メトロイドとは、1986年に任天堂からディスクシステム向けに発売されたゲームソフトである。
概要
メトロイド | |
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | アクションアドベンチャー |
対応機種 | ディスクシステム |
開発元 | 任天堂 |
発売元 | 任天堂 |
発売日 | 1986年8月6日 |
価格 | 2,600円 |
対応年齢 | CERO:A(VC版より) |
プレイ人数 | 1人 |
ゲームソフトテンプレート |
メトロイドシリーズ記念すべき第1作。ディスクシステム専用ソフト。
後にファミコンミニ用ソフトとして移植され、GBAの『ゼロミッション』の第1部としてリメイク版が収録されている。Wii、3DS、Wii Uにてバーチャルコンソールの配信も行われた。
惑星SR388から発見された危険な生命体「メトロイド」がスペースパイレーツに奪われた。「メトロイド」を悪用されることを恐れた銀河連邦は、彼らの根拠地、要塞化した惑星ゼーベスを攻略しようとするが失敗する。そこで超一流の戦士サムス・アランに、ゼーベスへの潜入、メトロイドの処分及び要塞の中枢である「マザーブレイン」の破壊を依頼する。
サムスとタイトルにもなっているメトロイドの最初の遭遇を描かれている。
スペースパイレーツの組員はリドリーとクレイドしか登場せず、敵の大半は惑星ゼーベスの原生生物となっている。
この初代メトロイドでは、点在する狭い足場をジャンプで渡っていく場面がとても多い。にもかかわらず、サムスのジャンプはフワフワしたとても癖のある動き(重力の小さい空間を再現している)をしており、コントロールが難しい。竪穴をひたすら上っていくエリアでミスすると悲惨なことになる。ちなみに、このサムス特有のティッシュジャンプはその後の作品にも継承されているが、シリーズが進むにつれてその要素は薄まり、操作しやすくなっていった。
また、マップは広大で探索要素が多いが、セルフマッピングをする必要があり(オートマッピングが搭載されるのは『スーパー』以降)、難易度は高い。
ロード回数は少ないが、ロード自体は数分かかるほど長い。
ファミコンの性質上、今作のサムスはほぼ3頭身で、ヘルメット以外はあまり描き込まれていない。
ファミコンクラシックミニでのインタビューによると、新人デザイナー2人で開発が始まり、13ヶ月の開発期間のうち、10ヶ月は作りたいゲームの方向性が大まかに決まっていた程度で、残り3ヶ月で開発者を総動員して現在の形に仕上げたという。
構想段階で、マリオとは違い横からの体当たりで敵を倒せるゲームを作りたいというイメージがあり、それを実現するスクリューボールが後にメトロイドシリーズのエンブレムとなった。
関連動画
外部リンク
関連項目
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