VideoStudio(ビデオスタジオ)は、コーレル株式会社が販売している動画編集ソフトウェア。通称ビデスタ、CVSなど。
総合的な覚えやすさ、使いやすさで人気があり、評価が高いソフト。
これから動画編集をするんだ、という人にはかなりオススメ。
動画編集の他、DVD・Blu-rayのオーサリングも可能。(※Blu-rayは別途プラグイン必要。最上位のSuiteは同梱)
フィルター(雷や雨、モザイクなどの映像効果)やトランジション(映像間の切替効果)、タイトルアニメーション(文字の動き)が豊富。オーバーレイ変形も可能。
旧バージョン(9)が無料DLできた時期もあってか(現在は終了)、数ある一般向け動画編集ソフトウェアのなかでもダントツのシェア(ユーザー数)を誇り、2人に1人が使っているほどで、テクニックやテンプレートの情報交換もしやすい。
ビデオの再生速度調整は1%単位と、Premiere Elements等に比べて若干粗い(こだわらなければこれでも充分だが)。速度のずれが気になる場合は、速度調整したファイルをNiVEなどで別途作っておくとよい。
トラック数はビデオ21、テキスト2、オーディオ8。(テキストはビデオトラックにも乗るよ!)
映像クリップ自体を任意時間で縮小、移動、回転(X、Y、Z軸の3次元)でさせることができたり、ピンポイントでモザイクがかけられたり、音のノイズを低減できる。また、NvidiaのCudaや 64bit OSにも対応しており、変換速度の向上が見込める。
VideoStudioは毎バージョンの新機能が多く、全部を書き出すのは大変なので、いくつかピックアップして書くね。
主にできること(最近増えた分)
学割・教職員割引で安い『アカデミックパック』や、他社類似製品、同社製品を持っている場合に安い『特別優待版』もあるので、購入の敷居の低さにも定評があります。(特別優待版はNeroや B'sRecorder、Click to DVD等パソコンに元々入っているソフトでもOK。ただしムービーメーカー、テメーは駄目だ。 )
同社が発売している画像加工ソフトPaintShop Pro との同時購入版もある。レイヤーで保存してたものを核とラックにバラバラに配置できるとか、正確な位置で画像配置できるとか、色々使い勝手いいので、連携オススメです。
今、VideoStudioは4種類のグレードがあります。
無印 | 簡単な切ったり張ったりしたい人向け。(モーショントラック、360度や魚眼補正未搭載) |
Pro | 標準。モーショントラックついてて、360度や魚眼補正もできる。 |
Ultimate | 下記プラグインがついている。(プラグインだけで1000ドル以上の価値あり) |
Suite | Ultimateの機能+Blu-rayプラグインと、画像加工ソフトがついてくる |
元々、Ulead 社が開発・販売していたが、のちに買収されたため現在は Corel 社が販売している。
バージョン12の際に名称が「VideoStudio」から元ブランド名が足された「Ulead VideoStudio」に変更されたが、バージョンX3になった際にUleadの文字はなくなった。
VideoStudioでニコニコ動画用にアップロードする際に、以下の点に注意すると高画質な動画をアップロードしやすい。
同社が発売している画像加工・フォトレタッチソフト「PaintShop Pro」とのセットパッケージが発売されている。商品リンクは下記にある。
【連携ケース1】VideoStudioは画像で動画を出力することができ(形式はBMPやPNG、JPEGなどが選択できる、連続で出力するため、軽く100枚を超える画像が生成される)、それをPaintshopで一括編集、処理を行い再度VideoStudioに読み込ませる、という荒業も存在する。
【連携ケース2】VideoStudioで使う画像の加工(透過PNGへ保存)、写真のフォトレタッチ、ロゴの作成をしてVideoStudioへインポートなど。特にスライドショーを作成する際は、肌の調整や色見などをPaintshopで修正を施してやると、それだけでクオリティがあがりやすい。
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最終更新:2024/05/04(土) 21:00
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