カンニングペーパーとは、
のどれかを表しますが、1を解説
概要
テストなどの不正行為(→カンニング)において
前もって準備する答えの書かれた紙(ペーパー)のこと。略して「カンペ」。
これを見ることで本来覚えて対応する所を覚えなくても解ける。なお、「カンニングペーパーを用意するぐらいならその分を勉強に回せ」と言った意見は数十年前に出尽くしている。
単語など丸暗記系の問題には有効だが、計算や記述が必要な問題には効果が薄いといった欠点もある。
カンニングペーパーはいろいろな分野で利用されている。たとえばテレビにおいてはADが用意し覚えが悪い司会者の進行に使ったり、重要な会議・プレゼンテーションでは説明文の台本、ミュージカルのマリモナインなどそれなりの場面では非常に有効ではあるが、中間・期末テスト、大学試験などでは不正行為として扱われる。
変遷
カンニングペーパーは時代に沿って変化している。昔は、紙や鉛筆・消しゴムの裏に書き写したがそれが進化してシャープペンの中に格納されるようになる。また生徒手帳がある学校では生徒手帳の中に書き写され、さらに時計が無い学校においては腕時計の中に潜めるようになる。
また、トイレ行く事を利用して答えを確認する・視力が良いことにを利用して窓の外(ベランダの柱)に答えを書いておく、干した布団に答えを貼っておくなどの手もあった。近年ではポケットベルを利用し第三者から答えを教えてもらったりそれが進化して携帯電話のメモ機能・はたまたメールなど電子機器を利用するなど現代に至っても、テストの内容に掛ける努力は少なくなっても、不正に関わる努力だけは知恵を働かせるといったことは変わらない。
関連項目
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