【1】概要でハリます!
- おじさんハウス(略称、『家』)とは、『城とドラゴン』に登場する大型の地上迎撃キャラである。
- 他キャラクター達と比べて一風変わった存在感を放つことから、一部の一部の城主の間では空前のブームが巻き起こるほどの人気を博している、多分。詳しい詳細は後に記載する。
【2】城とドラゴンとは
- 城とドラゴンとは、2015年の2月5日に株式会社アソビズムから配信されたリアルタイムストラテジー型(RTS型)のタワーディフェンス(TD系)ゲームである。配信開始直後にも関わらずダウンロード数が激流の如く増え始め、今では幅広い年齢層から灼熱的な支持を得ている今世紀期待の超長寿ゲームだ。
- 城とドラゴンでは特徴的な二つの要素が存在する。一つは、キャラが複数のライン(軸)を移動することだ。2Dのキャラクター達が縦横無尽に動き回るので、状況次第では見るだけでも白熱する大乱闘が繰り広げられる。もう一つは、やはり個性豊かなキャラクター達の存在だろう。攻撃や移動姿、寝顔、最後の死に様まで丁寧に描かれたキャラクター達には生まれながら複雑な事情を抱えている者も多い。愛着を込めて育て上げた暁には、キャラクター達から特別な気持ちが告げられるかも…?
- また、運営による事業はゲーム内だけに留まらず、動画サイトでキャラクター達にそっくりな巻き寿司を披露したり、全国各地でリアルイベントを開催するなど、もはや国民的ゲームと言っても過言ではない。皆も城とドラゴンで遊ぼう(提案)
【3】おじさんハウスの解説でハリます!
【3-1】動作
- 城とドラゴンに登場するキャラクター達の行動は主に「前進」と「縦移動」、「自身の周辺のみを索敵して接近」といった3つに分類されるのだが、おじさんハウスは「召喚されたその場から動かない」という唯一無二の特性を持つ。
- 自ら敵陣へと近寄らないため、引き込まれて倒されるということがなく、自陣から延々と敵を迎え撃ち続ける。このことから『要塞(チケットの捨て所)』という異名を持つ。
【3-2】構造
- おじさんハウスは外装に赤色と肌色を基調とした横縞模様が描かれている二階建ての一軒家だ。変哲もないただの家と思われがちだが、一回と二階を繋ぐ階段や梯子、骨組みなどが一切見当たらない他、タマゴから孵化した時には既に家としての形が整っているなど、実に不可思議なキャラクターである。
- おじさんハウスは武器がほぼ存在せず、兜(二階)と鎧(一階)の開発が攻撃力を含む能力値の上昇に直結する。装備の種類は建造物関連が多い中、組み合わせ次第で巨大なケーキや火山、シャチホコなどへと変貌する。
【3-3】状態異常(おじさんの種類)
- おじさんハウスの攻撃は『毒』『麻痺』『封印』『魅了』『睡眠』の状態を変化させる5種類と『高威力範囲攻撃』『無効果攻撃』の無効果の2種類からランダムに一つ付加して敵にダメージを与える。(状態異常の効果は下の表を参照)
- これらの状態異常は既存の状態異常キャラが持つスキルと同じ効力があり、過去のゲームバランス調整で『麻痺』と『毒』が大幅に上方修正された際は、「おじさんハウスがとても強くなった」と一部の城主の間でお祭り騒ぎが起こった。
状態異常の種類 状態異常の効果 既存の状態異常キャラ 毒 死亡するまで固定ダメージを受け続ける マタンゴ 麻痺 通常攻撃を行う際に確率で一時的に行動不能になる キラービー 封印 スキルを発動出来なくなる ヴィーナス 魅了 味方のキャラを攻撃する様になる プリティーキャット 睡眠 行動不能になるがダメージを受けると稀に解除される マーメイド
【3-4】通常攻撃
- おじさんハウスの通常攻撃は、様々な種類の小さなおじさん達が一回の出口から出発し、敵にぶつかって爆発するという間接型の単体攻撃を仕掛ける。(おじさんの種類については【3-3】を参照)
