ニコニコ大百科

>>90
SFでいいんじゃない？
SFならサイエンスフィクションにも
スーパーファンタジーにもなるし。

今でいうファンタジーは狭義におけるものと広義におけるものと区別されるけれど殆どの場合は後者の広義におけるものが中心だと思う。確かに指輪物語は世界観に対しては影響を与えたものが多いけれど、現代のハイ・ファンタジーの影響は指輪物語だけに留まらないともされているから、指輪物語だけ強い影響を受けていると言うとなるとそれは違うと思う。ただ影響を与えた1作というのは間違いないと思われるが。

ファンタジー、特にハイファンタジーに大きい影響を与えた人物としては、ロバート・E・ハワードとかマイケル・ムアコック（こちらはまだ存命である）の二人はもっと話題に上がって欲しくはある。
ハワードはキャラクターのアクション、活劇的要素をファンタジーに持ち込んだ（剣と魔法、ってジャンルの創始者と捉える向きもある）。
特にムアコックはダークヒーローの造型とD&Dのアライメントに大いに影響を与えている。
まあ後年になるとムアコックは自作のクロスオーバーないし統合を目指してローファンタジーにも取り組んで行ってるけど。

和製ファンタジーでおすすめの作品って何かある?

>>94
どんな和製ファンタジーを読みたいのか分からんので全ジャンルから検索すると、
「ロードス島戦記」「スレイヤーズ」「魔術士オーフェン」「陰陽師（夢枕獏）」「十二国記」・・・
もっと趣味に走れば
「戦地調停士シリーズ」「狼と香辛料」「テイルズオブジアビス（結城聖版）」「バッカーノ」「我が家のお稲荷さま。」・・・

>>95
回答ありがとうございます。

確かに、和製ファンタジーといってもいろいろあるので、
それだけではいけませんでした。

精霊の守り人、RDG、しゃばけ、等といった作品が好きなので
似たような雰囲気を持つ作品を紹介してもらえたらうれしいです。

市場原理主義も多重人格も死体損壊罪も国民的アイデンティティも不換紙幣も・・・

中世ヨーロッパ水準の農耕世界ファンタジーなのに「屈強なドワーフ」とか「肉食の蛮族」とかの体格に種族的説明のない
普通の人間のマッチョがやたら出てくるのって
やっぱりアメリカ映画の影響なのかな。ラッセルクロウとかの。
食肉の供給量や食生活を考えると明らかにおかしいと思うんだけど。

まあそこを極端にリアルにすると登場人物の平均身長が
150台とかになっちゃうから別にいいんだけど
逆に「ファンタジー作品で戦士がマッチョじゃないのはリアルじゃない！」っていう主張を最近よく見るようになって
おいおい…と思うようになった

別にガチガチに設定固める必要はないんだけど、中世といいつつ普通に現代兵器が出てきたりするのはもういっそ近代って言ったほうがいいんじゃないかって思うことがある

>>95　「テイルズオブジアビス（結城聖版）」
まさかここで、この作品好きな人と出会えるとは……ぜひ会話したい


ファンタジーならパンドラハーツが好き
ちょっと流血などがあるから、苦手な人もいるかもしれないが
いわゆる幻想的な雰囲気が好きなら、黄昏色の詠使いもおすすめかな

>>95
なら、たつみや章の月神シリーズとか荻原規子の勾玉三部作とかどうかな？
どっちもアイヌ文化とか日本神話とかを下敷きにしてる話で、守り人シリーズ好きな自分が夢中になって読んでたから、面白いんじゃないかな。

>>98
むしろ逆で豊かな栄養状態の現代人の身体を過剰に低く見る傾向があるんだと思う
いわゆる「ひ弱な現代人」というやつで
それを基準にしてイメージするから妙にマッチョになる

ファンタジーをハイとローで二分することの不毛さを書こうと思ったら、すでに最初の方のコメで指摘されてて安心した。
たぶんこの上下の観念を考えた奴は、最初は低俗（ロー）なものを仕分けるつもりで始めんだろうが、いざ対になる高尚（ハイ）なものを定義する時に厳密な条件を定められなくてさぞ困惑しただろうと思う。
そもそもハイの定義とされる「現実から独立した異世界」とやらには現実の価値観や風俗、生活の品々がまんま反映されていたりするんだもの。現実世界とは分かちがたい世界であるのに、間接的だから現実からは乖離した独自のものである、なんて言い訳がましくてさぁ。

俺は、作品のジャンルにハイとローという上下（優劣）の区分を考えた奴の根っこにあるのは、階層化による差別を公然化したいという欲求があったんじゃないかという穿った見方をしているんだけど、仮にその目論見があったとしても、現実に作られた作品の数々によって有名無実化していることに安堵を覚える。
作家が自分の著書をハイやらローなんて飾りをつけて語り出したら笑い話にすらならないもの。

