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ホウエン地方とは、ポケットモンスタールビー・サファイア、ポケットモンスターエメラルド及びポケットモンスターオメガルビー・アルファサファイアの舞台となる架空の地方である。
概要
公式設定として九州地方がモデル。沖縄県の一部も含まれている。
九州地方を横に傾けたような形をしているが、これは横長の方が遊びやすいかららしい。
気候は比較的温暖なようで、軽装の人物が多い。
緑や水が豊かな地方とされ、他の地方と比べると海がかなり広い。
地方名の由来は「豊縁」で、ポケモンと人、人と人の縁が豊かであることを表す。
以下にホウエン地方の町、ダンジョンを記す。
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町
ポケモンジムが存在する町は(※)で表す。ホウエン地方は他の地方と比べて町の数が多い。
- ミシロタウン -どんな いろにも そまらない まち-
- 主人公がアサギシティから引っ越してきた、物語の出発点である小さな町。位置的には長崎県付近。
- コトキタウン -なにかが かすかに はじまる ところ-
- 101ばんどうろを抜けるとすぐのところにある町。位置的には佐賀県付近。
初めてポケモンセンターやフレンドリィショップなどの基本的な施設が登場する。 - 西に102ばんどうろ、北に103ばんどうろがある。103ばんどうろは行き止まりになっているが、『なみのり』を習得すれば海を渡って対岸の110ばんどうろへの近道に利用できる。
- トウカシティ(※) -しぜんと ひとが ふれあう まち-
- ミシロタウンから徒歩30分程度の位置に存在する。位置的には福岡県付近。
- カナズミシティ(※) -しぜんと かがくの ゆうごうを ついきゅうする まち-
- 最先端の技術を誇る、ホウエン有数の大都市。位置的には福岡県付近。
- ムロタウン(※) -あおい うみに うかぶ ちいさな しま-
- ホウエン本土から離れた海上の小島にある町。位置的には五島列島付近。
- カイナシティ -ヒトと ポケモンが いきかう みなと-
- 賑わいを見せる海辺の街。位置的には長崎県付近。
- キンセツシティ (※) -あかるく かがやく たのしい まち-
- 東西南北の全てに道が繋がる、ホウエン地方の交通の要所といえる街。位置的には熊本県付近。
- シダケタウン -くさの においの かぜふく こうげん-
- 自然に溢れた高原の町。位置的には熊本県付近。
風向きの関係で、えんとつやまからの火山灰が飛んでくる事がないため空気が綺麗。そのため療養地に選ばれる事もあるようで、ミツルも親戚のミチルの家に預けられていた。カナシダトンネルを開通させればカナズミシティとの往来が可能になる。また、ポケモンのなつき具合を見てくれる女性が住んでいる。 - ハジツゲタウン -ちいさな はたけが ある のうそん-
- 北の農村。位置的には大分県付近。
昔から隕石の多い土地でもあり、町の中にクレーターらしき跡が残っているほか、町の西、114ばんどうろの先にあるりゅうせいのたきも隕石が落ちて出来たという伝承がある。その土地柄から、ソライシという博士が住み着き隕石の研究をしている。 - また、ポケモンが習得可能な技ならハートのウロコと引き換えにいつでもわざを教えてくれるわざ教えマニアや、村はずれには化石マニアの男が住んでいる。マニアを引き寄せる磁場でも働いているのかも知れない。
- りゅうせいのたきに向かう途中には、ホウエン地方のポケモン預かりシステム管理人のマユミが住む家がある。
- フエンタウン(※) -ポケセン おんせん よいところ-
- えんとつやまのふもとに位置する温泉街。位置的には熊本県付近。
- ヒワマキシティ(※) -きの うえで しぜんと たわむれる まち-
- 森に囲まれた、というより森の中に造られたような自然の街。位置的には宮崎県付近。
- ミナモシティ -りくちの さいはて うみの はじまり-
- ホウエン本土最東端の海の観光街。位置的には鹿児島県付近。
アニメ「ポケットモンスター アドバンスジェネレーション」のOP「アドバンス・アドベンチャー」で歌われていることでも有名。 - トクサネシティ(※) -「ポケモンを たいせつに!」が あいことば-
- 周りを海に囲まれた島で、本土では見かけない木々が特徴的。また宇宙センターがある。位置的には種子島。