- 射程は遠距離と記載されているだけあって、それなりに長い。出発した小さなおじさんは対象の敵に着弾するまで歩いて追尾し続けるが、見失うと物寂しげな表情でハウスに戻り、攻撃を中断する。
- 通常攻撃が飛行キャラに当たらない他、特定の条件下ではおじさん達が敵の居場所まで到達できずてんやわんやするなど、戦力としては他の大型キャラクターと比べたらやや見劣りするだろう。
【3-5】スキル
- おじさんハウスは「ヘンナオジサン」というスキルを持つ。通常攻撃をする際に、確率で二階から変なおじさんが現れるのだ。
- 【3-3】で記載している計7種類からランダムに効果が選ばれ、その効果が付加された範囲攻撃を行うべく、変なおじさんが自ら敵に接近し、大爆発を巻き起こすのである。対象に選ばれた敵を含むその周囲へもダメージを与えるので、状況次第ではかなりの広範囲まで届く。
- スキルLvを強化するとおじさん達が敏腕になり、着弾した際の効果範囲が広がる他、状態異常の効力も強くなる。
- 因みにスキルの説明欄には記載されていないが、発動の判定にはならないもののダメージが発生した範囲内であれば、飛行キャラにも命中する。これにより爆発の規模が如何に大きいかが伺えるだろう。
【3-6】マザースパイダーとの比較
- 他のキャラクター達を寄せ付けない程の存在感を放つおじさんハウスだが、同じゲームのキャラクターである『マザースパイダー』と比較して語られることが多々ある。
- しかし、この話は奥が深く全容を記載するとなればとても長い文章になるため、城とドラゴンをダウンロードして実際に遊び、自分の目で確かめよう!(思考放棄)
【4】おじさんハウスの使用方法でハリます!
【4-1】砦付近
- おじさんハウスを実践で使うとなった場合、初めに配置する場所は恐らく砦付近だろう。砦裏への配置は、相手に迎撃のキャラクターを利用して砦に圧力を掛けられた時などに真価を発揮する。但し、おじさんハウスの攻撃力はそこまで高くはなく、砦へ攻めてくる敵を処理する能力は先ず先ずといった所。また、常に砦付近から離れないため、敵を自陣へ引き込みにくくなるという欠点もやや目立つ。
- この配置で戦う際に注意する点は、砦の体力を保つことだ(著者説)。砦を占拠されたが最後、丸裸となったおじさんハウスは易々と解体されてしまうか、状況次第では相手にされず、ただの家と化してしまうだろう。
【4-2】砦重ね
- おじさんハウスは城とドラゴンに登場する全キャラの中で、一二を争う耐久力を持つ。この耐久力を最大限に活かす配置が、砦重ねである。
- 今では可能な配置だが、おじさんハウスがゲーム内に登場した当初、砦の上に召喚しようとすると「このキャラは砦の上に召喚できません」が出現し、召喚できないという制限が設けられていた。
- この配置の強みは砦の上から微動だにしないため、敵に砦を指一本触れさせないことだ。砦に向けられた全ての攻撃をおじさんハウスが受けるので、視線を奪われても安心して戦うことが可能となる。それでも常に最前線で戦う配置な故、高い耐久力があるとしても維持させるにはそれなりの補助が必要だろう。
【4-3】攻めのハウス
- おじさんハウスといえば堅守なキャラクターとして有名だが、【3-1】で記載した特性を応用し、敵の砦へ圧力を与え続けることも可能だ。この配置こそが、攻めのハウスである。
- 城とドラゴンでは、敵陣に引き込まれない(又は引き込み難い)動きをする一部の迎撃キャラと砦を占拠するキャラを合わせて相手に圧力を掛ける先方がとても手強い。おじさんハウスは特性上一切動かないため、敵にタゲを奪われにくく、遠方から延々と圧力を掛け続けることが出来る。
- ただし、高い確率で敵の大型を誘発する他、おじさんハウスの召喚数が1体のみなので、砦の配置や手札、戦局をよく見計らうなど、攻めのハウスを展開するタイミングには注意が必要だ。
【5】おじさんハウスと相性の良い組み合わせでハリます!
