アルフのいせきとは、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場する遺跡である。
概要
『金・銀・クリスタル』『ハートゴールド・ソウルシルバー』に登場する、ジョウト地方の怪しげな遺跡群。キキョウシティの南西、ジョウトのほぼ中央に位置する。
遺跡に登場する研究員の話によると、1500年ほど前に造られたことがわかっているが、誰が何のために造ったかは不明らしい。
リメイクのHGSSでは、アルセウスを遺跡に連れてくるとイベントが発生し、ジョウトのはるか北にあるという「シントいせき」にワープする。
特徴
敷地内には石造の建造物(『金・銀・クリスタル』では単なる洞窟のグラフィック)がいくつも建っており、中でも一際大きい建造物からは地下の大広間に足を踏み入れることができる。四つある小さな建造物には、大昔の人が描いた石盤の置かれる小部屋があり、見学者は自由に触れて楽しむことができる。
クリスタル版以降、これらの四つの小部屋にはそれぞれ隠し部屋が追加された。壁画に書かれた古代文字を解読し、特定の行動をとることで中に踏み入れることができるようになる。このあたりの謎解きはホウエン地方の「おふれのせきしつ」に近いものがある。隠し部屋の中には複数のアイテムがお供えのように並べられているほか、更に先には床一面に古代文字の書かれた意味深な広間がある。
地下の大広間には、最初は怪しげな模様の描かれた壁画と石造群以外になにもないが、小部屋にある石盤のパズルを解くことで野生のポケモン・アンノーンが出現するようになる。アンノーンには20種類以上の外見的な違いが見られるが、パズルを解くごとに少しずつ解禁され、四つのパズルを解き終わることで全種のアンノーンが現れるようになる。
正面口経由ではなく「つながりのどうくつ」経由でないと入れない小部屋もある。また、その小部屋の近くには草むらがあり、野生のネイティやドーブル、ヌオーが生息している。
BGM
地上並びに小部屋内では「つながりのどうくつ」と同じ汎用ダンジョンBGMが流れるが、地下の大広間でのみ、ここ限定の専用曲が流れる。「つながりのどうくつ」をスローテンポにしたアレンジで、荘重で不気味な遺跡の雰囲気を更に演出している。
ちなみに、アルフのいせきでラジオを開いてチューニングを13.5に合わせると、アンノーンが会話をしているかのような不気味な電波を受信する。
関連動画
関連項目
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