- ルネシティ(※) -れきしが ねむる しんぴの まち-
- 126ばんすいどうに存在する水の都。位置的には屋久島。
- キナギタウン -あさひが みずべを てらす まち-
- 海の上に浮かぶ町。民家は桟橋で繋がれている。位置的には甑島列島又は奄美群島。
- サイユウシティ -はなと うみと ポケモンの らくえん-
- ホウエン地方最東端の孤島で、ホウエンポケモンリーグがある街。ホウエン本土のすぐ東にあるが島の形は沖縄本島に酷似している。
- 広い海を渡り大きな滝を昇って、そして一軒のポケモンセンターしかないその風景にガッカリする街。何もないけどこれでも街。街。
- チャンピオンロードと呼ばれる険しい道で南北に分かれており、それを突破すれば北のリーグにたどり着ける。
- ちなみにホウエンで唯一、『そらをとぶ』で選択できるポイントが街の南北両方にある街。何度も言うが街。
ダンジョン・その他
カラクリ屋敷のように、ストーリーを進める上で必ずしも立ち寄る必要のない場所もある。
- トウカのもり
- トウカシティとカナズミシティを隔てる森。主にむしポケモンが生息する。
- カナシダトンネル
- カナズミとシダケを結ぶ開発中のトンネルだが、機械作業では野生ポケモン達に影響が出るため工事を中止した。現在は若者がたったひとりで手作業で岩を掘り進めている。
- いしのどうくつ
- ムロの北側にある洞窟。地下は暗く、フラッシュを使わないと進めない。という事になっているが、大して広くも入り組んでもいないので勿論暗いまま勘と手探りで進む事も可能。だってフラッシュ使い道ないのにひでんわざなんだもん(当時は命中率も低かったしね……)。
- 最深部では、この後各地で出会う事になるダイゴさんが初登場する。彼は石を掘っている。ORASでは、古代の壁画が描かれている。
- カラクリやしき
- 謎のおじさんが仕掛けを造っては挑戦者を待ち構えており、仕掛けを突破するとご褒美が貰える。
- 仕掛けのクリアごとにバージョンチェンジし、計8種類ものダンジョンを楽しむ事ができる。
- オッサン他にする事ないのか。
- カチヌキファミリーの家
- 挑戦を受けると一家4人で連続バトルを仕掛けてきて、勝てばきょうせいギプスを貰える。
- 父親、母親、娘、祖母の順に登場し、同じ順に強い。この他に息子がおり、彼が家族で一番強いらしいが、ポケモンリーグに挑戦するため家を出ている。
- チャンピオンロードにてそれらしきトレーナーと会う事ができる。
- ほのおのぬけみち
- 砂漠が通れないときにお世話になる道。砂漠が通れるならただの遠回り。
- 名前からして暑そうだが、ここにはマグマッグが出現するので気温は相当なものになっていることだろう。
- えんとつやま
- 活火山。この溶岩熱がフエンタウンの温泉の元となる。
- また、ここでババアおばあさんが売りつけてくるフエンせんべいが町の財源の元となる。でも、なんでもなおしよりも安い。
- デコボコさんどう
- その名の通りデコボコの段差ばかりの道(?)。
- ダートじてんしゃがない場合下るのみの一方通行で、登ることができない。
- また、エメラルドでは山道の途中にマグマ団のアジトがある。
- りゅうせいのたき
- 隕石が取れると言われている洞窟。内部に滝が流れている。ある部屋にはここにしか出現しないドラゴンポケモンが存在する。
エメラルドでは殿堂入り後に内部が更に広くなり、最深部にはやっぱり大誤算がいる。 - 彼は石を掘っている。石探しを邪魔されて怒ったのか、話しかけただけで突然ケンカを売ってくるので直前のセーブを忘れないように。
- 情けない限りだが編集者はそれでやられた。セーブしてなかった。大誤算である。
- すてられぶね
- 108ばんすいどうに放置された廃船。元々は『カクタスごう』という船である。
- 心霊スポットを思わせるが、内部にはトレーナー(もちろん存命である)がたくさんいる。
- ダイビングを使わないと行けない場所に、あるお宝が眠っている。が、通信交換をする友達のいないプレイヤーには関係のない事である。パールルは進化前のほうが可愛いんだ。それでいいんだ。
- ORASではシーキンセツという名前に変わって登場している。
- ひでりのいわと
- 小さな洞窟。中にはわざマシン11(にほんばれ)がある。
- あまりにも狭いのでまだ何かあるんじゃないかと勘ぐりたくなる洞窟。
- サファリゾーン