【5-1】エンジェル
- 【4-1】で記載した砦重ねだが、これにエンジェルというキャラクターを組み合わせると、おじさんハウスの強みを最大限に活かす陣形が出来上がる。
- 簡潔に説明すると、エンジェルは自身の前に味方が存在する限り、回復行動を止めない。つまり、おじさんハウスが死亡するまで延々と回復し続けるのである。
- 一見すると攻略法が無い完全無欠の組み合わせだと思えるが、城とドラゴンのシステム上、相手にせず別軸から攻めたり引き分けに持ち込むなど、比較的対処し易い戦法だと言える。
- また、最近ではタワーディフェンスの王道である『壁+遠距離』を破るキャラクターが数多く登場し、この『エンジェル+おじさんハウス』の組み合わせは近く…否、既に廃れてしまっただろう。
【5-2】カタパルト(他、遠距離攻撃が可能なキャラクター)
- 城とドラゴンでは、先に召喚されたキャラクター(以下、『土台』)の上へ後から別のキャラクターを重ねる様に召喚すると、そのキャラクターは一部のスキル攻撃を覗きダメージを受けなくなるという現象が存在する。この現象は、土台がその場から動かない状態でのみ発生し、おじさんハウスはこれの生成にとても適しているのである。
- カタパルトというキャラクターは遠方から強力な範囲攻撃を放つのだが、耐久力がとても低く『大砲』という機能で簡単に倒されてしまう。そこで、土台におじさんハウスを選ぶことにより、大砲などのダメージを受けず相手に攻撃をし続けることが可能となるのだ。
- 今回はカタパルトを例に挙げたが、通常攻撃の射程がある程度長いキャラであれば、どのキャラクターでも戦力として期待できる組み合わせとなるだろう。
【6】おじさんハウスにまつわる小ネタでハリます!
【6-1】おじさんハウス誕生の由来
- 城とドラゴンのキャラクターは実在する(神話や伝説上の存在を含む)ものが多く、アートディレクター(以下、『AD』)の手によって『城ドラらしさ』を吹き込まれた後にゲーム内へと登場するのだが、おじさんハウスはADの「おじさんが描きたい」という願望から生まれたキャラクターなのだ。竹内のオリキャラ。
- 正に、おじさんハウスは城とドラゴンを代表する完全オリジナルキャラクターといっても過言ではないのである、多分。
【6-2】おじさん達の声
- おじさんハウスに住まう色鮮やかなおじさん達は、出発時と着弾する際に日本語のような言語を発する。ここでは著者が確認できた範囲で記載する。個人で聞こえ方は変わるらしいので、あくまで参考程度にどうぞ。
おじさんの種類 確認できた日本語 水色のおじさん nemunemu 黒色のおじさん dame 黄色のおじさん mahi 紫色のおじさん moudoku 桃色のおじさん uhun 赤色のおじさん 不明 肌色のおじさん 不明 変なおじさん1 detayo 変なおじさん2 hoihoi
【6-3】おじさん達の内情
- 城とドラゴンで遊んでいる最中、キャラクター達はTIPSという形で様々な情報を城主に伝えてくれる。おじさんハウスも同様に、おじさん達のあんなことやこんなことを事細かく知ることが出来るのだ。
- 因みに「~ハリます」というのは、おじさんハウスの口癖でハリます。可愛い。
【7】おじさんハウスの能力値など様々な情報でハリます!
【8】最後に
- 敵に大打撃を与える程ではないものの、遠方からじわじわと状態異常を仕掛け相手を攪乱する能力は、地味ながら優秀だと言えるだろう。儚くも逞しい小さなおじさん達が住まうこの家を是非とも育ててみては如何だろうか。結局のところ、様は使い方次第なのである。こんな火薬臭い家の補強や改装にお金と時間なんて掛けなくても良いから(良心)。別の大型を育てた方が6880倍役立つので無益なオナニーは・・・止めようね!
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