クローンデデデとは、星のカービィシリーズに登場するキャラクターである。
概要
星のカービィ ロボボプラネットに登場したキャラクターでエリア5「リポジトリムリズム」のボス。
ポップスターを侵略し機械化した宇宙企業『ハルトマンワークスカンパニー』に所属する秘書スージーが密かに採取したデデデ大王の細胞から生み出されたクローン(プロダクトNoはD-0030)。スージー曰く「デーンジャラスで、デーッドリーで、デーラックスな、クローンモンスター」で全身が紫色で目は白目になっており、手持ちのハンマーと背中にハルトマン社のロゴマークが入っている。生まれたばかりにも拘らずオリジナル以上にカービィへの強いライバル心を持ち(カプセルに入った紫の塊のような状態でもカービィに近づけただけで激しく蠢く)、目覚めて早々に眼前のカービィに敵意をむき出しにして襲いかかってくる。ハルトマン社は開発当初は心もオリジナルのものを完全複製しようとしたようだが流石に不可能だったらしく、試作段階では食べ物ばかり求めたりとある昆虫をやたらと恐れたりと戦力にするには不備が目立ったため断念したらしい。
上昇するエレベーターの上というステージで戦い、最初は従来のデデデ大王と同じような攻撃パターンだがある程度ダメージを受けると四散して液状化した後に3体の「デデデクローンズ」に分裂し、それぞれがバラバラに攻撃を仕掛けてくるようになる。デデデクローンズは一定のダメージを受けると四散した後に再復活してデデデジャンプをしながらステージに戻ってくるが、復活の度に少しずつ小さくなり耐久力も下がっていく。ステージがそれほど広くないこともあって分裂後の3体は動きを読みづらくなる強敵だが、実はステージの最上部にいれば飛び上がってのハンマー叩きつけ以外の攻撃は当たらないようになっている。
体力が0になるまで撃破すると3体とも液状化して動かなくなり、これで勝利かと思いきや・・・。
D3砲
スージーが3体に増えるクローンデデデには力を合わせて操縦する最強のウェポンが必要と考えて用意した立体砲台。デデデクローンズを全て撃破するとエレベーターが施設の屋上に到達してこの兵器が現れ、再復活したクローンデデデ達がD3砲に乗り込み連戦になる。
D3砲はステージ上のレールを移動しながらマシンガン、火炎放射、極太レーザー、巨大時限爆弾と言った多彩な重火器を使用し体力が半分を切るとさらに動きが激しくなりステージを爆走するようになるが、攻撃の殆どは直線的で予備動作も長いので空中にいればほぼ全ての攻撃を回避することが出来る。
パターン化すれば攻撃は回避しやすいことから「ランダム性の強いクローンデデデの方が厄介」と評する人も少なくない。
D3砲の体力を0にすれば勝利となり回転しながら暴走したD3砲が大爆発を引き起こし、搭乗していたクローンデデデ達が背景に吹っ飛んで爆散し「D D D」の文字を残す。
因みにD3砲は93億ハルトマニーという多額の資金を投資して開発されたらしいが動力は搭乗しているクローンデデデ達の自家発電で賄っているらしく、移動や攻撃時には左右のデデデが必死にペダルを漕いでいる姿が確認できる。
戦闘BGMはクローンデデデ戦では通常のボスBGMが使われているがクローンデデデ&D3砲戦では専用BGM「伝導電磁式三連砲:D.D.D.」に変わり、メタナイトの逆襲で使用されたBGMとデデデ大王のテーマのアレンジメドレーという豪華なものになっている。
ストーリーモードをクリアするとプレイできるようになる「メタナイトでゴー リターンズ」ではクリーム色のようなカラーリングになった強化版のRe:クローンデデデとD3砲が登場。攻撃のスピードと攻撃範囲が広くなった以外にもデデデクローンズに分裂する前にはオリジナルのデデデ大王がTDXやカービィファイターズZで披露した武器からエネルギー弾を飛ばす技を使うようになっている。
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