ニコニコ大百科

>>58
急にトーンダウンしたくせにしっかり芙蓉隊アンチは欠かさない姿勢が最高に気持ち悪い

別に美濃部アンチではないぞw
戦術的には全く役立たずだった部隊をろくに検証もせずに賞賛してるのをおかしいと言ってるだけ
ほぼ唯一の美点であった稼働率の高さはちゃんと評価してる

特攻作戦が一定程度の合理性があるのはわかるが、
出撃毎に甚大な損害を被る特攻作戦がその作戦規模と出撃数から見ても決して効率的なもんじゃ無いだろ
単純に飽和攻撃で成功率上げているに過ぎない上に、そのため消耗した機材人員って何ですかね。
ジリ貧にならず計画的に攻撃出来た部隊の方が評価できるし、たかだか数機が爆弾投下の対地攻撃で大戦果上げろという方がどうかしてる

>>36
働き盛りの若者が全員特攻隊になれるぐらい操縦技術に長けたもの揃いなら、あんなに一方的な展開になってないんですけどね。

噛みついてるヤツは自分の足で現場を回り、必要な機材、準備を整え、さらに組織を説得させる才覚がいかほどのものなのか、想像できないんだろう。
夜戦襲撃に備えさせるだけの圧力をかけ、生還を期待できる指揮を行い続けて最後まで戦力を維持しただけで十分賞賛に値するわ

同じ戦争末期の環境において、通常攻撃でもってアメリカ艦隊に芙蓉隊以上の打撃を与える作戦を大本営に実行させる指揮官としての才覚を持つ人間が言うなら説得力もあるが。
それだけの人物なら、生還率0の短絡的な作戦と比べて戦果を上げてないからどうだとか言わんと思うがな

特攻で全滅しましたが相手の1隻大破させ一撃与えました、何も与えずに生き残ってる奴は情けない！
ってのは本末転倒どころか頭帝国軍でしょ

というか他ならぬ美濃部さん自身が戦後に特攻の意義を認めてるんだな...

それは飽くまで「特攻しか手段がなくてそれによって勝率が少しでも上がるなら」って意味でしょ
少しの工夫もせずに壊れたラジオみたいに特攻特攻って繰り返す上層部だからこそ啖呵切ったわけで

沖縄戦じゃ
ピケットライン分断のためにレーダーピケット艦を攻撃目標とする
船首・船尾まで超低空飛行で接近し、突入直前に急上昇し目標の環境に突入を図る
陸地を利用しレーダー探知を避けながら目標に接近する
レーダー探知範囲の死角（海面スレスレなど）から接近する
識別を困難とする為、アメリカ軍機の近くや後方からアメリカ軍機に紛れて接近する
雲に隠れて進入するまたは太陽の方面から進入する。
最高速で一気に進入する
複数機で接近し、囮機が迎撃や対空砲火を引き付けている間に他の機が突入を図る
とかの対策や工夫をやってるんだけど？

美濃部さんの努力は認めるが結果が全てだからねぇ

練習機なんて役に立たない片っ端から撃墜してやる→練習機特攻は駆逐艦を含む数隻撃沈(米軍記録と符合)

特攻より効率がいい夜間攻撃をやるぜ→108人戦死(練習機特攻戦死人数と大体同じ)客観的に確認できる戦果なし

↑
これをどう誉めろというのか

>>69
そこまで工夫してもやることが結局特攻だからそれを実行できる将来有望なパイロットをあたら使い潰すってことになるのがつくづく救えない戦術だよね…

というか通常攻撃で史実以上の戦果上げられる作戦なんて自分にはとても思いつかん
少なくとも美濃部さんの戦術を全部隊でやってたら史実以上の人命の無駄遣いだったことは事実だろうが

特攻との比較は不毛としても、義烈空挺隊も含めて重爆と双爆を延べ200機を投入して飛行場攻撃していた陸軍航空隊の方が
彗星でちまちま攻撃していた芙蓉部隊より米軍飛行場に遥かに打撃と脅威を与えていたのは内緒だ

