ちびまる子ちゃん おこづかい大作戦!とは、1990年12月7日に発売された『ちびまる子ちゃん』のゲームである。
概要
ゲームボーイ対応のゲームで、国民的人気アニメとなった『ちびまる子ちゃん』のゲーム第1作目。発売元はタカラ。『ちびまる子ちゃん』の人気が上がっていた時期だったため、このゲームの購入者は20万人を超えた。
漫画・わらいぶくろ・ままごとセット・オルゴール・フランス人形を買うために、まる子を操作してお小遣いを集めるのが目的。5つの品物の合計金額は10350円。最初の所持金額は30円のみで、金を得るには街の住人とミニゲームで勝負し、勝利するしかない。まる子の最大所持金額限度は500円(ある条件を満たせば1000円まで)で、高額の品を買うには家に戻って貯金する必要がある。ミニゲームはさいころ・スロット・坊主めくり・ビッグオアスモールの4種。じゃんけんで勝つと気力が上がり、貰える金額が増える。また、様々な効果を持つカードまたは福引券がたまに貰える。
運ゲーの要素
ミニゲームで勝つかどうかは運
ミニゲームの名前を聞いて感づいた人がいるかもしれない。ミニゲームで勝つかどうかは完全に運任せ。つまりギャンブルなのだ。カイジも帝愛もドン引き確定である。ゲーム中に「かけごと」という単語が出る事があるため、スタッフもギャンブルであるという事は分かっているのかもしれない…
まる子の所持金額には限度があるため、ある程度貯めたら家に戻って貯金をするのだが…
お母さんに小遣いを奪われる
家に入るとお母さんが待ち構えてる場合がある。もしも出会ったら、お母さんに所持金額を全額取り上げられてしまう。その時まる子は「あんた おにだね…」と呟く。全くである。
ランダムで発生し、事前警告なしで強制イベントだから事前に予測する事は不可能。回避するには福引の景品を渡すことだが、福引なので景品が当たるかは運。そもそも福引するのに必要な福引券はじゃんけんで勝つとたまに貰えるアイテムなので、福引券を得るかどうかもやっぱり運なのである。
だが、関門はこれだけではなかった。
ズバリ、貯金が半分になるでしょう!
一度ミニゲームをした相手とはすぐに再戦できない。町の住人全員に勝ってもせいぜい2000円程度のため、クリアするにはたまちゃんのカードを使う必要がある。だが丸尾くんのカードを引いたら、貯金が半分になる。お母さん同様強制イベントであるため、丸尾くんのカードを引いたら貯金が半分になる運命である。お母さんの時と違って回避法が無いのが苦痛。たまちゃんと同じ眼鏡キャラなのに扱いの差が激しすぎる…
セーブ不可能
これだけでもかなりの運要素なのだが、追い打ちをかけるかの如くセーブ不可能という問題もある。つまり、一度ゲームオーバーになったら最初からやり直しなのである。当然電池の残量が0になっても同様である。
まとめ
このゲームをクリアするには運と根気が必要である。そんな事から本作は運ゲー・クソゲーとも言われている。まる子の最初の所持金が30円など原作再現があるが、それを含めても微妙な評価になるだろう。
余談だが、『ちびまる子ちゃん』のゲームの中で一番売れたゲームは本作である。
関連動画
↓TASでプレイした動画。エンディングを見ることが出来るが…
↓RTA。
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関連項目
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