リザード・モーターとは、リッジレーサーシリーズに登場するアメリカ合衆国の架空の自動車メーカーである。
かつて生産台数に置いて世界の自動車メーカーの頂点に立ち、世界経済を左右するとまで言われた巨大自動車メーカー。大きなボディに大パワー、高トルクを備える所謂アメリカ車を基本とし、R4においてダイナミックで迫力のあるフォルムが特徴と言われている。
レイジレーサーの取扱説明書によれば、ストックカーレースのドライバーから信頼されているらしいのだが、同書ではストックカーレースを「直線を一気に駆け抜ける」と紹介しており、明らかにドラッグレースと混同している。何れにせよその加速力は高く評価されていた様だ。
英語表記はLIZARD MOTER CO.,LTDなのだが、この表記は主に日本の会社を英語表記する際に用いられる物であり、純アメリカの企業である筈のリザード社がこれを扱うのは奇妙である。単にリザードと言う場合はLizardと表記し、ロゴもそれに倣う。シリーズ中唯一生物をロゴに用いる企業でもある。
レイジレーサーから登場したシリーズ最古参のメーカーであり、その社史はナムコによるレイジレーサーとR4の公式攻略本で知る事が出来る。以下の歴史は主にナムコ公式ガイドブックR4に沿っており、レイジレーサー以降のメーカーが登場する作品が同一の世界であると言う前提で記述している。
リザード・バートンによって創立され、最初期からコリーグをラインナップに抱えている事以外は創業年を初めとして一切不明。一応コリーグが1999年までに七代目を数える事、創立者のリザード・バートンがナイトメアにコメントを出せる事、オイルショック(史実)時点で国内か海外かは不明だが、最大手企業の自負を有していた事からある程度創立年を推測する事は可能だと思われる。他、R4のメーカー選択画面に置いて、創業年またはリアル・レーシング・ルーツ参戦年と思われる数字が存在するが判読不能であるし、この数字が何を意味するかは不明である。
動向が明らかになるのはオイルショック頃からで、これにより経済的で環境に優しい車作りが求められるようになり、コンパクトカーの時代が訪れた。それに伴い輸出大国アメリカは一転して日本やヨーロッパの自動車が輸入されるようになりリザードのシェアは減少、更にはコンパクトカーを対象としたビッグレースに置いてもヨーロッパ車相手に立て続けに辛酸を嘗める(苦渋とも言われる)結果となってしまう。リザード製のコンパクトカーはヨーロッパの大型車程の排気量とサイズを有しており、経験豊富なヨーロッパに対抗する事が出来なかった為とされる。しかしこの事はリザード社及び同社の技術スタッフを奮起させ、新型車の開発へと繋がり後年に雪辱を果たす事となる。もし、この冬の時代が無ければ1990年代までの隆盛も無かったかもしれないとまで言われており、オイルショック後の一連の苦境はリザードに良い変化を齎したと考えられている様だ。
1987年、アメリカの都市シカゴでのリアル・レーシング・ルーツ開催に伴い、同シリーズへと正式に参戦を果たすが一度も優勝する事が出来ずに1998年を迎える。この頃にはアメリカで60%のシェアを誇り、生産台数では世界一を記録していた。だがリッジレーサーズにて同名の車種がダンヴァーから登場し、それ以降登場しなくなってしまう。その為リッジレーサーファンの間ではダンヴァーへの改称説が流れたが、7においてダンヴァー社の創立者が登場しその説は否定された。
最終的にVita版公式サイトにてアメリカ合衆国連邦倒産法第11章、所謂チャプター11を申請していたと設定され倒産していた事となった。このチャプター11は再建の為の物であるが清算を目的として運用する事も可能であるとされており、作中での悲観的反応から清算を意図して運用した可能性が高い。具体的な申請の時期は明かされていないが、リッジレーサーズの舞台の可能性が高い2004年頃までに申請したと思われ、この推測通りなら僅か4年弱で一気にシェアを落とした事になる。
この急速な没落に関しては各国の凄まじい非難を浴びた核エンジンの開発が原因とアンサイクロペディアでは推測されており、これによりリザード社は命脈を断たれるかと思われたが、保有する車種をダンヴァー社とラッキー・アンド・ワイルド社で分け合う事で一部車種は生き延びた。ところがリッジレーサー3D以降ダンヴァー社は旧リザード系の車種であったハイジャックを廃止しており、脱リザードの傾向が見られ始めラッキー・アンド・ワイルド社が事実上の後継となりつつある。
時期が不明である為別記するが、既に巨大企業であった頃にアッソルート社がレース活動資金を得る為に身売りを試みている。しかし結局レース活動に関する条件で折り合いが付かず破談となった。
モデルとなったメーカーはゼネラルモーターズとフォードと考えられる。世界一である点とチャプター11を適用した点はゼネラルモーターズがモデルと考えられるが、イタリアの名門スポーツカーメーカーを買収しようとしたのはフォードがモデル。また、ビッグ3の中で社名と同じブランドを使い似た経歴を有するのはフォードのみである。
他に原子力自動車を構想していた事が明らかになっているのもフォードだが、他にスチュードベーカー=パッカードや、アメリカ以外ならアーベル、シムカ等も原子力自動車を構想していたとされ、かつての未来予想からの着想も十分考えられる為モデルとは言い切れず、フォードの構想との共通点もあまりない。
掲示板
3 ななしのよっしん
2016/08/12(金) 23:32:20 ID: 15SWkurxm3
→イタリアの名門スポーツカーメーカーを買収しようとしたのはフォードがモデル。また、ビッグ3の中で社名と同じブランドを使い似た経歴を有するのはフォードのみである
あと原子力自動車に手を出したとこもフォードと同じだな(こっちは模型だけだが)
4 ななしのよっしん
2018/04/30(月) 20:43:53 ID: xSoouTiw39
アメリカの法律は読めないからわからないのだが、
http://e
https://
によれば、この会社の名前はイギリス式。
ビッグ3はCompany、Corporation、LLCのどれかで、確かにLimitedがない。
5 ななしのよっしん
2018/10/17(水) 14:56:34 ID: xSoouTiw39
>>4
続報
https://
Google翻訳によれば、コロラド州等がltdを認めてるらしい。LTDが許されるのかは分からん。
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最終更新:2024/12/31(火) 01:00
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