マダツボミのとうとは、ゲーム『ポケットモンスター』シリーズに登場する塔である。
概要
『金・銀・クリスタル』『ハートゴールド・ソウルシルバー』に登場する三重塔。キキョウシティの北端に建っている。
ポケモントレーナーが修行をするために建設されたという。ここで修行するトレーナーは「まだ蕾」とでも言いたいのだろうか。
全長30mもあるマダツボミの体が塔の中心を貫く柱になったと言い伝えられている。この柱はゆっくりと左右に揺れており、この柔構造によって大きな地震を受けても塔はびくともしないという。この特徴は実際の五重塔の「心柱（しんばしら）」のそれに近い。リメイクのHGSSでは柱に近付くとミシミシと軋む効果音が聞こえる。
スマブラDXではステージとして出る予定であったが、紆余曲折を経てポケモン亜空間になったとされる
HGSSでは塔の前に池が広がっており、太鼓橋でキキョウシティ中心部と繋がっている。リメイク前の第二世代にはこのような橋はないが、町全体を俯瞰すると通路の両側を池に挟まれていることがわかり、橋っぽく見えなくもない。
HGSSではここをクリアしないと、最初のジムであるキキョウジムに挑戦できないようになっている。直前にある攻略不要の「くらやみのほらあな」を除けば、プレイヤーが最初に攻略することになるダンジョンとなる（内部構造は一本道なのでダンジョンと言ってよいか怪しいが）。
マイナー施設でありながら何気に専用BGM持ちである。和風テイストのちょっと怖い音楽。
ちなみに、HGSSの連れ歩きでマダツボミを先頭にして塔の中で話しかけると特殊な仕草を見せる。
登場トレーナー
塔に登場するポケモントレーナーの肩書きは全員「ぼうず」（リメイクのHGSSでは最上階の長老のみ『ちょうろう』）で、その全員がマダツボミを繰り出してくる。言い換えれば禿頭が禿頭を繰り出す。長老を含めた何人かはホーホーも使用する。
最初にワニノコを選んだプレイヤーにとってはつらいかもしれない。『金・銀』における序盤の厨ポケ・イシツブテ先生もやはり顔を出しづらい。
最上階の長老にポケモンバトルで勝利することで「フラッシュ」のひでんマシン（リメイクのHGSSではわざマシン）をもらうことができる。ポケモンのフラッシュと坊主の頭はどちらが明るいのだろう。
主人公より一足早くライバルのシルバーが最上階に到達し長老に勝利しているが、長老はその実力を認めつつもポケモンへの「いたわり」が足りないと諫めている。
野生ポケモン
日中はコラッタのみだが、夜になるとゴースが多く出現するようになる。序盤の貴重なゴーストタイプ＆催眠要員なのでぜひここで捕まえておきたい。
なお塔の名前にもなっているマダツボミはここには出現しない。マダツボミはキキョウシティ近辺の道路の草むらに出現する。
関連静画
関連項目
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