タムタムとは、SNKの格闘ゲーム『サムライスピリッツ』シリーズの登場キャラクターである。
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中南米にあるグリーンヘルと呼ばれる地方のとある村の勇者。ククリナイフのような大きな剣を使う。普段は家族思いの心優しい青年だが、村に危機が訪れると神の仮面を被り、獣じみた獰猛な戦士となる。
図抜けた長身であり、肩幅がやたらと広いのに対して腰が極端に細い異様な体型をしている。本人は至って真剣なのだが、劇中では奇異の目で見られることが多い。
口調は片言で、文字に起こすと「我ガ神、けつあるくあとるニ捧グ」のように平仮名と片仮名が逆になる。但しこれは村の人間に共通するものでは無く、妹のチャムチャムはまた別の訛り方をしている。
初代サムスピでは、村から奪われた秘宝「パレンケストーン」を取り戻すため世界を旅している。実はパレンケストーンは過去に魔物である羅将神ミヅキから村に齎されたものであり、信仰により聖なる力と同時に魔の力を取り込む性質を持つ。故に天草四郎時貞の怨霊に目をつけられて奪われ、魔石「ガダマーの宝珠」となったが、戦いの末にこれを奪還する。
第2作『真』ではラスボスの天草を除く初代のキャラクターで唯一のリストラを食らうが、入れ替わりに参戦した妹のチャムチャムの友達の猿・パクパクがタムタムに似た技を使って彼女をサポートする。エンディングでは実はこのパクパクは本物ではなくタムタムが神の力で変身していたことが判明。『真』の戦いはチャムチャムがもう一つの秘宝「タンジルストーン」を失くしたことが発端のため、表向きは彼女に責任を取らせつつ傍らで支えていたという。オカルト要素が強い初期2作でも特に何でもありの男である。
復活した『天草降臨』のエンディングでは何度も仮面の力を使った(『2019』『初代』が時系列で2年以内に起こっている)ことで倒れてしまうが、村人が神「ケツアルクアトル」に祈り一命を取り留めた。
『零(SP)』に登場するタムタムは他のタイトルとは別人であり、タムタムが倒れ仮面だけが村に戻ってくるという事態が発生し、上述の村人が彼を救うために戦士となったものである。
斬り攻撃のリーチが非常に長く、変則的な飛び道具を持つ。中距離では立ち中斬りや撃った弾が着弾後に真上に上昇する飛び道具の「アハウ・ガブル」が強く、ダッシュが速いので接近して蹴りや投げ、昇りジャンプ攻撃でガードを崩す能力は高い。
一方で防御力は低く、ジャンプのスピードがゆっくりしているので迂闊に跳ぶとジャンプ攻撃を当てても反撃をもらってしまう。切り返しには無敵判定のある突進技の「パグナ・デオス」が使えるが、ガードされた時のリスクも大きく、総じて相手から接近された時の対処は苦手。使いこなすには慣れが必要なキャラクターである。
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最終更新:2024/03/19(火) 16:00
最終更新:2024/03/19(火) 16:00
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