おねがいマイメロディとは、2005年~2009年まで放送されたテレビアニメシリーズである。
概要
サンリオのオリジナルキャラクター「マイメロディ」を原作にアニメ化された。
サンリオ特有のかわいらしいほのぼのアニメになると想像していた視聴者の予想を大きく裏切り、毒々しい台詞や演出が散りばめられたカオスアニメとなった。それにより、それまでサンリオのキャラクターに興味を持っていなかった層にも強烈なインパクトを残し人気作品となってシリーズ化された。
森脇真琴監督の代表作の一つであり、このシリーズの後に始まった「ジュエルペット」シリーズと合わせて『サンリオ枠』という独特のポジションにあるアニメとして定義されている。
キャラクタービジネス界の巨人として有名なサンリオが、予想以上にキャラクターいじりに寛大な企業であることが認知された作品でもある。浦安方面の某企業であったなら、自社の看板キャラクターを洗濯機に突っ込んでそのまま回したり、身体洗い用のスポンジと勘違いされてゴシゴシ洗われたり、水死体同然に川に流されたり等のキャラクターいじりはあまりされない。
2014年11月からU-NEXTで第1期の配信が開始された。2020年現在はU-NEXTおよびdアニメストアにて1期から4期まで見放題配信中。ニコニコ動画でもdアニメストア ニコニコ支店で配信されている。
補足
「(性的な意味で)」というネットスラングは、このアニメを題材にした同人誌が初出。それがふたば☆ちゃんねるや2ちゃんねるで話題となって広がった。
シリーズ作品
おねがいマイメロディ
主人公・夢野歌の元にやってきたマイメロディと彼女が想いを寄せる柊恵一の元にやってきたクロミを中心に巻き起こるカオスアニメ。
おねがいマイメロディ ~くるくるシャッフル~
2006年度。通称「くるシャ」。
前作の続編。新たに登場した恵一の弟・柊潤がクロミの協力者となる。相変わらずのカオスアニメ。
おねがいマイメロディ すっきり♪
2007年度。通称「すっきり」。
それまでの30分枠から、「ロビーとケロビー」とのアニメコンプレックス枠「アニメロビー」の1作品として10分枠に縮小された。
前作を継承しているが、短い時間ながらも静かな狂気に満ちたアニメに仕上がっている。
おねがいマイメロディ きららっ★
2008年度。通称「きらら」。
30分枠に復帰。
主要キャラ以外を一新。前3作より以前の、マリーランド時代の話。ひょんなことから人間界からやってきたきららが人間キャラ側の主人公。前3作よりもパワーダウンしたマイルドなフラッシュアニメとなっている。しかし黒さの面ではよりパワーアップしているという意見も。
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関連項目
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