- 自然の状態でポケモンの生態を観察するほか、サファリボールという特殊なボールでポケモンをゲットする事も可能な施設。ポロックを置くことでそのポロックの味が好きなポケモンが寄ってくる。
エメラルドでは、殿堂入り後に新エリアが拡張され、他の地方のポケモンも出現する。入場料500円。ベテラントレーナーでも『サファリパーク』と言い間違う事がある。 - ORASでは経営者が金儲けをしようとしたら上手くいかずに潰れたが有史の手によって復活。ただの草むらとなっている。普通に道路とかにある草むらでポケモンゲットになった。
- おくりびやま
- ポケモンの魂が帰る場所と言われている霊山。頂上では、伝説のポケモンと関係する二つの珠が老夫婦により守られている。
- どっかの島と違って「それは おじさんの きんの たま だからね!」とか連呼してくるやつはいないので安心である。この老夫婦の孫娘が、ポケモンリーグ四天王のフヨウである。
- マグマ団(アクア団)アジト
- ミナモシティの海岸にある洞窟を改造して造られた。ルビーではマグマ団、サファイア及びエメラルドではアクア団のアジトである。
- 中に入れるようになるまでは二人一組の見張りがいてこちらに情報を教えまいとするが、二人一組だったのが仇となってか、それぞれの話をまとめると情報は全て筒抜けである。
- あさせのほらあな
- 潮の満ち引きによって地形が変わる。午前と午後の9~3時が満潮、3時~9時が干潮。
- それぞれの状態でしか入手できないアイテムがあるが、満潮時では1階部分にしか立ち入れず、干潮の時は地下2階まで探索が可能。
この地下2階は氷が張っており、このエリアにしかいないポケモンもいる。 - かいていどうくつ
- クスノキかんちょうが発見した、グラードンもしくはカイオーガが眠っている洞窟。
- マグマ団もしくはアクア団と対決する事になる。ちなみに例の石マニアが例に漏れず、珍しい石を探しに行きたがっていた。
- めざめのほこら
- ルネシティにある神聖な祠。海底洞窟で目覚めた伝説のポケモンが引きこもる眠る場所。エメラルドでは代わりにミクリが引きこもっていたほか、この祠があるせいなのかグラードンとカイオーガが何故だかわざわざルネシティへやってきて、結果町が戦場になった。
- ORASではさらに奥に行くこととなり、そこでゲンシカイキを目撃することとなる。
- マボロシじま
- 130ばんすいどうに極めて稀に出現する。色違い出現率とは比較にならない程に稀である。野生のソーナノ(最大レベル50)が登場するほか、チイラのみが自生する。
- 出現条件は擬似乱数とか性格値とかが関係するようだが、余白が狭すぎるためここに記す事ができない(笑)。
- チャンピオンロード
- ポケモンファンならおなじみの、トレーナー最後の試練となる道。ポケモンリーグへ行くためには必ず通らなければならず、主人公と目的を同じとする強力なトレーナーが多数集まっている。
- なお、地下2階にいる男性トレーナー(エリートトレーナーのリョウヘイ)に勝つと「自分が家族の誰より強かった」という旨の発言を聞く事ができるため、もしかすると彼が111ばんどうろのカチヌキさん一家の長男であるのかも知れない。
- おふれのせきしつ
- 134ばんすいどうの海中にある謎の場所。点字に従って封印を解くと、ホウエン各地に点在する3つのポイント、砂漠遺跡、小島の横穴、古代塚に入れるようになる。
- ルビー・サファイアとエメラルドでは封印の解きかたが微妙に変わっている。
- さばくいせき
- 111ばんどうろの砂漠にある遺跡。レジロックが封印されている。
- ここでも点字に従い謎解きをする必要があり、クリアするとレジロックとバトルする事ができる。
- こじまのよこあな
- 105ばんすいどうにある。レジアイスが封印されている。以下同じ。
- こだいづか
- 120ばんどうろ。レジスチル。同じ。
- そらのはしら
- ホウエン3体目の伝説のポケモン、レックウザがいると言われている場所。殿堂入り後に131ばんすいどうに現れるが、ひびの入った床を突破する必要がありマッハ自転車がないと進めない。
- エメラルドでは殿堂入り前から存在しており、イベントでレックウザを呼びに行く時のみ床のひび割れが(落ちる必要のある場所以外)ないためマッハ自転車は不要。その他のタイミングではマッハ自転車が必要となる。
- ORASではエピソードデルタの影響か、大きく構造が変化し、マッハ自転車を使う必要がなくなっている。
- シーキンセツ
