こころ（こゝろ）とは、夏目漱石によって執筆された作品である。
概要
1914年（大正3年）に発表された、夏目漱石の代表作のひとつ。高校の国語の教科書にもよく取り上げられており、その影響もあって新潮文庫で累計発行部数が最も多い書籍となっており、日本で最も売れた小説とも言われることさえある。
明治期の東京などを舞台に、感情と倫理観の葛藤を描いた作品。内容は三部に分かれており、前の二部が「私」と「先生」のやりとり、後の一部が「先生」の過去を描いたものとなっている。
1955年には日活により映画化、1991年には東芝日曜劇場の枠でテレビドラマ化、2014年にはNHK BSプレミアムにより特別番組『秋の文学スペシャル「こころ」100年の秘密』が放送されるなど、これまでにも多数映像化がされている。
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関連項目
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