>>98
アメリカの筋肉礼賛もある種のファンタジーだな

でもマッチョな戦士って、
根拠はないけど何となく説得力みたいなものがあって、
それがリアルに感じさせるんだろうな

剣闘士の例だと、腹を薙がれても致命傷を
負わないよう太るという鍛え方もあったそうだ
現実には全身マッチョはそれこそスポーツの領域なのかもなあ

薄着のおねーちゃんやひ弱なイケメンが強いよりは
ムキムキマッチョマンのおっさんが強いほうがカッコイイし説得力があるじゃない。

>>106
それは2010年版の映画『ロビン・フッド』を見てないから
そんなことが言えるんだと思うよ…

中世イングランドが舞台ってことで他の俳優は明らかに体重を絞って役作りしてるのに
主役のロビンフッドだけ若干メタボ入ったマッチョのアメリカ人のままだから、
全編にわたって「栄養状態バツグンでムキムキの平民が痩せた貴族たちの圧政に憤る」っていうギャグみたいな絵面になってる。

個人的にはキャラを格好よく見せるために舞台設定を無視してマッチョにするっていうのは
演出としてはアリだし好きだけど、やっぱりいわゆる厨二要素と同じで、
度を越して乱用したら作品の面白さを損ねる結果になるだけだと思う。

ファンタジーなら何でもアリだし誰でも書けるだろ、ってよく言うけど
ファンタジーの本質が思考停止じゃなく、世界構築であることを無視していると思う

>>98を批判するにしても、ファンタジーだからってマッチョでいいじゃんと門前払いする前に、
>>98が貧しい中世農民と全身鎧を調達できる豊かで飽食な騎士階級を混同していることを指摘すべきでは？

>>108
中世ヨーロッパでも騎士階級なら現代人並みに肉を食べられたと？
それは疑問だね
ジャガイモや農耕技術の向上によって穀物の生産量が増加するまで
家畜の肥育に当てる余剰穀物はほとんどなかったから、たとえ貴族でも食える肉は狩猟肉か森に放し飼いにした豚くらい
社会に流通する肉の絶対量が、「食べ残し」が生まれるほどに飽食な
現代と比べて圧倒的に少ないんだから階層はあまり関係ないと思うよ

……と、長々と書いたけど、博物館か何かで実際に中世の騎士の鎧を一目見た方が早い
マジでちっさいから

>>109
誰も現代人俳優の肉と手足を切って体型を代えろなんて話はしてない
というか>>98自身が貴君のような現代人と中世人の体型を直接比較する論法は後半で避けている
傲慢な上から目線を持ち出す前にちゃんと読んでから議論すべきだ

>>110
？？？
きみの言っていることはようわからん
ちなみに>>98はＩＤが変わってるが俺だ

本当に>>98が君の垢で低身長の俳優を選び中世並みに減量してから撮影しろって趣旨だとしたら、
議論が完全に前後破綻しているね

>>112
何の話だ？
中世農民と騎士階級の話じゃないのか？

ちょっと待て、整理しよう。

俺は>>108の「中世農民と全身鎧を調達できる豊かで飽食な騎士階級を混同している」という文が
「中世ヨーロッパでも騎士は農民と違って十分に肉を食えたのでマッチョである可能性はある」という主張だと解釈して、
俺の>>98の主張（「中世でマッチョはおかしい」という説）への反論だと思ったんだ。
で、>>109でその再反論として「中世ヨーロッパではたとえ騎士階級でも肉はあまり食べられなかった」と主張した。

俳優の話はどこから出てきたんだ？

「中世でマッチョはおかしい説」だけど、比較対象で誤解があるんじゃないか？
>>98だと「(現代人と比較して)マッチョなのはおかしい」の意味だと思うんだけど、
>>108は農民と騎士を区別するべきという主張からして、
「(中世の平均よりも)マッチョなのはおかしい」という風にとらえているように思う

この誤謬は「極端にリアルにすると～別にいい」あたりが起因で、
だから>>110で現代人と中世人を比較してないと言ってるのでは
そういう確信があるから俳優の話を唐突に感じたり、前後破綻と思うんだろう

ファンタジーについて語ってねえじゃねえか

じゃあファンジターについてでも語るか？

はやっくおっとなになりたいなっ！

つミンキーステッキ

ファンタジーじゃなくてダークファンタジーかもしれないけど
タニスリーの作品が好きだな
平たい地球シリーズとか勿論他の作品も
話の筋もだけどなんといってもあの宝石の
ような煌びやかな文章や色彩感覚の豊かさとか
耽美的且つ神秘的な独特の世界観とか
ファンタジー作品好き　本当に好き
中華風ファンタジーにも心魅かれる　彩雲国物語とか好きだった