バトルトードとは、レア社開発の横スクロールアクションゲームである。
デザインからゲーム内の雰囲気まで、基本的にはかなりガチガチの洋ゲーである。
しかし、レア社らしい計算し尽くされた仕掛けや、鬼畜としか言いようのない初見殺し・コンティニュー制限から、コアなファンが多い隠れた名作。
洋ゲー臭さが強いため当時敬遠されがちで、ファミコン版はスーパーファミコンが登場したファミコン末期時代に発売されたため、知名度は少ない。
概要
元は海外で展開され人気を博していたゲームだったが、日本ではファミコン、メガドライブ(2年後)の順で輸入された。
日本版はやや鬼畜度合いを下げているとはいえ、やはり難易度の高いゲームである。
1クレジットにつき、プレイヤーには基本残機6と6ライフが与えられる。それだけ見ればとても楽なように見えるがとんでもない。
敵の攻撃が必ずしもライフ1の威力とは限らないうえ、後半になってくると「一度攻撃を食らえば永久コンボをかまされて1機消滅確実」というボスキャラまで出てくる。つまり1残機=1ライフという状況が普通になる。
序盤はまだいいが早い段階から即死だらけのステージが登場し、後半からはそれがあれよあれよと増えてくる。
だが、本当にクリア不可能なくらいに理不尽なわけではなく、死んでいくうちにその解決方法を徐々に発見していくことは十分可能であり、いわば死にゲー、覚えゲーである。
プレイヤーキャラの表情の豊かさ、死にポーズの豊富さも特徴。特にファミコン版は最後期に発売された作品であるため、グラフィックの質はかなり高い。
メガドライブ版はこれをほぼそのまま移植した作品だが、色数が増えるなどさらにクオリティアップされている。
シリーズ通して、音楽の担当はスーパードンキーコングシリーズでお馴染みのお馴染みのデビッド・ワイズである。後にリリースされたスーパーファミコンソフト「バトルトード イン バトルマニアックス」や、双截拳の使い手との共演作「バトルトード&ダブルドラゴン」(日本未発売)は、音源が音源だけにBGMがスパドンにクリソツな曲が多い。
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関連項目
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