ドラえもん のび太のBIOHAZARD 無駄に改造版(俗称:無理のないバイオ)とは、改造版ドラえもん のび太のBIOHAZARD EasyTypeをベースとして作られたドラえもん のび太のBIOHAZARD改造版の一つである。作者は125氏。
概要
まとめwikiで紹介されているドラえもん のび太のBIOHAZARD(以下のびハザ)の改造版の中でドラえもんが黒幕として登場しない最初の作品。
これまでののびハザ改造版作品では武器を追加しただけの物や、カオス要素を前面に押し出した作品が主流だった。
しかし、無理のないバイオの登場を境に状況は一変。武器追加、カオス作品よりもシナリオ重視の作品が好まれるようになった。
ドラえもんにおいて無理のない話というコンセプトで開発されているため、カオス要素はEasyTypeやDeathModeに比べると非常に少ない。ドラえもんを敵としないのびハザ改造作品の先駆けであり、当時は非常に高い評価を得ていた。
難易度は高く、理不尽なキーアイテム隠しや初見殺し、詰みポイント等もあり、初見ほどこのゲームをクリアするのに苦労する設計になっている。
ドラえもんのび太のBIOHAZARDまとめサイトの専用ページで入手できる。
武器の変更
EasyTypeベースであるが、バランスブレイカーなEasyTypeの追加武器は全て取れなくなっている*1。武器の攻撃力も一部変更されており、ハンドガンの攻撃力が30→40に強化された。
EasyTypeで猛威を振るっていた包丁はトンファーと変えられ、攻撃力は10→2へと大幅に弱体化。実質没収されてしまった。ちなみに、トンファーのダメージは乱数込みで0~4ダメージ。しかもこの乱数は何故か重複する。(二回目は-2~+6、三回目は-4~+8という具合にダメージが変動する。武器を構え直せば乱数の重複はリセットされる。)
この包丁の没収は作者が「のび太が大の大人のゾンビを切り倒すのが想像できない」と説明していたが、包丁によるスライドアタック戦法*2への作者なりの対抗策ではないかと思われる。
*2 包丁と向き固定移動を組み合わせた無敵の戦法。無理のないバイオが出た頃には既に知られていた。
ゲームの難易度について
無理のないバイオが初めて公開された頃、改造版スレッドでは難易度の高い作品や初見殺し、理不尽さに定評のある作品が作られていた時期でもあった。そのためか、このゲームもそのような要素が数多く含まれている。当然難易度も高い。また、キーアイテムの隠し場所も酷く、そこら辺の死体や倒した敵の死体に隠されていることがある。※これは俗に死体隠しと呼ばれ、続編の無理のないⅤまでこの傾向は続く。
シナリオがいいからと言ってのびハザを初見でプレイする人に無理のないバイオをオススメする人がいるが、これは止めた方がいい。この難易度について行けず、序盤で実況を投げ出してしまった動画主や生主も決して少なくはないからだ。
関連動画
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD EasyType
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD 無駄に改造版Ⅱ
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD 無駄に改造版Ⅲ-アウトブレイク-
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD 無駄に改造版Ⅳ
- ドラえもん のび太のBIOHAZARD 改造作品一覧
関連リンク
- 3
- 0pt