ホラー:
horror 【髪の毛が逆立つこと、が原義】
1) 恐怖、恐ろしさ、恐ろしい人、物、事。(terrorとは違い嫌悪感を伴う)
2) 1)から転じて、心霊や怪物、嫌悪感を伴う恐怖を扱った「ホラーもの」「ホラー作品」のこと。
3) 憎悪、嫌悪。
4) ぞっとする気持ち。ふさぎ込み。アルコール中毒の病的震え(振戦)。
5) 深夜特撮ドラマ「牙狼<GARO>」シリーズに登場する敵怪物の総称。
概要
怖さを意図していなくても、怖さを感じることはある。漠然とした恐怖。
ホラーの類型
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この項目は、独自研究を含んでいます。 人によっては「それ違くね?」と思うかもしれません。掲示板での議論もアリです。 |
スーパーナチュラル系
超常現象系
サイコサスペンス系
民俗系
フォークロア系
まるで事実であるかのように語られる恐怖譚。噂、都市伝説の類。
動物系
グロテスク系
外見の気持ち悪さ、身体的な痛みを強調する表現など、視覚的な恐怖を扱うもの。
人情系
お笑い系
密室・閉じ込め系
いわゆる「脱出系」。
襲い掛かってくる脅威がない作品もあるが、それでも知らない所に放置されるのは怖い。
他何かあれば追加して下さい。
精神化領域での「心霊現象」についての考察
この文書では、ホラー物によく見られる、幻視、幻聴などを総称して「幻覚」と統一して、精神化領域での心霊現象の一部の考察を行う。。また、精神障害者などに対する偏見を招く事が無いよう十分に注意して説明を行う。また、これは精神科領域で医学的に証明されていることであり、全ての「心霊現象」について説明しているわけではないことに注意されたい。参考文献は「Pub Med」という、誰もが閲覧可能な、ネット上の論文集である。
精神科領域の病気で、幻覚は主に統合失調症や解離性障害によくみられる。統合失調症とはその病状をよく表現した言葉である。脳は通常、論理野、視覚野、聴覚野、運動野などの各分野が、人間が現実の事象に対応できるように「統合」して働いている。その統合が崩れてしまう(失調してしまう)のが「統合失調症」である。ここでは、統合失調症に関する詳細な医学的説明はしない。
心霊現象に関して、健常者が「幻覚を見る(霊などが見える)」という現象が最も起こり易い状況は、違法なドラッグが主である。しかし、それ以外に特殊な心理状態を生み出す状況に置かれている健常者にも「幻覚」は発生する。ここでは「恐怖を感じる状況」「予期不安を感じる状況」「何かを妄信している状況」などとする。
それらのような状況に置かれている健常者の心理状態は、通常とは違い、何らかの興奮が脳に発生している。脳に興奮をもたらす脳内物質は様々だが、ここでは「アドレナリン」が大量に生産されていると仮定する。アドレナリンは興奮や快楽をもたらす代わりに、不安・焦燥ももたらす。そして「アドレナリン」は「ドーパミン」という脳内物質の前駆物質である。
「アドレナリン」が大量に生産されると「ドーパミン」も同時に大量に生産される。この「ドーパミン量不均衡」の状態が「幻覚」を直接引き起こす。「ドーパミン」は、各脳野の統合に関して非常に重要な脳内物質であり「ドーパミン量の不均衡」は、脳の各機能の統合を崩してしまう(失調させてしまう)。それが故に、健常者の置かれている環境や、心理状態により、一時的な統合失調の状態になり「幻覚」を見る事になる。「霊能者」と称されている者は、統合失調症の症状の一つである「頑なな妄想(信念など)」を健常な状態で持っていると考えられる。だが「霊能者」はあくまでも健常者であることに注意したい。
これらの現象を止めるために使用する薬品で代表的なものは「ハロペリドール筋肉注射」であり、これを投与すれば「幻覚」は数分で感じなくなる。この薬品はドーパミンアンタゴニストと呼ばれるもので、脳内のドーパミン量を適切に調節する事により、脳機能の統合を回復する。
ホラー映画を見る方、心霊スポットなどに行く方、霊感が強い方などで、心霊現象が苦手で困っている方は、一度科学的アプローチを試すために、精神科医に相談して見る事をお勧めする。
関連項目
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