新宿のアサシン 単語


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シンジュクノアサシン

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新宿のアサシンとは、ソーシャルゲーム「Fate/Grand Order」に登場するサーヴァントである。

Fate関連作品のサーヴァントについてはサーヴァント(聖杯戦争)の記事を参照。

CV:岡本信彦

概要

2017年2月24日より配信された第1.5部「亜種特異点Ⅰ新宿幻霊事件」にともない実装。恒常サーヴァントでレアリティは星4。キャラクターデザインは縞うどん。

新宿のアサシンは真名隠し用の名称。新宿クリア前に召喚した場合やイベントではこちらの名称で登場するが、公式から2019年1月以降配信のメインシナリオや新規イベントでは真名が表示されるとアナウンスされている。

なお、真名考察班にはキャラデザとスキル名、FGO公式サイトの紹介テキストでモロバレだった模様。

真名は新宿メインシナリオ12節クリアで判明し、それまではマテリアルも閲覧できない。判明前でも絆レベルはあげられるため、判明後にその分のマテリアルが解放される。また、召喚時などの一部セリフが変わり、荊軻所持時にマイルームボイスが追加される。

プレイヤー間での呼び名・略称は「新シン」「新アサ」「新殺」など。

特徴的な刺青の全身図は公式資料集「Fate/Grand Order materialⅤ」に掲載されている。

2018年10月17日に幕間の物語が実装。解放条件は新宿メインシナリオクリア、再臨3段階目、絆レベル5以上。クリアでスキルが強化され、名称も変わる。本人以外の幕間では李書文(ランサー)ケツァル・コアトル(ライダー)のシナリオに登場している。

2018年11月27日のメインシナリオ第2部3章「Lostbelt No.3 人智統合真国シン 紅の月下美人」配信に合わせて蘭陵王と呂布奉先所持時のマイルームボイスが追加された。

星5ランサーブリュンヒルデの宝具「死がふたりを分断つまで」の愛する者特効対象。覚えておけばいつか役に立つかもしれない。

TYPE-MOON公式コミック「ちびちゅき!」には第5巻収録の40時限目(執事喫茶回)の1コマとおまけページに登場している。

人物像

飄々とした態度を崩さない無頼の男。享楽を第一とするような悪く言えばチャラ男然としている。
一方で通す筋をしっかりと通すことを旨とした悪漢としての生きざまを心得ている。
また、一拳法家として滾るものがある様子。

しかしてその本質は短く言えば“忠臣”である。
主人たるマスターの危険を直接・間接問わずに避けるべく全力を尽くし、時には厳しい陳言・強硬手段も辞さない。
マスターに対しては甘やかしてくれるお兄さんのような態度だが、どこか軽薄なのはかつての主人のことがトラウマであるということを仄めかす。
公式エイプリルフール企画用アプリFGOGOにおいて「ダメ主人に仕えていたためか、今のマスターは良き主人であってほしいし、むしろ自分が鍛えるべきだと思っている」という旨のフレーバーがつけられるほど。

真名が判明すれば、その無頼漢でありながら忠義の男という矛盾した2点が繋がるだろう。

真名

第1.5部「亜種特異点Ⅰ新宿幻霊事件」ネタバレ注意

真名は中国四大伝奇小説「水滸伝」の登場人物「燕青」。梁山泊の義賊たちを描いた物語後半に登場する無頼漢の一人。優れた武術の腕や楽器演奏に長けている。

元々は孤児であったが資産家である盧俊義に拾われ育てられた。そのため、彼に対して絶対的な忠誠を誓っている。

小柄ながら肌白い端整な容貌の青年に成長した燕青は主である盧俊義と共に梁山泊へと入山。

盧俊義も燕青のことを可愛がっているようだが、如何せん自信家な性格故燕青の意見を無視して行動、結果として盧俊義は失敗するという流れが作中多々あり、最後には置手紙を残して盧俊義の元を立ち去っている。

燕青は架空の存在であったが、後に中国拳法の流派の一つ「燕青拳」の開祖として水滸伝から外れた場所においてその名が知れ渡ることになる。無論、開祖というのは虚偽であるのだが、拳法の開祖として名高き無頼漢を押し上げるのは箔付けとしての意味合いもあった。

聖杯セリフの死ぬより酷い目にあわせたい「蹴鞠野郎」とは盧俊義や梁山泊の統領である宋江を暗殺した敵役「高俅」のこと。

メインシナリオ内でボスとして登場した際に使用するスキル名も水滸伝の登場人物に由来している。

全身の刺青は原典由来だが、背中の義の字はキャラデザ担当の縞うどん氏が「自分なりに彼の生い立ちを一文字で表したもの」と説明している。

小説由来の英霊ではあるが、他サーヴァントのような「Fateの世界では架空の人物ではなく実在人物」や「モデルとなった人物」、「Fateの世界でも実在しないが、その殻を被るのに相応しい人物」という設定ではなく、「架空の存在」と明言されている珍しい例。