>>71
沖縄戦時でも通常攻撃の方が特攻よりも出撃数多いんだけど...
例）菊水五号～六号作戦
海軍1031機 陸軍 不明　内特攻機 海軍293機 陸軍130機
戦果　特攻
撃沈 駆逐艦アーロンワード 駆逐艦リトル 駆逐艦ルース 駆逐艦モリソン 駆逐艦オバーレンダー
大破・廃艦 護衛空母サンガモン 駆逐艦シェイ 駆逐艦イングランド 駆逐艦ヒューＷハドレイ（桜花の戦果）駆逐艦エバンス
大破・中破 正規空母バンカーヒル 正規空母エンタープライズ 空母フォーミダブル 空母ヴィクトリアス 戦艦ニューメキシコ 軽巡バーミンガム 駆逐艦4 その他2
通常攻撃
浮遊乾ドックARD-28中破
この数字から察してもらえたら助かる

美濃部少佐は抗命による死刑覚悟で全軍特攻の方針に噛みついたとかされてるが、陸軍は>>73の通り、芙蓉部隊以上のスケールで飛行場攻撃して、芙蓉部隊にはできなかった大打撃与えてるし
海軍も芙蓉部隊以外で、特攻機より多い機数を出して艦船や飛行場攻撃して、第931航空隊は芙蓉部隊にはできなかった戦艦ペンシルベニアを雷撃で大破させてるし
美濃部少佐に通常攻撃を指示したのが三航艦司令長官寺岡中将で抗命でもなんでもないし
なんか当時の日本軍の状況も三航艦の方針もよく知らんで、美濃部少佐の言ってる事だけで盲目的に評価されているのがなんだかなーという気がしますね

>>69
というかそれって特攻を命じられた現場の努力の賜物で、特攻を命じた大本営がちゃんと対策や戦術を練ってた訳ではないんじゃ…？

まさか記事があったとは…
最近彼の著書が復刻されたので読んでは見たが少々期待外れだったかな
芙蓉部隊の話自体はそれほど多くない（身の上話と開戦から沖縄戦まで）上、
自費出版物の復刊とはいえ文章もメモ書きを活字に起こしたようだし、
他の体験者と研究者が散々言って来たような上層部への恨み節が長いしくどいしでちょっと読むのに疲れたな…
既に泉下の人となった彼には悪いが6400円＋税という価格では高すぎると思えてしまった

文献漁ったならどこから引用したのかはっきりしてくれよ
数字をやたらめったら羅列してマウントとってやれやれ顔してどうすんだ
というか偏った内容を切り貼りしてるのが多すぎやろ
「ここは認めてるんですよぉ～」って言いつつもそれは更にこき下ろすためのものであって、そもそも反語的ですらある
なんでそんな悪意に満ち満ちてるんですかね

美濃部さんって世渡り上手で弁がたったんだろうね
自衛隊で空将までなってしっかり天下りまでしたうえに、亡くなった後もうまい具合に実状以上の人物像を定着させている。
世渡り下手だった沖縄戦参謀の八原大佐の、自衛隊幹部への就職斡旋も断って、行商しながら清貧の余生を送ったのと好対照だな。
でも、「もう人に死を強制するような仕事はしたくない」と自衛隊への就職斡旋も断った八原さんの方に好感が持てる。
実際の実績も美濃部さんとは段違いだしな。

>>77
旧軍関係者を罵倒につぐ罵倒
それも自分は戦後おめおめと生き延びたくせに、
戦死や自決で亡くなった関係者も罵倒してるのが
胸くそ悪くなる本だよね
それも桜花隊員は女を抱かせてなだめてたという・・
みたいに事実か怪しい伝聞がソースだったりするからたまらん
あの本が美濃部の人間性をよく表している

もはや病気だなこいつら

「神風特別攻撃隊」の著者中島や猪口らには指揮官先頭で何で特攻で死ななかったのか？と罵倒
一方特攻まで命じて「自分もあとから必ずいく」と部下を送り出し100人も死なせときながら、自分は死ぬわけでなくしっかり出世して天下り
それで自決した上官の宇垣や大西には「自己正当化の自分勝手な自殺」と罵ってるからたまらんな

美濃部をフォローするなら、美濃部の本は美濃部がガンを再発させて、死期が迫ってるときに書いたもの(美濃部自身のお詫び書きみたいなのも文中にある)なんで、意識が朦朧として、矛盾に気がついてなかった可能性もある。

