スターフォースとは、以下のことを指す。当記事では1を解説する。
- テーカン(後のテクモ、即ちコーエーテクモゲームス)によるシューティングゲーム作品
- ゲーム「流星のロックマン(第一作)」に登場する変身システムのひとつ
概要
1984年、アーケードタイトルとして発表。縦スクロール型のシューティングゲームである。
プレイヤーは主人公機「ファイナルスター」を操作し、宇宙空間に浮かぶ浮遊大陸「ゴーデス」をイメージしたステージを進攻して行く。敵機は飛来する空中機の他、地上に(攻撃はしてこず、移動もしないが)配置された地上機が出現し、これらを共通のショットで撃破する。ステージ最後にはエリアターゲットと呼ばれる、該当エリアの名前(ギリシャ文字でΑ~Ωと∞)が刻まれたボス機が出現し、これを撃破することでステージクリアとなる。
敵輸送機「カルデロン」を撃破すると、その中に捕らえられている支援機「パーサー」が解放される。これは所謂パワーアップアイテムであり、接触することでファイナルスターと合体、移動速度・連射速度・弾速が向上する。見た目は縦に長くなるが、当たり判定は変わらない。
本作の特徴的な点は、作中に隠された複数のボーナスフィーチャーと、それを利用したスコアアタックにある。「ラリオス」を合体前に撃破する、ジムダ・ステギ(耐久力のある地上物が縦に長くつながっている箇所)を一定以上破壊する、隠しキャラクターを撃破する、と言ったものが代表的。中でも隠しキャラクター「クレオパトラ」は、100万点という凄まじいボーナス点を持つ(獲得時は専用の演出も入る)。このクレオパトラのボーナスが隠されているポイントは作中にヒエログリフでヒントが記載されており、本作の謎とされている。
後にSG-1000、MSXパソコン、そしてファミコン等へ移植されている(その他旧作移植系のタイトルの収録タイトルとしての移植多数)。中でもハドソンが担当したファミコン移植版は、比較的高難易度である本作をファミコン向けに低難度化アレンジし人気を博した。さらにハドソンはオリジナルの続編として「スーパースターフォース」を計画、これが後に「スターソルジャー」としてリリースされることになる。ハドソンは他にもMSXパソコン用も担当、独自規格「Bee-Card」タイトルとしてリリースされた。
公式な続編としては「スーパースターフォース 時空暦の秘密」、そして「ファイナルスターフォース」が存在する。ただし後者は本作の面影はほとんどない。
関連動画
関連商品
関連項目
- 1
- 0pt