田中義剛とは、日本のシンガーソングライター、タレント、酪農家である。
1958年、青森県八戸市出身。
大学時代に北海道へ移住し、以降の活動も主に北海道で行うようになった。
シンガーソングライターとして芸能界デビューののち、タレントとしてブレイク、その後酪農家として北海道中札内村に「花畑牧場」を設立する。牧場経営は紆余曲折を経て、現在も続いている。
高校時代に、中卒後に北海道で漁船の調理師をしていた友人が遭難死したことで追悼のために訪れたところ、牧場での馬の出産に立ち会ったことがきっかけで、酪農家になることを決意、酪農学園大学に進学する。
大学時代になってからシンガーソングライターとしての活動をはじめ、その後も牧場経営を目指していたものの、億単位が資金が必要だとことで一時断念、音楽の道へと進んでいく。
北海道で音楽の傍ら、ラジオ番組のパーソナリティを務めて人気を得ると、ニッポン放送の「オールナイトニッポン」第二部のパーソナリティに選ばれ、上京。当初は同じ青森出身の吉幾三を伝手にしようとしたものの、地方巡業で忙しく、自ら苦労の末に芸能プロダクションに所属することができた。
その後、青森訛りのアクセントといじられキャラとして、バラエティタレントとしてブレイクすることとなった。
1992年にタレントとして稼いだ資金とプロダクションなどからの資金提供により、北海道中札内村に花畑牧場を設立した。メインとなったのは、自ら育てた乳牛から取れた牛乳を基にしたチーズ作りであった。
しかし、チーズの製造に失敗が重なり、借金は4億円にも達していた。
その後、様々なアイデアによる商品開発を行い、通販チャンネルQVCでの積極的な販売によって、徐々に好転し始めるようになる。2006年には、のちのブレイク商品となる生キャラメルを発売する。
そして2007年、石屋製菓による賞味期限偽装問題によって新千歳空港から商品が撤去されると、代替として生キャラメルが置かれるようになり、それをきっかけに全国的な大ヒットにつながった。
このブレイクを追い風に積極的に道内外への販売店拡大を行うが、ブームはすぐに去ってしまい、再び経営危機に陥り、道外からの撤退、道内店舗も半減している。
一方で、当初の事業であったチーズは好転し、ALL JAPANナチュラルチーズコンテストで受賞するなど品質面の向上が評されるようになった。
現在では花畑牧場の経営の傍ら、テレビタレントとしての活動も続いている。
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最終更新:2025/12/28(日) 21:00
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