- ORASにて登場した「とくべつほごく」。その実態はかなり黒いものがある。
- ぶっちゃけなんでもありである。なお、無事に倉庫にたどり着くと大量のきんのたまが落ちている。
- マボロシのばしょ
- ORASにて初登場する場所。ホウエン地方各地に存在し、伝説のポケモンが住むという。
- その場所に行くにはメガシンカしたラティアス・ラティオスが必要。
道路・水道
道路・水道の番号は101~134。ほかの地方に比べ水道の割合が高い。
エメラルドにのみ登場する場所や施設
- トレーナーヒル
- 111ばんどうろにある施設で、最上階までの突破の速さを競う。
- げんえいのとう
- 111ばんどうろの砂漠に現れる事がある。崩れる床があるためマッハ自転車が必要で、『いわくだき』を使わないと進めない。
- 中には2種類の化石があるがいずれかしか入手出来ず、入手後は塔は出現しなくなる。
- ただし殿堂入り後に、もう片方の化石も入手可能。
- バトルフロンティア
- 殿堂入り後、エニシダに招かれ、タイドリップ号に乗って行く事が出来る。
- トレーナー向けのテーマパークのような場所で、様々な形のバトルを楽しむ事ができる。
- 立派なポケモン廃人をつくるための施設。ウソッキーが木に擬態しており、ゲットする事ができる。
- アトリエのあな
- バトルフロンティア内に存在する洞窟で、ドーブルが出現する。
- へんげのどうくつ
- 殿堂入り後に103ばんどうろの東岸側に現れる。中には何もなく、ズバットしか出現しない。
- ファイアレッド・リーフグリーンに登場するものと、内部の色が違う以外は全く同じものである。
- りくのどうくつ
- 殿堂入り後に4ヶ所の中からランダムな場所に現れ、119ばんどうろの天気研究所で場所を教えて貰える。中にグラードンがおり、バトルして捕まえる事が可能。
- うみのどうくつ
- 陸の洞窟のカイオーガ版。同じく天気研究所で場所を聞ける。
- さばくのちかどう
- 殿堂入り後、ハジツゲタウンの化石マニアの家から繋がる。
- 幻影の塔で入手しなかったほうの化石がゲットできるほか、野生のメタモンが出現する。
外部イベント関連
限定配布チケットなど、特別な手段によらなければ立ち入れない。
- みなみのことう
- 『むげんのチケット』があれば渡航可能。ルビーならラティアス、サファイアならラティオスが、エメラルドの場合殿堂入り後にミシロタウンで選択しなかったほうがゲットできる。
- 位置的には男女群島付近。
- へそのいわ
- エメラルドのみ。本来はファイアレッド・リーフグリーンに登場するナナシマ地方の島だが、『しんぴのチケット』があれば渡航可能。
- ホウオウ、ルギアがゲットできるほか、ホウオウのいた場所でダウジングマシンを使うと『せいなるはい』が入手できる。
- さいはてのことう
- エメラルドのみ。『ふるびたかいず』があれば渡航可能。ミュウがゲットできる。
- 実際はホウエン地方にはなく、フジ博士の日記には「南アメリカのギアナ」と書かれてある。
ポケウォーカー関連
ハートゴールド・ソウルシルバーのポケウォーカーでのみ行くことのできる場所。
- ホウエンのはら
- HGSSのポケウォーカーにおけるお出かけコースの内の一つ。
- ホウエン地方へ出かけられるという説明がされている。
- あったかビーチ
- HGSSのポケウォーカーにおけるお出かけコースの内の一つ。
- 詳細な場所は不明だが、ホウエン地方にあることが明言されている。
劇場版ポケットモンスターの舞台
- ファウンス
- 第6作「七夜の願い星 ジラーチ」の舞台となった地域。無数の岩の柱と緑に囲まれた自然郷であり、眠り繭の状態で発見されたジラーチの故郷。
- 位置的にはカナズミシティ、ハジツゲタウン、フエンタウンの中央あたり。モデルは中国の武陵源。
- ラルースシティ
- 第7作「裂空の訪問者 デオキシス」の舞台となった街。
- 町の警備をキューブ型のガードロボットが行っていたり、大きな道路は全て動く歩道になっていたりと、科学の進んだ近代都市。
- 位置的には、ヒワマキシティとミナモシティの間あたり。モデルはカナダのバンクーバー。
余談
ホウエン地方とカロス地方はそこまで離れていないらしく、2つの地方の間を泳いで来たという海パンやろうが登場している。
関連動画
関連項目
ポケットモンスターの地名一覧 |
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