セクマイとは、セクシュアルマイノリティ(Sexual Minorty、性的マイノリティ、性的少数者など)の略称である。
概要
セクシュアルマイノリティとは何かについては、「性のあり方が非典型的な状態像のある人を表現する言葉」「具体的には同性愛者やインターセックス、トランスジェンダーやポリアモリー等々のひとたち」といった説明までとして、あとはGoogle先生に譲り、ここでは主に略称としての内容にとどめる。
セクマイという略称が当事者のあいだで使用されるようになった時期は定かではないが、日本のセクシュアルマイノリティの権利を訴えるLGBT運動や、日本の大学のセクシュアルマイノリティサークルにおいて、習慣的に使用されるようになった略称と推測される。
なぜ当事者間で頻繁に使われるようになったか、具体的に推測できるのは
- 日本語としては長い音節の言葉になっている
- 木村拓哉をキムタク、ポテトチップスをポテチ、VOCALOIDをボカロ、と呼ぶような名称の省略・略称文化から
- 「セクシュアルマイノリティ」「セクシャルマイノリティ」「マイノリティー」などカタカナ表記が分かれてしまいがち
- SNSなどの影響
などなどの事あたりではないかと考えられる。
そもそも、たとえば「ホモ」や「レズ」といった言葉で侮蔑的に呼ばれたり暴力・差別にさらされることや、蔑称を浴びせられる状況から当事者が抜け出すために、呼称を当事者自身が切り替えたり、既に浴びせられる言葉を逆手に取ることは、(セクシュアルマイノリティに限定しなくても)よくある事である。
当事者が便宜的に自称したり、あるいはアイデンティティとして恒常的に自称したり、当事者でないひと(?)が性的少数者のことを他称したりする。
一方でこの言葉を全く知らない当事者や使う必要のない当事者、この言葉に出会う機会自体が全くない当事者や「セクマイ」当事者にあたる人でもポリシーとしてこの略称をあえて採用しないなどの場合もある。
ニコニコにおいては、「セクマイ」で動画を検索してもほとんどヒットしない一方で、ニコニコ生放送のほうで検索すると放送終了番組が700件以上出てくる(※2013年3月現在)。
関連リンク
- セクシュアル・マイノリティ/LGBT Q&A【基礎知識編】
- It Gets Better Japan
- NPO法人LGBTの家族と友人をつなぐ会
- NPO法人アカー(OCCUR)
- すこたんソーシャルサービス
- NPO法人ピアフレンズ
- LOUD
- かながわレインボーセンター SHIP
- NHKオンライン | 虹色 - LGBT特設サイト
- ハートをつなごう学校
- 東京プライド|TOKYO Pride
- GLOW-早稲田大学公認セクシュアルマイノリティサークル
- 日本セクシャルマイノリティ協会
- JAPAN Rainbow Aid
- RainbowAction
- トランスジェンダージャパン
- クィア学会 The Japan Association for Queer Studies
- 慶應義塾大学セクマイサークル『Kolours.』
- セクマイサークル、作りませんか? - Rainbow College
- レインボープライド愛媛
- Betty 青山大学 LGBTサークル
- にじいろかぞく
- 虹色ダイバーシティ
- レインボー金沢
- 関西レインボーパレード
- SAG徳島
- にじいろ宮崎公式ブログ
- PROUD LIFE
- グッド・エイジング・エールズ
- RAINBOW SEXUAL LIFE
- 2CHOPO(にちょぽ)
- 中央大学 LIGHT HEARTS
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関連項目
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