ニコニコ大百科

毎度毎度思うのだが何故異世界なのに凄まじく出来の悪いキリスト教もどきが出てくるんだろう？

シスターは萌えるからじゃないの

>>151
作者がキリスト教という凄まじく出来の悪い宗教をモチーフにしているから。

だいたい、出来の良い宗教ってなんだ？
設定文を読んだだけで、アヤシイツボ百万円也を買いたくなっちゃうような宗教？

>>154
代々能力を受継ぎそれを実際に行使する技術を積み重ねてきた所だな(あればだが)。無論宗教としての出来の良し悪しであってその教団が社会になす害益とは別の話になる。

キリスト教はイエスが持っていたという能力をそれ以後の者が何も受継いでいない。始めからイエスにそのような力など無かったか、弟子達がイエスから何も受け継ぐ事が出来なかったという事だ。

現実世界における宗教って神が存在しないことを前提に成り立ってる部分もあるから
神が存在する世界の宗教の描き方となると現実のそれとは明らかに違うものになるだろうし、難しいな

神が存在する世界の宗教…社長みたいな扱いになるんだろうか。
宗教って、結局メリットのために信仰している所あるよね。
守ってくれる、天国へ行ける、ご利益がある、っていう。
存在がはっきりしている分、そのご利益も明確でないと、信仰してもらえない気がする。
（愛社精神は、何もない所から生えてこない的な）

神を名乗っている存在は偽りの神であり、もっと非物質的で理想的な真の神が別に存在する、というようなグノーシス主義的な信仰は生まれるのではないだろうか

>>156
宗教それ自体は別に神の存在を前提としていない。というより神＝上＝先祖であり宗＝祖廟だから先祖代々受け継がれてきた教え、先祖の祀り方が宗教。
どうすれば正しく祀れるのか、何をすれば良いのかなどは祖霊祖神に直接伺い立てるのが一番となる訳だからそのような事が可能な能力を持った者がいれば重宝がられ、組織の中核を担う事になる。
単に能力者集団である場合は「道」とでも呼ぶべきなんだろうが、特定地域やエスニシティの間で先祖代々受け継がれてきた場合はやはり宗教であろうな。

>>158
SW2.0の霧闇神フラクシスは名前からして、たぶん元ネタにしてるかと

>>159のオレ定義ぶりに草

アレっすよキリスト教もどきの巨大教団が必用になるのは
ヒーラー役用のバックグラウンドが欲しいとか
超国家的な魔物に対抗する組織が欲しいとか
精神面で支配するタイプの大物悪役が欲しいとかそういう需要

日本の作るファンタジーって世界から見たら微妙だと思われるっぽいね
FF7はファンタジーに機械を混ぜて人気を出した訳だが
そういった事をせず純粋に話の筋だけを日本風にする場合
世界観と設定を指輪やD&Dだとかハリポタみたくしたうえで
作る世界の土台となる時代を綿密に考証し
セリフをシェイクスピアやゲーテっぽくしないと売れないと思うんだ

>>162
日本は日本のファンタジーをつくればいい
外人のケツなんか舐める必要はない

海外需要を無視していると文化交流面で膨大な貿易赤字に陥るだろうね
ただでさえ洋ゲー韓ゲーが市場を席捲しているってのに
この加工貿易国で、鎖国はいかんぜよ

国内需要を無視して海外向けに作っても惨めな結果になるだけ……
そもそも海外ってどこだよって話だが
アメリカとイギリスですら国民の好みは違うわ

海外需要を「無視しないこと」が、なんで国内需要を「無視すること」になるのか分からん
売れているゲームは世界中で売れている。最初っから海外無視ありきでは話にもならん

