「ラスボス、やめてみた 〜主人公に倒されたふりして自由に生きてみた〜」とは、野生のラスボスによる無双物語である。
概要
「ラスボス、やめてみた 〜主人公に倒されたふりして自由に生きてみた〜」とは、小説家になろうで連載中のWeb小説である。ジャンルはハイファンタジー。作者は坂木持丸/キーチ。
RPGのラスボスがラスボス辞めて好き勝手に生きると決めたからさあ大変。ストーリー崩壊させまくる破天荒なラスボスにゲームの登場人物たちは大混乱。この世界は俺の玩具。エンディングは最高のものでなくてはつまらない。今日もラスボスは気ままにこの世界をプレイする。
あらすじ
魔物の創造するその圧倒的な力によって人々から恐れられていたノア帝国の魔帝メナス・ノア。
ある時、革命軍を名乗る武装集団に居城を攻め込まれる。その光景を見たメナスはこの世界が夢で見た日本のRPG「レジスタンス・ノア」のゲームの世界であることに気付く。
自身がこの世界のラスボスであり、延々と人々から命を狙われ続けることに虚しさを感じたメナスはこのイベントを利用して自分が死んだように偽装し、帝国をゲームの主人公アレクに押し付けて自由の身となったところからこのゲームはスタートする。
登場人物
- 『魔帝』メナス・ノア
- 本作の主人公にして、ゲーム「レジスタンス・ノア」のラスボス。
ノア帝国13代皇帝。強力な魔物を創造する力を持つ。
アレクが居城を攻めてきたのを機に自分を死んだように見せかけ、地位をアレクに丸投げして自由の身になる。
幼い頃は正義の味方に憧れる少年だったが、大事な人が目の前で殺されてからは力を求めるようになる。10歳の時から皇帝として外敵から帝国の人々を守るため必死に力を振るって頑張ってきたが、かえって人々から恐れられ不幸にさせる現状に嫌気が差していた。
そんな過去があってか自由となってからは自分の好きなように生きようと決意し、自分が望む最高のエンディングに変えるべくラスボスの力を振るう。
- アレク(アレクサンドラ・ロードナイト)
- ゲーム「レジスタンス・ノア」の主人公。作中ではアレクと表記。ゲームでは性別が選択可能だったが、この世界では女主人公として存在している。
ノア帝国を滅ぼされた祖国の仇を取るため(実際は祖国が帝国を攻めて返り討ちにあい滅ぼされた)仲間を率いてメナスの居城に攻め込む。このイベントは本来は負けイベントであり、アレク以外は全滅し、その後幾多の冒険を経て信頼できる仲間を集めてアレクは成長する予定だったが、負けイベントで勝利してしまったため成長してない状態でノア帝国を継ぎ、色んな苦労を背負わされる。
恐怖の対象にしかなれなかった自分とは違い、アレクが人々の希望の象徴となることをメナスから期待されており、実力不足のアレクをメナスは陰から支えている。
- ミコりん(ミコリス・ピンクハート)
- ピンクハート妖精国の第1王女。ミコりんはあだ名。キャラデザインが良く、ゲーム「レジスタンス・ノア」でも1位2位を争う人気キャラ。ツンデレだが寂しがり屋のマザコン美少女である。
中ボス格の「竜王ニーズヘッグ」の件で母親ともめて家出し、素性を隠してノア帝国に来て修行している…のだが、ストーリーを知るメナスに速攻で素性を暴かれる。
その後も非常識で規格外な力を持つメナスに振り回されつつも、ニーズヘッグから世界樹を守るために奮闘する。
関連リンク
関連項目
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