問題は美濃部自身ではなくて、こんな矛盾だらけの本を金科玉条みたいに持ち上げて、美濃部を崇拝する美濃部信者のネトウヨたちと思うよ

美濃部本のしめを読んでみればネトウヨの期待に沿うような思考の人物ではないことは明らかなんだが、ネトウヨは読書しないからw

>>50
まあ大井篤参謀と持ち上げられ方はほぼ同じだわな
「末期的な硬直した無能で非道な上層部を大喝した勇気ある人」だとか
「本人の理論や見通しのほうが"正しかった"が組織の論理に抹殺された悲劇の人」と言うふうな感じで
「悪玉」の陸軍にもそういう人はいただろうが「善玉」の海軍ブランドの
影に隠れているのか発掘されたり紹介されることは少ないね

結果がどうであれ
「特攻は敵に心理的・人的ダメージを与えるものの、多くの優秀なパイロットも失う諸刃の剣」だっていうのはわかりきっていること
芙蓉部隊は結局のところ戦果は与えることが出来なかったのは事実だろう
しかし、特攻の戦果についても一つの戦果を挙げるだけにどれほどの将来有望なパイロットと貴重な機体を失ったか考慮すべきだ
結局のところ、特攻も美濃部が行った戦術も大戦末期の日本が行うことができた数少ない戦術の一つであった。それだけの事。

それと特攻のほうが戦果もあり、米軍からの評価も高いという発言が多いが、特高は発案者すら認める外道戦法でしかない。
戦果として評価できたとしても、決して賛美はならない

特攻は賛美なんかできない最悪の戦術だということは誰も否定しないだろう、ただし効果はあった。
最悪の戦術を叩く当て馬として、ろくな実績もない芙蓉部隊を美濃部の自慢本だけをソースに持ち上げているのが滑稽なだけ

芙蓉部隊は新兵器のロケット弾を使って大活躍したナリ！！
とかよく持ち上げられるが、ロケット弾が使用できる低空攻撃は損害がでかすぎるから沖縄戦序盤の4月下旬にはあきらめて、
当たるはずもない3000ｍからの爆弾投下に切り替えたと美濃部自身が戦後すぐに書いた「芙蓉部隊天号作戦々史」にしっかり書いてるんだが
こんな高度から精密爆撃や詳細な戦果確認なんて無理に決まってる。
その後の美濃部の著書の自賛本や自賛本をソースにした「彗星夜襲隊」などの美濃部マンセー本には、ヘタれて高高度爆撃に切り替えたことは一切書いてないのが笑えるｗ

相変わらず口汚い下衆野郎だな

吉野泰貴著の海軍戦闘第812飛行隊日本海軍夜間戦闘機隊“芙蓉部隊”異聞（題名長いｗ）って本に複数の元芙蓉部隊員の「自分たちが特攻隊員じゃないなんて誰が言ったの？聞いてねーぜ」「俺たちは特攻隊員だったよ」という証言がのってるね
その一人は戦後に航空自衛隊で美濃部の直属の部下になった人だから嘘は言ってないんだろう
渡辺洋二のマンセー本と本人の自讃本だけで持ち上げられてきた芙蓉部隊のボロがどんどん出てきて面白いｗ

ただ一言。読みづらい。

>>83
事情が複雑だけど
判官びいきと旧軍アレルギーが上手くあわさったんじゃない？

個人的には美濃部氏は立ち回りは周囲より得意なほうのちょっと尖った指揮官だと思う。
戦後は隠れ老害化した印象だが、おそらくきっと日本海軍軍人としての"美濃部正"は徹底抗戦を退けられて終戦を分からせられた時に死んだんだろうなって。

記事についてはよく調べあげたと思うがちょっとクドイというか、おそらく"特攻に否を唱えた美濃部"伝説が今でも世間で根強い事への戒めかアンチなんだろうけど、アンチが過ぎてもはや記事名が"美濃部正"というより"美濃部正伝説への反論"にしたほうが良いレベル。
とはいえ添削しようにもいずれにせよ本人の自伝も怪しいという色々な意味で信頼性に足る情報が少ないというか、煽ってはいるけど概ね間違っては無いようだし、記述されていない良いエピソードもあるけど裏が取れる情報でも無いし。
"伝説"を鵜呑みにしてはいけないという戒めの意味では悪くないと思うけど、難しいね。