない。否、SCP-6096のお気に入りだから、クビになれない。彼らはいつか、自分たちがSCP-6096を守りきれず、どこかの誰かが、たまたま、運良く、SCP-6096を殺してくれることを願っている。あるときガンマニアがたまたまSCP-6096を撃ったときは、一人の隊員がSCP-6096を庇って死んでしまったが。うっかりミスがたまたま起きて、それがドミノ倒しになり、『収容失敗』する日が来るまで、彼らは機動部隊として、『ミスひとつない完璧』な仕事を行うのだ。彼らの、
の為に。
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最終更新:2025/12/15(月) 21:00
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