オリバーとは、「きかんしゃトーマス」に登場する大西部鉄道出身のタンク機関車とショベルカーである。ここでは機関車を中心に述べていく。
機関車
カラーリングは緑。モデルはグレート・ウェスタン鉄道の4800クラス。
原作では23巻、アニメでは第3期第73話「オリバーのだっしゅつ」から登場する。
声優はフジテレビ版では緑川光が担当したため、全体的に出番は少ないが、イケメンボイスとして人気である。第18期からは小田柿悠太が担当している。
彼のBGMは「インディ・ジョーンズ」に似ている。
エピソード
- ディーゼル機関車しか働いていない駅でスクラップにされそうになっていたところをブレーキ車のトードと共にダグラスに助けられた。その後は修理工場でペンキを塗りなおしてもらい、ダックの路線で働く。その路線は「小さな大西部鉄道」と呼ばれるようになった。
ダグラスと共に駅を脱出したときの冒険を話しゴードンに「賢明」、ジェームスに「勇気がある」と尊敬され、ジェームスに匹敵するくらい自惚れてしまう。その話で初めて貨車を扱うが、貨車が言うことを聞かず怒ってしまう。その後怒った貨車に仕返しをされ、転車台に転落してしまった。
- 第4期ではトードの提案で、その事故の首謀者であるスクラフィーを懲らしめることに成功し、以降貨車は彼に怯えるようになった。
- 第5期では貨車の入れ替え作業だけという仕事に不満を持っていた。貨車に当たり事故を起こしてしまい、その夜トップハム・ハット卿に咎められ、郵便列車を運ぶことになる。信号士が眠っていたため、使われていない線路に入り古い小屋に突っ込んでしまうが、その小屋の側にソドー島の名所があり、ハット卿に褒められた。
また「うしろむきのトード」ではトードが紹介されないため、オリバーがまるで主人公だったかのように最後に紹介される。(ちなみにトードはオリバーの後ろにいる)
- 第6期では話の中に登場しないが、後ろ向きで走るシーンがある。
- 第7期ではトーマス同様雪を嫌ってる描写がある。線路が凍っていたため駅の側線に入り、子供たちが作った雪だるまに突っ込んでしまい、しかもそのままトードと共に夜を過ごすことになるなど散々な目に遭ったが、子供たちがオリバーを雪だるまにし、楽しんでいる姿を見て雪の魅力に気付いた。
- 第8期から第11期までは一度も登場しないが、第12期で復活した。
- 第12期では近道をしようとして道に迷ったゴードンに正しい道を教えた。
- 第18期でトードと共に復活。スクラップ工場から脱出した時の話をトードに何回もしている。
- 第19期ではトード、レスキューチームと共にクジラを救出する。
- 第20期ではダックと共に倒木にぶつかる事故を起こしそうになったが、スキフに助けられ、ダック、ハーヴィーと共にスキフをヒーローと称えた。
その他
- バルジーとの会話の後、もう一台の二階建てバスがいることをダックに明かしているが、そのバスは一度もアニメに出ていない。
- 原作ではイザベラという客車を牽いている。
- 彼の他に同名のショベルカー(下記参照)がいる。もし2台が同じ場所にいたらどう呼べばいいのだろうか?実際長編第11作目ではマリオンが混乱した。
- 第7期では緑川光の声質のためか、声が低くなっていた。
- 登場そのものが少ないため、エキストラを除き、機関車と一緒にいるシーンが少ない。例えばトビーやボコとは作中一度(第4期のトーマスととくべつなてがみ)しか遭遇したことがないが、トビーとは長編第12作でナップフォード駅で一緒にいた。
- オリバーが出演する話にはジェームスが一緒に出演かエキストラとして登場することが多い。CGシリーズ初登場の際も、ジェームスと共に共演している。
- CGアニメ以降はボディーがトーマスより少し小さくなった。またランボートが黒に塗り替えられている。
トード
詳細はトード(きかんしゃトーマス)を参照
ショベルカー
ジャックたちと共に働く茶色い大型のショベルカーである。声優は堀川りょう。
シャベルで土砂を掘っては、マックスとモンティの荷台に入れるのが主な仕事。真面目な性格。
長編第14作では機関車の方と共演を果たしている。
関連動画
関連静画
関連項目
きかんしゃトーマス | |
---|---|
機関車 | トーマス - エドワード - ヘンリー - ゴードン - ジェームス - パーシー - トビー ダック - ドナルドとダグラス - オリバー - ビルとベン - ステップニー ハーヴィー - エミリー - ファーガス - アーサー - マードック - スペンサー - モリー - ロージー - スタンリー ヒロ - ライアン - ニア - レベッカ |
- 3
- 0pt