まあそんな期待したそのままに売れるほど、ゲーム業界は単純じゃないだろうけど。

まぁ、視野は広く持つべきくらいの話じゃろう。
本場風（？）を目指すのが正しい道かは知らんけど、迎合するのと競争力を付けるために学ぶのとは違うんじゃない？
ゲームみたいな娯楽作品にそういう考え持ち込むと歪みそうな気もするが、日本市場は長い目で見て縮小こそすれ拡大は見込めないだろうし避けては通れまい。
ＦＦだのＤＱだのやってた世代が居なくなる頃には、作る方も消費する方も見向きもしなくなってるかもよ？

ダークソウルやブラッドボーンは海外でも売れてるし
問題はラノベ風ストーリーや萌え絵

ペルソナ見る限り問題ではないだろう

ウーン
でもラノベ的なそういう話は話で海外にも一定のファンがいたりするんだよね…・それこそ無視できない数で…

それはそれとして海外は人間エロ規制が厳しいからかなんなのか知らないけど人外萌えが日本よりもてはやされてるというか深いとこまで突き抜けていってる感あるなあ
アンダーテイルにしろマイリトルポニーにしろ、あとはポータルとかＦＯとかのロボ萌えね。
あの辺の文化の深さは感心しちゃうね…セリフ回しも絶妙なんだよな…

世界に合わせて持ち味を消していくというよりは、自分の持ち味をより強く押し出していった方がいいと思うよ。万人受け狙って丸くするのもそりゃ結構だけどさ。

というか日本の萌え文化()って何か「ユダヤ人が19世紀の西欧社会を眺めてるような感じ」なんだよね。
向こうのケモって萌化みたく人が獣を着飾ってやってるっていうより獣が自分でめかし込んでみましたっていうノリで、言うなれば獣が獣の為に作ったアニメって所

>>172
それは実に納得がいく例えだ
ファンタジーアニメ（一部の漫画もだが）の元気が良いのは、獣性を失っていないからだろうな
ファンタジー小説もお行儀のよい退屈な文章に安住しないで
野心的でぶっ飛んだ作品をもっとブチ上げて欲しい

近未来的な世界観の影で魔術や怪異が暗躍してるようなSFとファンタジーのハイブリッド的な世界観が好き

・舞台は西洋風
・世界観には歴史と伝説を用意し、キャラクターの一人一人にも歴史を作る
・世界の伝説によって伏線が作られ、物語中の謎にはキャラクターの歴史が少なからず関係している
・命名は自作の言語を組み合わせる
・時代考証と西洋思想は程々に
・色んな種族と魔法が出てくる
辺りまでテンプレ　ここに
・現代戦力
・アジア風ファンタジー
・禁酒法時代ファンタジー
・SF(科学っぽくない装置とかがたまに出てくるタイプ)
・サスペンス
とかをぶち込む

ぶち込んでるというよりアジア風(というよりアジア人の思考様式に基づいた)ファンタジーに西欧風のアンビエントでスキン被せてるって感じでない？

エルダースクロールシリーズのように神様やそれを信仰するご利益、死後の世界（地獄じみたものを含む）が本当に存在する世界だと死生観や命の重さに対する価値観って現実のものとかなり違いそうだよな

というかアレを作っている人達は本当にそれそのままのものがあると思って作ってるんですかね？

どちらかというと現実の中世ってのが死後の世界が本当に存在することを前提として成立していたわけで
ファンタジーってのは、現代では限られた史料でしか知りえないそんな中世のリアリティを
疑似的に追体験できるツールでもあるね

いや死後の世界が本当に存在する事を前提としていてもそれがどういうものかという明確なイメージを社会が広く共有している事とはまた別なんじゃないですかね。
それに死後の世界の有無でいうなら現代でも広く「信じられ」てますよ。
尤も明確なイメージとして共有し本当に存在するという前提を一人一人が構築できていないからこそ「信仰」という形で各宗派が唱えた死後の世界像をあると主張しなくてはならないんでしょうけど、キリスト教化してた中世の時点でもうそうなってた訳だからねぇ
そういう意味でも「限られた史料」から伝わってくる中世社会のリアリティってのはESみたいな世界観とはまるで別物じゃないすかね