Kingdom Come: Deliverance (キングダムカム:デリバランス)とは、チェコのWarhorse Studiosが開発しDeep Silverから2018年2月13日にPS4、Xbox One、PC向けへリリースされた本格中世RPGである。
概要
ゲーム情報 | |
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ジャンル | アクション アドベンチャー RPG |
開発元 | Warhorse Studios |
販売元 | Warhorse Studios Prime Matter DMM GAMES (JP) |
機種 | PlayStation4 Xbox One PC |
発売日 配信日 |
2018年2月13日 |
価格 | ¥ 3,090 |
その他 | -- |
ゲームソフトテンプレート |
中世ヨーロッパ(1403年)のボヘミア王国(プラハ近郊)を舞台にしたFPSオープンワールドRPGである。
日本ではPC版をSteamで購入できるほか、DMM GAMESが2019年から取り扱っており、名称はカタカナで「キングダムカム・デリバランス」となっている。ただしPC版は日本語は長らく無かった。
2023年2月にリリース5周年を記念してPC版にも言語パックが追加され、日本語プレイできるようになった。[1]
特徴
概要にあるように硬派と書かれているが、どのように硬派かというと……
- 魔法は存在しない。もちろん敵は野生動物か人間のみでモンスターなんて出てこない。(ポーションはあるが)
- 中世のボヘミアの世界観を忠実に再現しており当時の文化や風習等がtips等で詳しく紹介されている。
- 主人公は最初は文字が読めない。平民育ちだから当たり前である。(なお、数日勉強するだけでマスターできる)
- 服は一回戦闘するだけで汚れまくるし、薬草採取しても汚れる、戦闘で手こずったのなら防具がボロボロになるのも珍しくはない。
- 最初は何をするにもド素人で、コツコツ研鑽を積まないと強くなれない。序盤が一番難しいともいえる。
- ファストトラベルでも普通に敵と遭遇してしまう。最強クラスの敵に遭遇してしまってなすすべもなく殺されることも。
登場人物
この作品の主人公。鍛冶屋の息子である。剣術に憧れる村人その1(だけど恋人持ち)でしかないが自身の村が戦争に巻き込まれてその運命は大きく変動する。文字は読めないが貴族相手にも言いたい事は言うほど口は達者である。
ヘンリーと同じ村に住む友人、まさに悪ガキである。ヘンリーを誘って悪だくみをするがヘンリーと同じく戦争に巻き込まれて、住む場所を失う。彼らが幸せになれるかはヘンリーの甲斐性次第である。
酒場の娘、ヘンリーの恋人。むしろビアンカのほうが積極的であり、ダンスなどを楽しむ。
ヘンリーの村の粉屋の娘、ヘンリーと違って犬の扱いや弓矢の扱いに長ける。DLCでは彼女を操作するシナリオがある。ヘンリーの命の恩人でもある。
ラジク卿
ヘンリーが住む村の領主、一村人であるヘンリーの名前を覚えているなど民の事を思う領主である。ヘンリーの父を腕のいい鍛冶屋として評価している。戦争で領地を失うが生き延びて再起を図っている。史実の人物だが設定には改変がある。
ハヌシュ卿
ラッテイを統治する領主、領主の地位にいて文字が読めず、口が悪い面があるが上に立つものとして非常に常識的な判断を下す人物。史実の人物
ガボン卿
ラッテイの次期領主、絵に描いたような嫌味なお坊ちゃん。ただし、気前自体は良く、話せばわかる人物。DLCでは彼の恋物語に振り回される。名前が少し変更されているが史実の人物。
ラッテイの守備隊長、脳筋だが剣術の指導は丁寧。しかし訓練中は敵意むき出しの台詞を言うが気にしてはいけない。彼に教えを貰えれば貰えるほどヘンリー君は最強の騎士になれる。彼の指導をどれくらい受けるかで難易度が変わるほど。
関連動画
関連項目
関連リンク
脚注
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