概要
惑星セルポからやって来た宇宙人。第1話でモモとオカルンがお互いに宇宙人の存在と幽霊の存在を証明するために勝負をし、モモが奈木病院に出向いた際に登場。モモが宇宙人を信じるきっかけともなった。
普段は黒目で七三分けのヘアスタイルをした中年男性のような見た目をしており、全員が同じ見た目をしていることからかなり不気味な雰囲気を醸し出している。本当の姿は、四本指で幾何学的な縞模様が入ったいかにも宇宙人と分かるビジュアルをしており、ウルトラマンシリーズに登場するペガッサ星人とダダが合わさったデザインになっている。
雄しかいない種族であり、クローン技術で個体を増やすしている。全員が同じ外見をしているのもそのためである。また、姿だけでなく思考を含む内面も全く同じものを持っている。
ただそれだと生物的進化が起こらず、葛藤や喜怒哀楽が消失している。生殖機能を手に入れるために、セルポ星人は地球人の性器(バナナ)を取り出し研究しようと企んでいる。
彼らの中では地球人とは友好関係を結んでいるという認識であり、地球人に対しては常に敬語で話す。しかし、実際は第1話でモモを攫ったときのようにサイコキネシスによって相手の性欲を高めた上でレイプ(拷問器じみたメカニカルな性器を女性器に挿入して子宮を摘出する)という鬼畜な手段を講じ、そのくせ凶暴と看做した対象とは仲良くできないと発言するなど、地球人とは相容れない倫理観を持っている。
宇宙人の中ではそこまで戦闘力は高くないものの、高い技術力と頭脳を持っており、月に擬態できるUFOなど様々な装置を操ったり、宇宙人やUMAを改造することもできる。
モモに念力を掛け過ぎたことで彼女の超能力を目覚めさせてしまい撃退される。その後は特別な力を持ったモモやオカルンたちに興味を持ち、彼らの性器(バナナ)を奪おうと画策する。
ちなみに、元ネタは1960年代にアメリカ政府が秘密裏におこなったと言われている極秘計画「プロジェクト・セルポ」からだと思われる。
能力・技術力
六根(ろっこん)
念力によって壁にクレーターを作るほどの強力な衝撃波を放つ。また、集中させることによって強力な防御壁を作ることもできる。
名前の由来は仏教から来ており、セルポたちの感覚が通常を超えていることを象徴している。
セルポ式測量法
両手をT字に交差させる独特のポーズから敵との距離を測ったり、敵の動きを捉えたりする。上述した六根を放つための標準を合わせるためなどに使用する。
すごいゾーン
セルポ星人3人が念力を合わせることで発動できるゾーン。その中では変身はおろか、立ち上がることすらできなくなる。ただし、本人たち自身がゾーンの中に入れないという欠点がある。
解剖装置
下半身から露出する相手の性器(バナナ)を奪い、解剖するための装置。女性相手のときは男性器のような卑猥な形で先端が注射器のようになり、男性相手のときは先端がハサミのようになる。
ドーピング剤
対象にぶっ刺すことで24時間かなりのパワーアップを可能になる。
虚空装置
辺りが真っ黒でスピリチュアルな人間しか入れない空間を作る装置。霊力が低い人間は入れない。
通信ケーブル
下半身から出したこのケーブルを使用することによって他の宇宙人・UMAと合体することができる。
作中ではシャコ星人、ネッシーと合体することにより3体の能力を兼ね備えた強さとなり、「高圧縮水流」という首に水をチャージしてから強力なハイドロポンプを繰り出すレーザー攻撃を放つ。
アイロン
別のデータに書き換わったセルポ星人の頭に挟むことで元のデータに戻すことができる。
作中ではデータを書き換えられ、「This Man」と呼ばれるおっさんの姿に変貌したセルポ星人に使用し、元の七三分けの姿に戻している。
金の玉回収装置
銃のような形をしており、相手の股間に当てて金玉を回収する装置。
戦闘用シュミレーター
眼球に残っている映像をスキャンし、ARホログラムによってデータを立体化する装置。一度見たものは36時間以内であればどんな映像でも再現できる。
小型通信機
脳波を感知してテレパシーのように通信ができる装置。通信機のスイッチを1回押すとホログラムが出現し、2回押すと画面切り替え、3回押すと消せる。
治療装置
下半身から出した針を刺すことで瀕死の重傷クラスの傷を治すことができる。
セルポ6郎
侵略宇宙人集団「深淵の者(クル)」に襲撃された際にただ一人残ったセルポ星人であり、モモと共闘することになった個体。ちなみに、名前はモモが付けたもの。
事件解決後、モモと過ごした経験によって個体で唯一「自我」が芽生えてしまい、他のセルポ星人から不良品認定され、追放される。その後は地球に残ってコンビニでアルバイトをしながら暮らすようになり、より時給のいいバイトを探しながら、騒動に巻き込まれたモモたちを手助けしている。
6郎はキリッとした目付きをしており、目元に変身時のオカルンのようなラインが浮かび上がっているため、他のセルポ星人と見た目で見分けることができる。また、性格も他のセルポと比べると紳士的であり、モモも「セルポは嫌いだけど、6郎は嫌いじゃない」と述べている。
また、「深淵の者(クル)」との戦いで瀕死の重傷を負った際、シャコ星人がナノスキンをくっ付けたことで復活。しかも6郎固有の能力としてナノスキンによって自身の身体を自在に変形できる能力を習得。
「自我」も含め、6郎はセルポ星人の進化形になったと言えるだろう。
余談
セルポ星人を演じる中井和哉氏はセルポ星人の各個体を声色を変えて見事に演じ切っているが、アニメ8、9話の3体(D,E,F)が1話の3体(A,B,C)とは別個体であると知った時、「これ別なんですか!!?」と狼狽えていたとのこと。
関連動画
関連静画
関連チャンネル
関連項目
- ダンダダン
- 綾瀬桃 / モモ
- 高倉健 / オカルン
- 綾瀬星子 / 星子
- 白鳥愛羅 / アイラ
- 円城寺仁 / ジジ
- ターボババア
- ドーバーデーモン / シャコ星人(ギグワーカー)
- 宇宙人
- 性器(バナナ)
- コンビニバイト
- 中井和哉(担当声優)
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