どういう人物かをよく知るためにはやはり水滸伝を読んでみたほうがいいのは確かだが、これといった書籍が無いのが難点である。

多才な人物で弩の達人でもあるため他クラス適性もありそうな上に、公式が真名隠しサーヴァントの真名を表示していく方針になったため、今後別バージョンで登場するかもしれない。

燕青だけではサーヴァントになれないため幻霊であるドッペルゲンガーを取り込んでおり、他者の外見を投影する能力を身に着けている。霊基はカルデアの観測でも見破れない程に精巧に再現されるが、内面の方までは投影できないため自身の知識でなんとかしなければならず、会話や行動に違和感が生じる。エコとか(2017年水着イベ脱獄編参照)。

「他者の姿と記憶を投影する」という性質故に、ドッペルゲンガーが英霊に昇華されることはない。

また、投影した人物の記憶を残してしまうというデメリットがあり、メインシナリオ内ではチンピラや成金、呪腕のハサン記憶が混じり自己が曖昧になって苦しんでいた。カルデアに召喚された際も幻霊が取り込まれた状態なのだが、この辺に関しては幕間で掘り下げられる。

能力

  • 真名:「燕青
  • 身長/体重:171cm・63kg
  • 出典:「水滸伝
  • 地域:中国
  • 属性:混沌・悪  カテゴリ:人
  • パラメータ
    筋力:B 耐久:D 敏捷:A+ 魔力:D 幸運:B 宝具:D
  • スキル
    気配遮断:C 気配を消すスキル。攻撃時効果が下がる。
    自信のスター発生率を少しアップ
    無頼漢:A 騎乗・単独行動の複合スキル。宴会に強くなるオマケ付き。
    Quickカード性能/クリティカル威力をアップ
    中国拳法:EX 宇宙と一体となる事を目的とした中華の武術。
    修得難易度は最高レベルでAランクでようやく修得したと言える。
    現存する様々な拳法の開祖として信仰されている。
    自身のスター集中度/NP獲得量をアップ(1T)
    諜報:A 敵組織に潜入し強い信頼を得ることができる。
    敵に名を知られなければ問題なく情報を横流しできる。
    自身のスター発生率をアップ(3T)
    ドッペルゲンガー:EX→B+ 装着された幻霊の能力。自己を希釈することによる変身。宝具は無理だが
    スキルは一部模倣可能。本来なら完全に再現可能な宝具級能力だが使用を
    忌避していることもあり低ランクのスキルに収まった。
    自身のスター発生率/Quickカード性能/クリティカル威力をアップ(3T)
    天巧星:A+ 災いを為す百八の星が転生した者たちの一人。
    魔星の生まれ変わりであり、生まれついて災厄と業を背負う。
    自身のスター集中度をダウン(1T)
    スターを獲得

宝具

十面埋伏・無影の如く(じゅうめんまいふく・むえいのごとく)

ランク:A / 種別:対人宝具 / レンジ:1~3 / 最大補足:1人

独特の歩法による分身打撃。魔法の域にこそ達していないものの、第三者の視覚ではまず捉えられぬ高速歩法による連撃。その様はまさに影すら地面に映らぬ有様だったとか。

ゲーム内では「敵単体に超強力な攻撃&敵単体のクリティカル威力ダウン(3ターン)」という効果のQuick宝具。強化未実装。

クリティカル威力ダウンは他サーヴァントがあまり持っていない珍しい効果。

性能

コマンドカード構成:Quick3、Arts1、Buster1

スキルが全てスター関連で、特に自身のスター集中度を制御することに長けており、自身がクリティカルを狙うだけでなく、「天巧星」によって味方にスターを渡すことでクリティカルを打たせるという変則的な支援能力を持っていることが最大の特徴。状況に応じて「中国武術」と使い分けることでスターの流れを操作していくことになる。

ステータスはかなりのHP偏重型で、固有クラススキルの無頼漢を加味しても火力は控えめ。また、ダメージカットや回避・無敵といったダメージを凌ぐスキルが無いため、クエストによってはマシュなどの他サーヴァントやマスター礼装でサポート必須。

そのままではアタッカーとしてもサポーターしても力不足のため、プレイし始めたばかりで第1部クリアが遠いという場合でなければ新宿&幕間クリアで攻撃面強化推奨。

最終再臨とスキルレベル上げの途中までは新宿でしか入手できない素材は不要なため、イベント報酬や日々のフリクエ周回等でなんとかなるはず。

関連動画

関連静画

関連項目

  • TYPE-MOON関連の一覧
  • サーヴァント(聖杯戦争)
  • Fate/Grand Order
  • 李書文マルタ(水着)ケツァルコアトル(名だたる拳法家達と戦えるのでサーヴァントになれて良かったと思っている。)
  • 水滸伝
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