九十九百太郎(つくもひゃくたろう)とは、ゲームメーカー・テクノソフト出身の作曲家である。
概要
主にハードロック・ヘヴィメタル調の楽曲を得意とする一方、バラード調やピアノ楽曲の製作もこなすなど、幅広い作風を持ち合わせている。
また氏が作品を問わず使用するThe Justice Rayというシリーズ的な持ち曲もある。
作曲音源として、SC-88Proを長年愛用していた。その為「音が古臭い」と揶揄される事もあるが、「九十九=ハチプロ」と認識しているファンは今でも多い。
テクノソフト入社後、「ハイパーデュエル」でデビュー。以後「ブラストウインド」「サンダーフォースV」「ネオリュード1・2」等、多数の作品で作曲を担当した。
フリーランスになってからは、主にライアーソフトの作品などアダルトゲームでの活動を中心に行う。
一部の人には切腹ソングとかで知られる。
同人活動もしており、「サンダーフォース」等の没曲・アレンジなどを発表。
この絡みで同人ゲーム「BROKEN THUNDER」の中心スタッフになったりした。そして盛大に叩かれた。
…確かに楽曲は良いけどねぇ。
とは言え、2008年に発売された自称サンダーフォースの新作が非常に恐ろしい出来だったためか、ニコニコ動画内において微妙に評価が見直されている向きもある様だ。
また、2008年末には、同じくテクノソフト出身の山西利治氏や大谷智巳氏と合同作品を出したりもした。
ちなみに山西・大谷両氏共に「サンダーフォース」に関わった作曲者である。
ブロークンの一件後は自ら株式会社マカロンボックスを興し、社長を務めていた…が、会社が倒産した為に東京を離れ、地元の佐世保に戻ったらしい。
現在は主に同人の場で活動中。他にはネットラジオもやっている。
また、PSPでも移植予定ののWindows用アクションゲーム「機装猟兵ガンハウンドEX」で表舞台に久々で活躍。
同様に公開された「ガンハウンドポケット」ではGB音源風の楽曲も披露している。
(ちなみに前作「機装猟兵ガンハウンド」の作曲は山下絹代女史だった)
余談だが、余計な発言が多い事でも知られる。過去には「サンダーフォースIV」に全く参加していなかった(TFIVの作曲は山西利治氏と吉田猛氏のみ)にも関わらず「TFIVのギターの音色の出し方を古代祐三に聞かれた」等と吹聴したり(その後虚言と認め、一時活動を自粛した)、東方アレンジCDのブックレットでわざわざ「東方の楽曲は未完成」とコメントして東方ファンの顰蹙を買ったりした(こちらの方が大問題だったが)為、氏を快く思っていない人や「曲は好きだけど性格がちょっと…」という人も多い。
また、ニコニコ動画も見ているらしく、自分の曲が使われている動画にコメントを残したり、ニコ生で配信をやったりしている模様。
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関連項目
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