いわて沼宮内駅とは、岩手県岩手郡岩手町大字江刈内にある、JR東日本・東北新幹線、IGRいわて銀河鉄道の駅である。
概要
IGRいわて銀河鉄道は、単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線の計2面3線のホームを有する地上駅で、互いのホームは跨線橋で連絡している。
東北新幹線は、相対式ホーム2面2線を有する高架駅で、安全のためにホームに可動式安全柵が設けられている。
以前はそば屋があったが、閉店してしまったため、現在はキヨスクしかない。
開業から長らくは「沼宮内駅」として設置されていたのだが、東北新幹線開業時に岩手町の代表駅であることをアピールするために「いわて」をつけて現在の駅名となった(漢字ではなく平仮名なのは「岩手○○駅」は岩手県の駅が駅名の重複を回避するためにつけるものであり、漢字にすると町の代表駅であることが分かりづらくなってしまうためだと思われる)。
ちなみにIGRの乗降人員(2013年度)が960人、JRの乗車人員(2013年度)は88人。IGRはそこら辺の田舎の駅と同程度だが、問題はJRの人数である。そう、JRは新幹線だけの乗車人員なのである。これは新幹線のある駅としては最少であり、たまになぜここに駅作ったと突っ込まれたりする(駅間距離的にはここに設置するのは妥当ではあるのだが・・・)。
おかげで新幹線の停車本数は8往復(全て「はやぶさ」、臨時列車を含まない。当駅に止まる臨時列車が設定されることはあまりないが)と東北新幹線の中では最も少ない(ちなみに隣の二戸駅は「はやぶさ」だけで11往復(臨時列車を含まない)。ついでに当駅は早朝・深夜に走る「はやて」1往復も止まらない。二戸駅・七戸十和田駅は停車してるにも関わらず)。
ただし、これを下回る可能性がある北海道新幹線の奥津軽いまべつ駅が2016年3月に開業する予定であるため、新幹線駅最少乗車人員と言う不名誉な称号は回避できるのかもしれない。ただし、同駅は観光ルートの整備次第では観光目的での利用客が増える可能性も秘めているため現状ではなんとも言い難い(どちらにせよ、奥津軽いまべつ駅は避難所的な意味合いもあるので、重要度は同駅のほうが高いのだが)。
ホーム
JR東日本
1 | 東北新幹線 | 八戸・新青森方面 |
---|---|---|
2 | 東北新幹線 | 盛岡・仙台・東京方面 |
IGRいわて銀河鉄道
1 | いわて銀河鉄道線 | 二戸・三戸・八戸方面 |
---|---|---|
2 | いわて銀河鉄道線 | 当駅始発・待避線 |
3 | いわて銀河鉄道線 | 好摩・盛岡方面 |
隣接駅
JR東日本
東北新幹線
隣の駅 | 当駅 | 隣の駅 |
---|---|---|
盛岡駅 | いわて沼宮内駅 | 二戸駅 |
IGRいわて銀河鉄道
隣の駅 | 当駅 | 隣の駅 |
---|---|---|
岩手川口駅 | いわて沼宮内駅 | 御堂駅 |
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関連項目
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