カオスナンバーズ(英:Number C)とは、アニメ「遊☆戯☆王ゼアル」に登場する特定のカードの総称である。
カード名やカードテキスト上では「CNo.」と書いて「カオスナンバーズ」と読む。
概要
作中に登場する特別なモンスター・エクシーズのカード、ナンバーズが進化した存在。ルール上はNo.の一部であり、戦闘破壊耐性など、ナンバーズ共通の特徴は受け継いでいる。また、CX(カオスエクシーズ)と合わせて、「カオス・モンスターエクシーズ」の一種としても扱われる。あるいは、CXとCNo.を総称して「カオスエクシーズ」と呼ぶことも。
現状、漫画版にこの設定は存在しないが、ナンバーズの進化形態としてシャイニングナンバーズ(SNo.)が登場している。
この形態になる方法は大まかに2種類存在する。
1つは、CNo.のほうに、指定したモンスターの上に重ねてエクシーズ召喚できる効果が備わっているもの。こちらの場合、カオス化前後でランクや攻守などのステータスに変化が無く、効果や要求する素材などのテキストが変化する。
もう1つは、何らかのカード(RUM(遊戯王)を参照)によってランクアップする形で出すもの。こちらの場合、ランクアップという呼称の通り、CNo.のランクは、元のNo.より1つ高くなり、攻守にも変化が見られる。
こちらの場合、効果発動のために、特定のモンスターからのランクアップが条件に指定されていることが多い(例外的に「CNo.39 希望皇ホープレイV」は「RUM-リミテッド・バリアンズ・フォース」によるランクアップを指定している)。
作中で最初に出たのは前者で、該当するモンスターは2体しか存在せず、限られた人間だけができる特別な召喚方法といった扱いであった。その後、ZEXALⅡで後者の召喚方法が登場。主にバリアン世界の力によってランクアップすることが多いが、「RUM-ヌメロン・フォース」によるランクアップはその例外である。
どちらの場合でも、通常のエクシーズ召喚のための素材も指定されているが、アニメで実際に通常のエクシーズ召喚が行われた例はほぼない。数少ない例外として、ベクターの「RUM-千死蛮巧」、ドン・サウザンドの「ヌメロン・カオス・リチューアル」によるエクシーズ召喚は、テキストに書かれた素材指定に則ってエクシーズ召喚が行われた。
実際に作中で存在が確認できたナンバーズは記事の後半にある表のとおりだが、アニメでは「No.54 反骨の闘士ライオンハート」をランクアップさせようとしている場面が存在した(実際には行われなかった)ことから、設定上は以下に示されたもの以外にもカオスナンバーズは存在し得ることがわかる。
アニメでは「『CNo.』と名のついたモンスター」を指定するカードとして、「カオス・フィールド」、「カースド・カオス」などが登場している。
カオスナンバーズ自体が早くから登場していた割には、実際にテキストでCNo.を指定するカードが出たのは遅く、多くはバリアン関連の人物によって使用されている。
漫画版では『CNo.』と名の付いたモンスターは存在せず、代わりに『SNo.(シャイニング・ナンバーズ)』と名の付いたモンスターが少数ながら登場している。
オーバーハンドレッド・ナンバーズのカオス化(CNo.10X)について
オーバーハンドレッド・ナンバーズのカオス化の呼称は、「カオス・オーバーハンドレッド・ナンバーズ」と「オーバーハンドレッド・カオスナンバーズ」の2種が存在する。前者は129話のアストラル(「カオス・オーバーハンドレッド」と呼んでいる)や136話のベクター、141話、142話のナッシュなど。後者は、125話の鉄男、141話の遊馬。
141話では両者が混在しているため、途中で設定変更があったとは考え難く、なぜ統一されていないかは不明。単にスタッフが呼称について特別意識していないだけかもしれないが。
一応、前者はバリアン世界・アストラル世界の者、後者は人間世界の者が使用しているが、これが何らかの意味を持つのかは不明。
もっとも、アニメテキスト上では「『CNo.10X』(Xは1~7の任意の数値)」と指定しているため、上記の呼称はあくまで(ルール上は)通称に過ぎず、また、特に「オーバーハンドレッド」かつ「カオス」であることが重要でない場面では、単に「オーバーハンドレッド・ナンバーズ」や「カオスナンバーズ」、「カオスエクシーズ」と呼ばれる。CNo.10Xに特別の呼称が多用されるようになったのは、CNo.10X専用サポートが登場する終盤になってからである。
OCGにおいて
OCGでもカオスナンバーズは存在する。
特定のモンスターをランクアップした場合というアニメ版の条件は、特定のモンスターを素材にした場合という条件に変えられている(そもそもその条件自体が消された「CNo.101 S・H・Dark Knight」なども存在する)。
また、このカテゴリに内包される「CNo.39」というカテゴリも存在する(現状、該当するのは全て「希望皇ホープ」と名のついたモンスター)。
「CNo.」に関する効果を持つカードとしてはRUMや「ドン・サウザンドの玉座」のほかに、公式使用不可なカードとして「勝利の方程式」が登場している。
カオスナンバーズ一覧
詳細はそれぞれのナンバーのリンク先を参照。
(下の表の数字にマウスカーソルを当てると、リンク先で扱われているカオスナンバーズの名前が出てきます。)
背景が白いものは記事が作成されておらず、当記事下部の紹介へ飛ぶ。
背景がそのナンバーズの属性の色になっているものは、記事が作成されており、その記事へ飛ぶ。
C01 | C05 | C06 | C09 | C15 | C32 | C39 | C39V | C39V |
C40 | C43 | C65 | C69 | C73 | C80 | C88 | C92 | C96 |
以下は、オーバーハンドレッドのカオスナンバーズ。全てドン・サウザンドに由来するカードであり、アストラルの一部ではない。また、CNo.1000は特殊で、カオスではない同じナンバーのカードが存在しない。
C101 | C102 | C103 | C104 | C105 | C106 | C107 | C1000 |
記事が作成されていないカオスナンバーズは以下で解説する。
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関連動画
関連項目
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