西洋の伝説・物語などで見られる、自然物の精霊については「妖精」を参照。 |
ようせいとは、フェアリーの事である。ここではロマンシング サ・ガ3に出てくるようせいについて記述する。
概要
種族 妖精
両性具有のためチャームは両方ともかけられるし、かかる。
※公式には「性別不明」であり、いわゆる半陰陽(ふたなり・両性具有)である設定は無い
仲間にするためにはまず各地にランダムで登場する見世物小屋に行って妖精の見世物を見て、その後その街の宿屋に泊まった後のイベントで妖精を逃がすという工程を踏む必要がある。(潜入する小屋を間違えると結構強い敵と戦う羽目になるので注意)
その後妖精の村へ行き、無事逃げおおせた彼女と再会して火術要塞の場所を教えてもらい、確認後もう一度話す。これで仲間にすることが出来る。
通常、妖精と言えば力が弱く、いたずらをしたり魔法を使ったりするものと相場が決まっている。
が、ロマサガはやっぱり違った。
いたずらをする所は他作品のイメージと全く変わりはしない(むしろウザイほどにいたずらをしてくる)のだが、妖精のクセに腕力がやたらと高い。代わりに魔力は低い。12しかない。意志力も低い。11しかない。これでは脳筋である。
術に関しては詠唱するポーズは可愛いものの適性的には褒められたものではないし武器で暴れた方が遥かに戦力になるので、潔く切り捨てるかクイックタイム・シャドウサーバントが習得出来る程度に留めておくことを勧める。
ちなみに体力も低い。こちらは脅威の10。まさかこれでひ弱を演出しているつもりなのであろうか。腕力は21あると言うのに。(LPも7とかなり低め)
ロマサガ3のパラメータは大体20を目安として前線で戦える能力値になるので、腕力21は十分に高い。
ついでに器用さは22。弓や小剣も使い放題である。
しかし、ようせいの真髄はここからにある。
残るパラメータは素早さと魅力だが、なんとようせいは素早さが25(!)もあるのである。もちろんダントツで一位。この素早さと高い腕力。もうお分かり頂けるだろう、ようせいは体術適性がとても高いのだ。
ロマサガ3はシステム的に体術一強なので、そのまま自動的に火力もMAXになる。なんだこのバケモノは。
よく見世物小屋の運営者は捕まえることが出来たものだ。
所有陣形も強い。みんな大好きスペキュレイションである。
スペキュレイションは戦闘に出る五人を矢じりの形に配置する陣形で、前三人に素早さボーナスと武器攻撃ボーナスが追加される。早い話が速攻用陣形なのだが、攻撃力アップが三人に付くため非常に使い勝手が良い。特に体術との相性は抜群。「わー、タイガーブレイクってこんなにダメージ出るんだー」とか平気で言えちゃうのだ。
こう長々と体術について記述した割には、ようせいの閃き適性は槍だったりする。こちらもとても高いので、ラウンドスライサーを閃くにはもってこいである。まあ、そのためにはスマウグを手に入れなければならないのだが。どちらでも活躍出来る肉体派なので、両方使って戦うのもいいだろう。
ただし、槍は両手持ちの武器で使用時は盾が使えなくなるのが痛い所。ようせいは防御面では脆いところがあるので、装備に関しては慎重に吟味したい。
また、体術を使う際は素早さが重要になってくるので重装備は避けること。(全身鎧など)
なお残ったパラメータである魅力だが、こちらは20ある。かわいい。でもその割にはしょっちゅうチャームを食らって大車輪を味方にぶっ放したりする。
もちろんようせいは能力値が高いので、その時点でゲームオーバーは確定。しかもこちらが使える魅了技はあまり使い勝手がよくないので、両性具有は全くのお荷物同然である。
精神攻撃に耐性がつく聖王のかぶとでこの弱点はカバー出来るので、入手後は最優先で装備させることを勧める。
他、目立った特徴としては浮いているというものがある。
これは固有装備のフラワースカーフの影響であり、これのおかげで地震系列の技が通じなかったりスタンしなかったりといったメリットがある。
が、烈風剣等の技でクリティカルを食らうため一長一短。装備による対策も考えておくこと。また、この固有装備のせいで強化胴着が装備できないという欠点もあるが、それを補って余りある強さなので一軍に入れる人は後を絶たない。
ロマンシング サガ リ・ユニバースでは
本作の300年後を舞台とした「ロマンシング サガ リ・ユニバース」でもようせいがいる。ロマサガRSではすでにようせい族自体が滅んでおり、登場する個体は数少ない生き残りの一人。ドン・カスチーニによって捕らえられていたが、塔士団の監督官であるヴァルドーによって救出された。それ以来彼の従者的存在となり、塔士ではないがポルカら塔士団と行動を共にしている。
1章11話にて今後の為にも名前が必要だと言う事でタチアナから「ブラウニー」と命名された。ポルカ達とともに新たな八星の一人として数えられている。一人称は「おいら」。ポルカにセンパイ風を吹かせており口も悪いが、経験と実力は確かでサポート面では安心感がある。
本筋に関わっているだけあり、メインシナリオを進行させるとAスタイルが入手可能。ロマサガ3同様に腕力と素早さが上がりやすいアタッカー。
関連動画
関連項目
- ロマンシング サ・ガ3
- ロマンシング サガ リ・ユニバース
- サガシリーズの関連項目一覧
- スペキュレイション
- ラウンドスライサー
- 大車輪
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